2019年4月23日火曜日

ホテルの監視カメラに要注意

ビジネスでホテルを使用する人は、ホテルで注意しないといけないことがある。それはホテルの部屋の監視カメラである。

最近のホテルの部屋として、その部屋に監視カメラをおいておくというのは、ホテルの側からすると安全策上必須のことかも知れない。

ホテルを利用するユーザーが、ホテルにとって不都合な事を行うのを事前に知るためには、その部屋に監視カメラをおいておいていつでもユーザーの動作を見ることができるというのは、客がどんな人物で不審なことをしないかというのを確認するには、需要なことである。

ところで、ここで言う監視カメラであるが、普通に考えるとホテルの部屋の上部の角に取り付けられていて、客からも見えているというものを普通は考えるだろう。しかし、これはホテルでは考えられない。こういう監視カメラが堂々とあなたのやることを監視していますよと見ているような部屋を、客は使いたいと思わないはずである。

したがって、ホテル側は客が気が付かないように監視カメラを目立たないところに設置するはずだ。最近のカメラは、スマホのカメラを見てもわかるように超小型になっている。これを壁の中などに埋め込んで、客にわからないようにしておくというのは意外と簡単にできる。

自分の手持ちのスマホのカメラで確認してもいいのだが、そのカメラの前に、ピンホールの板(紙でもいい)を付けて、それで写真を撮ってみればわかる。そんなピンホールでも意外ときちんとした写真が撮れるのだ。ピンホールで画像が隠されてしまっていると考えるのは甘い。全て、ピンホールの後ろの景色が写ってしまう。

こうして埋め込まれたカメラで部屋の中はきちんと撮影することができるのだ。その画像を常時ネットワークなどを使用してホテルの監視センターに送るというのは今の技術では簡単にできてしまう。音声ももちろん取られてしまうと覚悟したほうがいい。本当にスパイ映画のようなことができるのだ。

これは、実はビジネスホテルだけではない。どのホテルでも可能だ。そして、ホテルの部屋のピンホールの後ろに隠されている超小型カメラを見つけるのは至難の業だろう。注意が肝心である。

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