2021年6月30日水曜日

Windows 11のタスクバーとスタートボタン

 Windows 11を立ち上げると以下のようなデスクトップ画面が表示される。



すぐに気づくのが画面下に表示されているタスクバーの表示である。アプリケーションのタイコンが並べられているが、表示は画面中央に表示されている。


これはWindows 11の表示の改良点の大きな特徴の一つだと思うのだが、この手の表示はすべて画面中央に表示するように設定されている。考え方としては、画面を拡大した場合に、従来のように画面の端から表示していると、画面の中から消えてしまう可能性が高い。それを防止するためには中央に表示したほうが良いからではなだろうか。



タスクバーを注意深く見てみると、上の画面の一番端に表示されているGoogle Chromeのアイコンには右肩に私の顔の写真が貼り付けてある。これはこのWindwos 11での変更ではないかも知れないが、Chromeを誰のアカウントで使っているかを表示しているものと思う。アプリケーションのアイコンは、Windows 11に移行する前から色々工夫してわかりやすいアイコンにデザインを変更している。その一つの例である。



タスクバーの「スタート」のアイコン(窓のマークのもの)をクリックすると、上のような画面が表示される。Windows 10の場合には「スタート」アイコンをクリックすると、画面の左端に表示されていたのだが、Windows 11のでは、画面の中央に表示される。表示される内容もWindows 10とは異なっている。



上の画面で示すように、画面の一番上に「ピン留め済み」という表示があり、その下に多分ピン留めしていると思われるアプリケーションがリストアップされている。すべてが表示できていないので、右端の方に2つの点のマークが表示(画面では少しわかりにくい)されているが、これをクリックするとすべてのピン留め済みのアプリケーションが表示される。


「ピン留め済み」の表示の右端に表示されている「すべてのアプリ」をクリックすると、インストールされているアプリケーションすべてを表示する画面に変わる。もちろん全てが表示されるわけではなく、トップの部分だけが表示されるので、全てを見るには下の方にスクロールしていく。このあたりは、Windows 10ですべてのアプリを表示するのと似ている。


「おすすめ」という表示の下に表示されているのは、最近使用したファイルで、「おすすめ」の右側に表示されている「その他」をクリックすると、最近使用したファイルが表示される。これもすべてが表示されるのではなく、直近に使用したものでないものは、下の方にスクロールして探す必要がある。どういう基準でおすすめを選択しているかはよくわからない。ただ、最近使用したものが多く表示されている。


赤い矢印で示したアイコンはWindows 10でも見かけたアイコンだが、このアイコンをクリックすると、「シャットダウン」とか「再起動」という項目のリストが現れる。これはWindows 10の表示と似ている。


以上、簡単にWindows 11で、タスクバーと「スタート」アイコン関連がどう変わったかを説明した。


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