2021年5月15日土曜日

5月9日付毎日新聞の辛口数独の解き方




 5月9日付の毎日新聞掲載されている辛口数独の解説出る。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。確かに、難しい問題なので久しぶりに解き方解説をやってみたい。ちょっと解説が遅れたのは、言い訳がましくなるが、ここのところ孫の世話で手が込んでいたからである。

問題は上のようなものである。


とりあえず、簡単に数字が見つかる枠があるか確認する。この手順だけで進めていくとかなりの枠を数字で埋めることが可能だ。ほぼ以下のところまで簡単にとは言えないが、考えれば数字は埋めていける。





そこで、上の図の左側の真ん中の9コマに注目する。二マスだけが開いているので、

そのマスには「3」もしくは「7」が入ることがわかる。


この2箇所には「3」と「7」以外の数字は入らない。この二つの枠は「3」もしくは「7」が入る枠であることがわかる。


これをもとに、左上隅のマスに注目する。この赤丸を付けたマスには「5」が入ることがわかる。縦と横、そして9マスの枠の中を見てみると、「5」以外の数はそろっているからだ。この枠が「5」であることが判明する。次に、「5」の数字に注目していくと、「5」の数字がすべて決定できることがわかる。すべての9枠のなかにある「5」の位置が判明する。


次に注目するのは、「8」である。いくつかの「8」が判明するはずだ。そして以下のような画面の状態になる。





次に注目するのは、上から2段目のラインである。赤印の枠に注目すると、縦横の数字を眺めてみると、この枠には「3」が入ることがわかる。そうすると、このラインで余っている枠に入るのは「1」だということがわかる。


それ以降はヒントを出さないでもわかると思うので、解いていってください。このヒントがなくてもかなりの枠を簡単に数字で埋めることができるので、これがわかると意外と簡単に解くことができるはずだ。




2021年5月9日日曜日

Windows 10 Insider Preview Build 21376の問題点:日本語入力とChrome

 Build 21375は5月6日にリリースされた新しいバージョンのWindows 10である。私の確認が遅れたので、昨夜インストールを行った。


今回説明するのは、このBuild 21376での問題ではなく、少し前のバージョンから発生している問題がある。このBuild 21376でも問題は解決されていない。


まず、日本語入力の問題だ。問題は2つある。


Facebookなどでコメントを投稿する際に、日本語入力が入力途中で出来なくなってしまう。文章の途中までは入力は可能なのだが、15文字くらいを入力した時点で、その後は入力するとその場で入力した内容が消えてしまう。途中からは変換などもうまく行われない。


この問題はひょっとすると、ネットワークのスピードの問題だったり、パソコンの能力の問題だったりすることもある。しかし、私の場合、パソコンやネットワークの能力はかなりのレベルなので、ちょっと考えられない。Facebookなど特定のサイトで問題が発生するので、サイト側の問題かも知れない。


もう一つの問題は、Google日本語入力を使うようにしてしていても、いつの間にかMicrosoft IMEに変わってしまうことがある。これは数年前にもこういう現象が発生して、問題報告したことがある。その後、問題は発生しなくなっていたのだが、ここに来て頻繁に発生するようになった。


Google Chromeにも問題が発生している。


パソコンの電源を入れっぱなしにして、操作をしばらく行わないでいると、開いているタブでの操作が行えない。例えば、マウスのポインターでリンク先に飛ぶようにクリックしても、全く反応しない。この問題を解決するには、別のタブをクリックした後、もう一度元のタブに戻ることで、そのタブの操作が行える。別のタブをクリックして別のタブに移動した時点で、問題は解決しているようだ。


これと同時に、マウスのポインターが隠れてしまうことがある。マウスのポインターを画面の上部あたりに移動させると、マウスのポインターが表示される。


以上のChromeの2つの問題は、Google Chromeに限った問題ではないかも知れない。



2021年5月8日土曜日

コロナウイルス対策は緊急事態宣言で言われているような対策ではだめだ

 コロナウイルス対策はとうとう緊急事態宣言を5月末まで延長するということになってしまった。どうして、コロナウイルスの感染拡大を防止できないのか?感染者が増えても、死亡者数は増えないようにしたいものだ。



上の表は大阪府の5月8日の死亡者数である。リストにもあるように、実際に亡くなられた日にちは5月8日ではない。死亡が届け出されたのが、5月8日ということだ。

このリストは以下のページで「新型コロナウイルス感染症患者の発生および患者の死亡について」というところをクリックすると表示される。

https://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/happyo.html


東京都の場合には報道発表のページで、「新型コロナウイルスに関連した患者の死亡について」をクリックすると表示される。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/index.html


