緊急事態宣言の延長が決まった。すでに本日はその延長期間に入っている。
延長が決まるまでの、小池都知事の動きは、一都三県でまとまって、延長を政府に申し込もうというものだったようだ。
この際の小池都知事の動きは巧妙だった。埼玉と千葉の知事に対して、「神奈川の知事は延長に賛成している」とうそをついて、埼玉と千葉の知事に延焼申請に同意させようとした。この事実は神奈川県の黒岩知事の発言で、暴露されてしまった。
https://www.youtube.com/watch?v=YQvGK0Z53Zo
この行動は本来なら問題にされるべきで、流石に間違った報道をしているマスコミもこれに関しては問題視した。
しかし、コロナウイルスを恐れている大半の都民や県民は小池都知事のこういう動きも容認してしまうことを、小池都知事は見透かしていたのだろう。
さらに、この緊急事態宣言の延長に絡んで、東京都は直前までコロナウイルスの重傷者向けのベッド数を500としていたのだが、それを延長直前に1000に変更している。この変更で、十分にベッド数は足りているということになってしまった。解除条件が十分に整ってしまったということだ。
この変更に関しては、随分前から厚労省から東京都のベッド数の算出は厚労省が設定している数え方と違っているので、全国と同じやり方に変えてもらいたいという要望が出ていたようだが、それを東京都は全く無視していた。それを、この緊急事態宣言の延長をどうするかという大事な時期に変更してしてしまった。これでは東京都のデータは信頼できないということになってしまった。
さらに、ベッド数が500とか1000とかきりのいい数字になっているが、ベッド数がこんなに切りのいい数字になるはずはない。この数字もどうもまだ信頼できる数字ではないようだ。
都民や東京都の周りの県民は、こういうだましの数字に踊らされているのだが、それがよくわかっていないようだ。
すでに述べたが、コロナウイルスを恐れている都民や周りの三県の県民は、そんなうそをつかれても、だまされても、コロナウイルスは恐ろしいので、緊急事態宣言の延長を支持してしまうのだろう。
しかし、こういううそやだましに乗ってしまっていると、正しい判断ができていないわけだから、結局は被害を被ってしまうことになる。その点はよく考えておかないといけない。
こういう小池都知事と東京都の動きを見て、政府もやむなく宣言の延長を決めてしまった。ここは早く解除してもらいたかったのだが。
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