2021年5月8日土曜日

コロナウイルス対策は緊急事態宣言で言われているような対策ではだめだ

 コロナウイルス対策はとうとう緊急事態宣言を5月末まで延長するということになってしまった。どうして、コロナウイルスの感染拡大を防止できないのか?感染者が増えても、死亡者数は増えないようにしたいものだ。



上の表は大阪府の5月8日の死亡者数である。リストにもあるように、実際に亡くなられた日にちは5月8日ではない。死亡が届け出されたのが、5月8日ということだ。

このリストは以下のページで「新型コロナウイルス感染症患者の発生および患者の死亡について」というところをクリックすると表示される。

https://www.pref.osaka.lg.jp/iryo/osakakansensho/happyo.html


東京都の場合には報道発表のページで、「新型コロナウイルスに関連した患者の死亡について」をクリックすると表示される。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/index.html


どちらの表を見てわかるのだが、死亡者の大半は70歳代以上の人たちだ。しかも、大阪府のリストの後ろの方を見ると、クラスターが発生した場所は医療施設とか高齢者施設が多い。つまり、医療施設や高齢者施設に入っている老人がコロナウイルスに罹って、

死亡しているケースがほとんどいうことではないだろうか。


これを見ると、コロナウイルス対策としては、医療施設や高齢者施設での高齢者の感染を防ぐことが重要であることがわかる。


それに対して、緊急事態宣言でこれらの施設における対応はあまり言及されていない。十分にやっているとみているかのようだ。私の知る限りでは、医療関係施設や高齢者施設は人の出入りなども制限し、施設内の消毒なども徹底しているはずなのに、死亡者が出ている。高齢者の死亡者が多いということは、こういう施設での感染を防ぐノウハウが十分ではないということを示しているのではないだろうか。一般者に言われているような対策では不十分だということだろう。実際にクラスターが発生した施設でも、これだけコロナウイルス対策をやっているのになぜ?という疑問を持つ人が多いようだ。


こういう施設に入っている老人はコロナウイルスに対してどういう対応をすればいいのだろう。たぶん、巷で言われているような密を防ぐなどといった対策はすでにこういう施設では行われているはずだ。それなのに、死亡者が出るのはなぜか?


老人の入っているこういった施設のコロナウイルス対策を何らかの方法で強化できれば、死亡者数は確実に減るはずである。




0 件のコメント:

コメントを投稿

JR東日本がみどりの窓口削減凍結

 この数年だと思うのだが、JR東のみどりの窓口がぽつりぽつりとなくなっていっていた。 JRの切符は、ネットで切符が予約できるようになったので、日本国内で旅行するときにも、みどりの窓口に行かなくてもすむ。 しかし、みどりの窓口でないとだめなこともある。私の場合だと、大人の休日倶楽部...