どちらの表を見てわかるのだが、死亡者の大半は70歳代以上の人たちだ。しかも、大阪府のリストの後ろの方を見ると、クラスターが発生した場所は医療施設とか高齢者施設が多い。つまり、医療施設や高齢者施設に入っている老人がコロナウイルスに罹って、

死亡しているケースがほとんどいうことではないだろうか。


これを見ると、コロナウイルス対策としては、医療施設や高齢者施設での高齢者の感染を防ぐことが重要であることがわかる。


それに対して、緊急事態宣言でこれらの施設における対応はあまり言及されていない。十分にやっているとみているかのようだ。私の知る限りでは、医療関係施設や高齢者施設は人の出入りなども制限し、施設内の消毒なども徹底しているはずなのに、死亡者が出ている。高齢者の死亡者が多いということは、こういう施設での感染を防ぐノウハウが十分ではないということを示しているのではないだろうか。一般者に言われているような対策では不十分だということだろう。実際にクラスターが発生した施設でも、これだけコロナウイルス対策をやっているのになぜ?という疑問を持つ人が多いようだ。


こういう施設に入っている老人はコロナウイルスに対してどういう対応をすればいいのだろう。たぶん、巷で言われているような密を防ぐなどといった対策はすでにこういう施設では行われているはずだ。それなのに、死亡者が出るのはなぜか?


老人の入っているこういった施設のコロナウイルス対策を何らかの方法で強化できれば、死亡者数は確実に減るはずである。




2021年5月7日金曜日

福島第一原発の処理水、海洋放出について

 福島第一原発の処理水を海洋に放出することを4月13日日本政府は決定した。


これに対して、韓国や中国がこの計画に反対している。また、地元の漁業関係者なども問題にしている。


これに関して、雑誌「Nature」に「Scientists OK plan to release one million tonnes of waste water from Fukushima」という表題の記事を出している。海洋放出は問題ないということだ。詳細はこの記事を読んでもらうといい。


この処理水の取り扱いに関しては、私はそれをタンクに貯めるというときから、そうするのは当然と思っていた。放射線を発生させるトリチウムが除去されないということなので、そんなものは海洋に流せないと思っていた。しかし、その時、そもそもトリチウムというのはどういうものかというのも、知らなかった。


                      (Getty)



トリチウム(三重水素)というのは、水素の仲間(同位体)で、普通の水素は、陽子1個と電子1個で構成されているのに対して、トリチウムは陽子1個、中性子2個、電子1個で構成されている。また、陽子1個、中性子1個、電子1個で構成されているのは、重水素を呼ばれている。四重水素というのは、陽子1個、中性子3個、電子1個で構成されるものなのだが、これはすぐに壊れてしまい、世の中には存在しないと言っていいようだ。


水素と重水素は安定しているのだが、トリチウムは安定しておらず、含まれている中性子が陽子に変化する時にβ線を放出する。中性子が陽子に変化して、ヘリウム3(陽子2個、中性子1個、電子1個)に変化する。このときの放射線は比較的強くない。半減期は12年程度である。


トリチウムは通常は酸素と結合した水として存在する。トリチウムを除去するには、普通の自らトリチウムで作られた水を分離しないといけないというわけだ。これを聞いただけで、トリチウムの分離はかなり難しいというのが分かる。福島第一原発の水に含まれている他の物質なら、水とその物質の性質が違うので、その性質の違いを使えば分離はできるのだろうが、同じ水なので難しいと思う。


トリチウムは自然界にも普通に存在しており、人体にも含まれている。人体は水の割合が高いので、当然だろう。


福島第一原発の処理水は、自然界に含まれている割合よりも更に一桁ほど少ない割合に薄めて、海洋に放出するということだ。だから問題ないというわけだ。


そういう意味では、このNature誌の記事のように、処理水を海洋に放出するのは問題なさそうだ。


韓国や中国が問題視しているようだが、実は原子炉はどの原子炉もトリチウムを作っており、それを冷却水ということで海洋に流しているという話である。福島第一原発の処理水ほど丁寧に有害物質を除去しているわけではなさそうだ。


ということは、地球全体で考えた場合、水で薄めようが、薄めないでおこうが、トリチウムが地球で増加していることには間違いない。だから、地球全体ではトリチウムは増えていっている可能性がある。地球全体から考えるとそれほど問題にする必要はないかも知れないが、さてどうなのか?トリチウムを発生させる原子炉がこれ以上増えないとすると、半減期が12年のトリチウムはある時期で、一定割合になり、増えないということになりそうだ。どのくらいの割合で一定量に達するのか、福島第一原発の処理水だけを問題視するのではなく、原子炉の処理水の問題として考えないといけないのかも知れない。


