3日目は最初の日に行けなかった栗林公園に行くことにした。時間的に余裕があればもう1箇所回ることも考えに入れて出かけた。しかし、時間手に似余裕がなく、栗林公園だけにした。
うどんは栗林公園内の吹上亭で昼食で取ることにした。
私は小学生の時に修学旅行か何かでこの栗林公園を訪問した記憶があるが、どんな庭園だったか全く覚えていない。
だから、訪問する前はあまり期待していなかった。
ところが、実際に訪問してみると、その庭園の素晴らしさにびっくりしてしまった。日本三名園と言われている岡山の後楽園、水戸の偕楽園、金沢の兼六園よりも素晴らしい庭園だと感じた。更に言うと、足立美術館の庭園も素晴らしいのだが、栗林公園は公園内を散策できるところが、足立美術館の庭園よりも優れていると思う。庭園内を散策することで、いろいろの方向から庭園を眺められるのが良い。
栗林公園と言うと、栗の木が植えてあるのかと考えるのだが、栗の木は全く見かけない。メインの木としては松の木である。松の木が丁寧に手入れされており、いろいろの形を作って庭の趣を引き立てている。これほど手入れをされている松がたくさんある公園を見かけたことはない。これだけでも素晴らしい公園と言える。
さらに、庭園のいたる所に池が配置されており、それを形作る石がさり気なく置かれているのも趣がある。その石の形も素晴らしい。
季節の花も至るところに配置されており、今回訪問したときにはツツジと睡蓮が咲いていた。蓮は蕾を見かけたが、これからというところであった。
庭園内は北側と南側になんとなく別れており、それぞれ散策できる道があり、池を渡る橋などもいくつかあり、ウォーキングをじっくりと楽しめる。道も平坦ではなく、ややアップダウンするところもあって、面白い。したがって、車椅子では通れないところもあった。
池があるので、鳥もたくさん見かける。鷺がすいれんの咲いている池でひっそりと立っているのを見かけた。他の小鳥は鳴き声は聞こえたのだが、写真に撮ることは出来なかった。
たまたま屋敷の中に入れるということで訪れた掬月亭では、お茶とお菓子を頂いた。この掬月亭からの景色も味の深い眺めだった。亭内から眺める景色は、小さな庭を見るというのではなく、大きな庭が周りのいたる所に用意されているという感じである。南湖を周遊する和船を亭内から見ることも出来た。
庭園内に入ったときにボランティアのガイドの方を見かけて、案内しましょうかと言われたのだが、断ってしまったが、約60分の案内なので案内してもらった方が良かったかも知れない。一度案内してもらってから、もう一度気に入ったところだけを回るというのが良いようだ。
掬月亭は良かったのだが、うどんをいただいた吹上亭は掬月亭に比較するとちょっと見劣りする建築だった。もう少し手入れをするといいのになと感じた。
以下、数枚、栗林公園の写真を添えておく。
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