その頃にたまたま血糖値のことを調べていたら、自宅でも血糖値を測定できる機器で、しかも常時測定できるというものを見つけた。それがFSLだった。
FSLはセンサーと合わせて購入するどちらの価格も7,500円くらいなので、合計15,000円くらいする。あまりにも高いのでちょっと購入するのに躊躇した。しかし、やはり糖尿病対策としてきっちり測定してみるというのは良いことだと考えて購入することにした。事前にYouTubeでFSLを使用しているビデオを見たのも参考になったし、購入する気にさせてくれた。ずっとセンサーを体につけて、そのセンサーが常時血糖値を測定してくれているというのも魅力の一つだ。今までの血糖値測定は、測定したその時間の血糖値がわかるもので、経過値はわからない。
FSLは一度購入したらそれをそのままずっと使用できるが、センサーは14日間使用すると使えなくなる。ずっと測定しようとするとセンサーを購入し続けないといけない。そんなにお金はかけられないので、昨年は2月から4月までの2ヶ月間、7月の2週間、8月の2週間、9月から10月にかけての1ヶ月間、12月から翌年1月にかけての1ヶ月間という時期に測定した。
以下がその時の記録で、FSLのパソコン用アプリで作成したレポートの最初のベージを時間順に並べたものである。
その数値だけを取り出してみると以下のような表になる。
劇的に変化しているわけではないが、昨年の初めの頃と比べると、推定(ヘモグロビン)A1cの値は下がってきている。また、平均グルコース値も下がってきているのがわかる。
表からは7月のときの値がいいのだが、その測定値を除いてみると昨年はじめから徐々に値が減ってきているように見えるはずだ。
実際、この血糖値測定をやるようになってから、糖質制限に気をつけるようになった。さらにどういう食べ物を食べたら血糖値が急上昇するのかよく分かるようになった。食べ方も変えることにより血糖値がそれほど上がらないという話も聞くがそこまでは私としてはわかっていない。そういう食べ比べをしたことがないからだが。ともかく、測定して以降糖質制限に拍車がかかったのは事実である。
ただ少しわからないことがある。それはヘモグロビンA1cの値で、最後の測定ではその値は5.6になっている。ところが同じ時期に血液検査をやった結果では6.7という結果でその値に相当大きな差がある。血液検査の結果でもう少し下がっていると期待していたのでちょっと残念だ。これに関しては、FSLの測定では下がってきているので、実際の血液検査でももう少し時間がたつと言い結果が出てくるものと期待をして、どういう具合に推移するのか見てみたいと思っている。
もう一つちょっと残念なのは、糖質制限をしているからにはもう少し体重が減ってもいいかと思っていたのに、ほとんどこの1年間体重は減っていないことだ。実際1kgくらいしか減っていない。これについても原因究明したいと思っている。
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