2021年6月3日木曜日

ワクチン反対派の集会に参加してみた

 6月4日付の毎日新聞に『陰謀論の思考とは/上 ワクチン反対派集会に参加してみた 自分たちこそ「真実」に覚醒』という表題の記事が出ている。


その記事の中に、「ソーシャルディスタンスの確保を促すため座席に置かれた表示を無視して私の隣の席に座った女性は、マスクを外した。ぞっとして鳥肌が立った。」という話を読んで、これって毎日新聞は嫌がっている記者をわざわざこういう人達が集まる集会に行かせたということだろうかと疑問に思った。無理に行かせているとすると問題ではないだろうか?集会に無理に参加させられるのは、猛獣のいる檻に入らさせるようなものでは?


私はワクチンは自分自身の判断で接種すればいいという考え方だ。それでも65才以上の人はやった方が良いだろう。後遺症で5年先くらいになにか影響が出るというような事があるかも知れないが、先の短い65才以上の人は寿命と考えれば良いわけだから。ワクチンは当座のコロナウイルスには効き目があるはずだ。


この記事ではマスク着用は感染防止に役立つという意見のもとに、書かれている。それは間違いでは?マスクは自分自身が感染するのを防ぐのには殆ど役立たない。花粉症ではいくらマスクをしていても症状は出てしまう。タバコを吸っている人が近くにいると、マスクをしていてもタバコのニオイはわかる。つまり、マスクはしていても花粉やタバコの煙は鼻や口の中に入ってきている。この事実を考えると、タバコの煙や花粉よりも格段に小さいウイルスがマスクによって口や鼻の中に入ってこないようにするのは無理な話だとわかる。ただ、ウイルスを持っている人が、話をしたり、咳をしたりして飛沫を飛ばすときには、その飛沫はマスクによって飛び散るのをかなりの割合で防止できる。飛沫の中にコロナウイルスが含まれている可能性は高いので、ウイルスを撒き散らすのを少しは防止できるだろう。


この記事で報告しているように、ワクチンは危険だという話は科学的でない。ただ、ワクチンを接種したあとに死亡したという人は、いるのではないだろうか。ひょっとすると本当にそれはワクチンのせいでなくなったかも知れない。しかし、こういうデータは世界でも採っていないし、だからそういうデータを流しているところはないと思う。ワクチンを接種する前に罹っていた病気で死んだとされる。


一方、コロナウイルスでは死亡した人を死んだあとでもPCR検査して、コロナウイルスが検出されれば、今まで罹っていた病気で死んだとせずに、コロナウイルスで死んだとして、コロナウイルスの死亡者数に勘定する。このレベルと同じ要領でワクチンの死亡者数を出すと、死亡者は増えるかも知れない。


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