2021年5月31日月曜日

コロナウイルスのワクチンは摂取する前から効果を発揮する??

 以下の2つのグラフを見てもらいたい。一つは英国、米国、イスラエルのコロナウイルスによる死亡者数の推移だ。もう一つは同じく英国、米国、イスラエルのワクチンの接種状況を示したグラフだ。


死亡者数の推移





ワクチンの接種状況





死亡者数の推移を見ると、いずれの国も1月24日あたりをピークに死亡者数は減っている。


一方、ワクチンの接種が開始されたのは、昨年12月末頃で、接種の割合が40%を超えるのは、イスラエルで2月初め頃、英国で3月20日頃、米国では4月21日頃である。


つまり、ワクチンの接種が進んだから、コロナウイルスが収まってきたわけではなく、これらの国々ではそれとは関係なしに、コロナウイルスで死ぬ人が減ってきている。全くワクチンのおかげではないように思える。


ところが、大抵の人は、ワクチンを接種したので、コロナウイルスの蔓延が収まってきたかのような表現をしている。不思議なことだ。


日本のコロナウイルスは「さざなみ」と言ったあの有名な高橋洋一先生にしても、ワクチンでコロナウイルスは防げるようなことを言っている。表題は以下のようなものである。

『コロナ感染は「あと1ヵ月」でピークアウトする…「波」はワクチン接種で防げる』

リンク先は以下のところ。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83650


実際にはワクチンの投与を開始すると言った時点で、コロナウイルスの死亡者は減り始めているのだから、投与の開始という事実が、コロナウイルスの流行拡大の防止につながっていると言ったほうがいいのではないだろうか。


その考え方でいうと、日本はつい最近ワクチンの投与が開始された。だから、その時点頃からコロナウイルスによる死亡者が減ってくるはずである。実際にはその波が「さざなみ」程度なので、まだはっきり見えてきていないが。今後は減少していくと思われる。


しかし、なぜワクチン投与ということが始まると、明確に死亡者数が減ってくるのかは謎だ。


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