りそな銀行では最近「マイゲート」による不正送金事項が発生しているという。マイゲートとは、オンライン取引のことで、私も行っている。どの銀行でも行っているもので、取り立てて特別のものではない。
メールでは以下のような依頼が来ている。
(1)ログインID・パスワード・秘密の質問はパソコン内に保存しないでください。
(2)登録メールアドレスはスマートフォン・携帯電話の藻をのご登録ください。
(1)について言うなら、なるほど、パソコン内に誰でも読めるような状態でログインIDやパスワードを保存していると、それは外部からパソコンに侵入された場合に簡単に銀行口座にアクセスができてしまう。
しかし、最近のマイゲートではワンタイムのパスワードをスマホで入手しているので、それを使用するように設定していれば、殆どの場合、不正送金が発生することはない。このワンタイムパスワードはどの銀行でも最近は対応しているので、やっていない場合には対応しておくべきだろう。そういう対策をしないのであれば、オンラインでの銀行での取引はやめたほうが良い。
いずれにせよ、裸でIDやパスワードをパソコンの中に入れておくのは、危険だ。これは注意しないといけない。私はパスワードやIDをパソコンの中に入れているのだが、セキュリティを2重に掛けて簡単には読めないようになっている。少なくとも、こういう対策はしておかないとだめだ。
(2)については、対策としてちょっと納得がいかない。キャリアメールが他のメールアドレスに比較して大丈夫という保証はない。むしろ、Gmailやマイクロソフトなどの無料のメールアドレスの方が、きちんとセキュリティ対策を行っている。そういうメールアドレスを使用するのが良いのではないかと思う。更に言うなら、このメールアドレスに対しても、即座には破られないパスワードを設定しておくことと、できれば2段階認証を行うようにしておくのが良いだろう。Gmailなどは強くこれを推奨している。こうすることで、単にメールアドレスが他人にわかったとしても、簡単にはそのメールアドレスを使用して、りそな銀行に入り込むことはできないはずである。
これはりそな銀行だけでなく、他の銀行でもあるいは保険会社など金融関連の会社についても言えることである。オンライン取引をやる上では当然のことだ。
2018年6月7日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
静かに始まる自公民体制の崩壊:次期総裁を待ち受ける茨の道
石破首相が退陣し、新たな自民党総裁選が始まりました。例年通り複数の候補者が名乗りを上げ、メディアもその動向を追っています。一見、いつもの総裁選に見えますが、今回はこれまでとは違う「何か」が動いているように感じます。 次期総裁候補として、高市早苗氏や小泉進次郎氏などの名前が挙がっ...
-
GoogleはChromeのバージョン101をリリースした。 新しいバージョンは以下の手順で入手できる。 Chromeの画面で、右上の縦の3つの点をクリックし、出てきたリストから、「ヘルプ」を選択すると、リストが出てくる。そのリストの中の「Google Chromeについて」を...
-
11月03日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。 問題は上のようなものである。 とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。 これ以上は単純な考え方だけでは...
-
近頃、AIの力を借りることが多くなりました。私が愛用しているのは、GeminiとCopilotです。 以前は、検索エンジンを使う代わりにGeminiで情報収集をしていました。従来の検索と比べて、自然な言葉で質問できる点が気に入っています。 最近は、文章の添削にもGeminiを活...
0 件のコメント:
コメントを投稿