政府は緊急事態宣言を2週間延長することにした。
私は以前からコロナウイルスはインフルエンザ並みの病気なので、早く緊急事態宣言はやめたほうが良いという意見だ。コロナウイルスのほうがインフルエンザよりも恐ろしいという意見もあるが、若い人が全く死亡していないというのは、インフルエンザよりもコロナウイルスのほうが危険性が少ないという一つの例である。
後遺症に関しては、コロナウイルスの問題として騒がれているが、インフルエンザでも、またどの病気でも後遺症はある。インフルエンザでのデータが見当たらないので、コロナウイルスが危険だと言われているが、インフルエンザでも同等の後遺症はあるはずだ。このデータを示さないで、コロナウイルスだけを騒いでいるのが問題である。
この2週間の延長については、菅総理大臣というか、政府全体としてはやりたくなかったようだが、結局マスコミのコロナウイルスの煽りに影響を受けている国民のことを考慮して、延長してしまったというのが実状だろう。
この延長に関して、マスコミがあまり大きく報道しない話として、東京都の重傷者病床使用率というがある。今まで、東京都は厚労省と違った基準で重傷者数とベッド数を使って、現場は逼迫しているとしてきた。これを2月26日から厚労省の決めた基準に合わせたようだ。この変更でベッド数は500から1000に変更されている。この変更で、使用率は半減以下になってしまった。ただ、このベッド数が区切りの良い500とか1000という数字なのもおかしな話で、どうも東京都の出している数字はでたらめに近いようだ。こんな数字でコロナウイルスでは病床数が足りないと騒いでいたのは何だったんだろう。
もう一つ問題と思っているのは、解除の条件の変更だ。国は緊急事態宣言でどういう状態になったらやめるという基準を設けていた。それが全く今回の決定では無視されている。これに関しては、国民民主党の山尾志桜里議員がTwitterでコメントしているのが、話題になっている。「そもそも解除目標は、東京都で1日新規陽性者500人、国基準でステージ3。現在、新規陽性者263人(7日平均)、国基準でステージ2〜3。都民は基本的な目標を達成したのだから緊急事態宣言を解除すべきだ。空気や政局でゴールポストを動かすのはよくない。」というものだ。山尾議員が言う通り、この解除基準を解除の前に突然変更したことになる。多くの居酒屋などでは、データから解除されると考えて事前に食材の手当など用意していたところが多いようである。それが、無駄になってしまった。
今回の緊急事態宣言延長で、感染者数でいろいろ説明されているが、これも問題だ。もともと、感染者数ではなく、陽性者なのに、それを感染者数と言っている。陽性者の中には感染していない人が多く含まれてしまう。また、手当たりしだいにPCR検査をすると、陽性者数が自動的に増えてしまう。PCR検査の欠点なのだが、それを全く無視して、陽性者数を増やす作業を行っているのも問題だ。
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