写真クラブの仲間と、「川崎工場夜景運河探検クルーズ」に行ってきました。8月の猛暑に昼間の撮影は厳しいだろうということで、夜の撮影スポットを探したのがきっかけです。
川崎の工場夜景ツアーは、探してみると種類が豊富で驚きました。バスでめぐるツアーや、横浜の埠頭から船で向かうツアーなど、さまざまな選択肢があります。
お手頃な価格だった横浜発の船旅を予約しようとしましたが、なんと2ヶ月前にもかかわらず満席。深夜番組「ソロ活女子のススメ」で女優の江口のりこさんが工場夜景バスツアーに参加する回があり、その影響で人気が爆発したのではないかと感じました。
仕方なく、少し値段は張りますが、東京駅からバスで移動するはとバスのツアーを予約することに。こちらも混んでいましたが、運良く予約が取れて一安心でした。
このツアーは、東京駅から銀座キャピタルホテルに向かい、そこで夕食を取って、その後天空橋桟橋まで行き、そこから船に乗り、川崎工場地帯を回って元に戻って来るというものです。
夕食は洋食でした。内容は思った以上に良くて、食事の後にデザートは出て来るし、コーヒーも無料で飲めるようになっていました。アルコール類などの飲み物は、追加料金がかかります。さすがに船に乗る前なので、アルコール類も欲しかったのですが、我慢しました。
ホテルを出発し、天空橋桟橋へ向かう道中では、バスガイドさんの楽しい案内を聞きながら、レインボーブリッジやお台場の夜景を車窓から満喫しました。
乗り込んだ船は、想像していたよりもこぢんまりとしたサイズでしたが、大型バス1台分の乗客を乗せるには十分な広さでした。クルーズが始まると、いくつもの橋の下をくぐり抜けていくため、小型船でないと通れないということに納得。
私は乗船が最後の方だったため、一番後ろの席に座りました。結果的に、後ろに気兼ねなく撮影できるベストポジションでした。席は横に6人、縦に10列ほどあり、どの位置からでも写真が撮りやすい造りになっています。
当日は日中の暑さが残っていましたが、直射日光がないぶん、比較的快適に過ごすことができました。
工場地帯を見るのは初めてのことで、しかも海からの眺めという事で、珍しい光景を見ることができました。「日本の産業は衰退している」という声も聞きますが、海から眺める工場はどれも活気に満ちていて、日本のものづくりの底力を肌で感じることができました。
船に乗った時間は90分程でしたが、川崎工場地帯のいろいろの建物を見ていると、あっという間に過ぎてしまいました。船のガイドさんの案内も、それぞれの工場の紹介やその他の景色など、丁寧で分かりやすいものでした。
帰りのバスは、歌舞伎座の前などを通る少し違うルートで東京駅へ。到着前には、バスガイドさんが「東京のバスガール」という懐かしい歌を披露してくれて、一緒に口ずさむ人もいました。
ということで、今回のはとバス「川崎工場夜景運河探検クルーズ」は、想像以上の満足度でした。
ちなみに、10月からは船に乗ってから食事をとるスケジュールに変更されるそうです。それなら、クルーズ後の食事で心置きなくビールを楽しめますね!

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