もう一つの疑問は、福島第一原発の処理水は、どうして海洋に流さなかったかという点だ。問題がないのなら、その時点で処理水をさっさとい放流しておけばよかった。しかし、その時点で放流しなかったのはなぜか?風評被害を恐れたというのはあるが、それだけで、放流をしなかったというのはちょっと納得がいかない。他に問題があったのではないかという疑問は残る。


まあ、世界各国の原発も福島第一原発の処理水よりも問題の水を海洋に放出していると考えると、福島第一原発だけを問題視するのはおかしいのだが。


2021年5月5日水曜日

新型コロナウイルスのワクチンによる副反応について

 ワクチンの摂取が開始されて2日月あまりが経過した。そして、65才以上の人に対する接種も開始されている。


現在では、ワクチンの摂取のための予約を取るのが大変で、私の友人は1日かけて予約サイトにアクセスして、やっと予約が取れたと喜んでいた。早くワクチン接種をしたいと考えている老人は多いと思うし、コロナウイルスに罹って死ぬ人も多いので、速やかに対応してもらいたいものだ。


私自身はコロナウイルスはインフルエンザ並みかそれ以下の病気なので、慌ててワクチンを摂取する必要はないと思っている。従来から、インフルエンザのワクチンを摂取したことは一度もない。あまり自慢にはならない話と思うのだが。


今回の新型コロナウイルスのワクチンに関しては、従来からのワクチンの認可とは全く異なるやり方で、認可してきたこともあり、その安全性に関しては、従来からのワクチンに比べると低いと言われている。特に治験の期間が短いのが問題だ。


従来のワクチンでは、認可を得るのに数年かけてデータを取り、それで安全ということが証明されたら、認可された。今回のコロナウイルスのワクチンはそういう時間がなかったので、緊急出動的に認可されている。ということは、安全性という面ではよくわかっていないということだ。


特にmRNA型のワクチンは、従来からもインフルエンザ用のワクチンとして実用化を進めようとしていたのだが、未だに認可されているものはない。それにも関わらず、コロナウイルスでは、さっさと認可されてしまった。


この措置は米国やヨーロッパ諸国のコロナウイルスの状況を見てみると、やむをえない措置と思える。つまり、人口比で考えた場合、コロナウイルスでの死亡者が日本の数十倍出ているわけで、早く手当しないと死亡者がどんどん増えるという状況だったのだから。


米国やヨーロッパなどではワクチンの摂取は早く行われたのだが、その副作用に関するデータはあまり入ってきていない。それと、諸外国の状況がそのまま日本に当てはまるかというと、コロナウイルスの死亡者数が全く少ないのと同様、あまり当てはまらない可能性がある。全くの情報不足である。


ただ、最近厚労省からは「新型コロナワクチンの副反応疑い報告について」という表題で報告がネットで行われている。以下のところだ。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html


そのページで色々の報告が出ていることが分かる。割と詳しく報告されているので興味のある方はぜひ上のページを表示して、必要なデータを取られることをおすすめする。


このデータを見てみると、脳出血などの死因が多くを占めているようだが、データがまだ少ないので、それがワクチンのせいなのかどうか、明確なことは言えないようだ。


ただ、ワクチンの影響というのは1週間とか2週間といった短期間のものだけでなく、3年後にも影響するという長期の問題もあるようでそれは全く不明だ。中部大学の武田邦彦教授は、「若い女性はやめたほうがいい。妊娠できない体になるかもしれない。」というような警告を発言しているが、これは全くわかっていない話だ。むしろ、若い人はコロナウイルスで死者数がゼロに近いので、わざわざワクチンを摂取しなくてもいいという事を言うのに、

脅しみたいな形で発言しているようだ。ただ、妊娠できなくなるということはなくても、それに近いような悪影響が後で発見されるかも知れない。ワクチンの治験期間が短かったので、その可能性は従来のワクチンに比べると大いに有り得る。




2021年5月4日火曜日

甲高幅広のスニーカーを購入した

 私の足は普通の人よりは幅の広い足をしている。甲高でもある。実に日本人的な足をしていると思うのだが、だからこそ、靴の購入にはいつも手こずっている。


いつも、幅広の靴ということで、5Eの靴を探すのだが、結局見つからず、4Eで我慢して購入していた。なかなか、5Eの靴というのは売っておらず、あったとしても、売り切れのことが多い。


気づいてみると、現在使用している3足のスニーカーはすべて4Eだ。


こういう靴を履いていると、足の方にも支障が出てくる。特に問題なのは親指の爪が押しつぶされたように変形してしまうことだ。


最近はコロナウイルスの影響で外に出歩く機会が減っている。しかし、あまり出歩かないと体にも問題が出てくる可能性がある。ということで、この機会に幅広の靴をネットで探すことにした。


探す場所としてはAmazonと楽天市場をメインとして探してみた。


探してみてわかったのだが、意外と5Eのものもあるということだ。スポルディング、ムーンスター、ダンロップなどのメーカーがいくつか5Eのものを出している。中には6Eなどというものも見つかった。


結局、価格なども比較して、ムーンスターのスニーカーに決定した。「防水 幅広 SPLT M188 メンズ」というタイトルのついたスニーカーである。





早速、数日そのスニーカーをはいて歩いてみた。私の足のサイズからいうと、幅は少し余裕があるくらいゆったりしている。まあ、ぴったりと言ってよさそうだ。


歩き心地も問題ない。重さもそれほど重くはなく、ウォーキング用としては良い感じである。



2021年5月3日月曜日

コロナウイルスは4月末には終息するという予想を立てたが...

 このブログで、コロナウイルスは4月末ごろには終息するという予想をしたのだが、残念ながらこの予測は外れた。どうも、変異株が流行りだしたためのようだ。大阪はこの変異株の影響が出たが、現在のデータでは陽性者数は横ばいで、重症者数も増えていないので、これからは減っていくと思われる。日本全体でも5月末ごろには終息が見えてくるのではないだろうか。


いずれにしてもコロナウイルスはインフルエンザと比較して、それほどひどくないという考えに変わりはない。


最近、コロナウイルスの死亡者数が1万人を超えたというのがニュースになっていた。この数は昨年初めごろからコロナウイルスが流行りだした頃からの積算の数字だ。これに対して、インフルエンザは2019年の1年間のデータで1万3千人ほどである。


死亡者数には、実際の死亡者数と超過死亡の考え方の死亡者数がある。上の数字は超過死亡で算出した死亡者数だ。コロナウイルスや、インフルエンザで亡くなった死亡者だけでなく、その時に罹っていた病気で死んだ人も含まれている。


コロナウイルスの場合には、コロナウイルスの症状が出ていなくても、PCR検査で陽性と出た場合には、死亡者数に入れている。インフルエンザの場合には、医者が診断してインフルエンザに罹っていると診断した場合だけ、死亡者数として勘定する。この点で、コロナウイルスのほうが死亡者数を余計に勘定している。


そういう勘定の仕方をしても、コロナウイルスの死亡者数はインフルエンザよりも少ないのだ。


厚生労働省が2月22日に発表した人口動態統計(速報)によると、20年に死亡したのは138万4544人である。そのうち、コロナウイルスで死亡したという人の数は3500人くらいだ。(この数字は上の超過死亡による死亡者数と大きく異なる。)超過死亡による死亡者数は、1万人として、138分の1ということで、1%にもならない死亡の数で、他の病気では騒がないのに、コロナでは大騒ぎをしていることになる。


1年で1万人の死亡者が出るということは、毎日30人から35人ほどの死亡者が出ているということだ。死亡者の数字には波があるので、多い時にはこの倍くらいの数字になる。だから、1日に100人くらいの死亡者が出てもそれほど騒ぐ数字ではない。もちろん、どんな病気であっても、亡くなった方には気の毒なことなのだが。


こんな状況の中では、どうしても外出がおっくうになり、家に引きこもりがちになる。これが健康にはよくない。


東京都は都立の公園を閉鎖しており、都内の公園も駐車場などが閉鎖されている。ともかく、公園にも出歩くなということだ。図書館なども閉鎖されてしまった。公園には出歩くな、図書館で本は借りるなでは、この時期、何をしたらいいのか。


この対策はこのあと問題になると思う。こういう状況で出歩かなくなるのは若者ではなく、老人だ。老人が体を動かさなくなると、すぐにその健康に影響を与える。体を弱めてしまう。それはこの後の老人の死亡率の増加につながるのではないだろうか。ただでさえ、コロナウイルスのために死亡する老人が増えているのに、コロナの後も死亡は増加して減らないという結果になりそうな気がする。




静かに始まる自公民体制の崩壊:次期総裁を待ち受ける茨の道

 石破首相が退陣し、新たな自民党総裁選が始まりました。例年通り複数の候補者が名乗りを上げ、メディアもその動向を追っています。一見、いつもの総裁選に見えますが、今回はこれまでとは違う「何か」が動いているように感じます。 次期総裁候補として、高市早苗氏や小泉進次郎氏などの名前が挙がっ...