2022年10月31日月曜日

マスクをしないで将棋に負ける?

 「10月28日に行われた将棋の第81期名人戦A級順位戦で、佐藤天彦九段が、永瀬拓矢王座との対局中に、マスクを一定時間以上着用しなかったことで、日本将棋連盟の規定により反則負けとなりました。」


このニュースを聞いたときに思ったのは、「そんなばかなルールを将棋連盟が作っていたのか」ということである。


そもそも対局室に入るのは、対局者と立会人だけであり、数人だ。その人達も明らかに感染していないから対局しているのであり、立会しているわけだ。


こんな状況で、どうしてマスクをしないといけないのか?感染する可能性など全く考えられない。たとえ狭い対局室であれ、そういう危険性はまったくない。


こういうルールを作ったのは、対局する棋士の方や、将棋を見ているファンの人達が苦情を言ってきたからだ。全く間違った意見である。こういうときには連盟として、きちんと反論して、ルールを作らなければよかった。もっと、コロナウイルスに対する知識を持って対応すべきだったのだ。


このルール違反は、対局者の永瀬王座が指摘したようだ。これも問題だと思う。たしかに、ルールがあるなら、ルール違反なのだろうが、それで勝ってしまうのはどうなのか?気持ちの持ち方として、どうしても佐藤九段に勝ちたいということが、心の底にあったのではないだろうか?こんなことで勝ってどうするのだ?


このブログでいつも言っているのだが、マスクでコロナウイルスは守れない。効き目があるとすると、コロナウイルスに感染している人が、咳などをするときに飛沫が飛ぶのを防ぐことはあるので、そのときだけである。それ以外は効果などない。


コロナウイルスは、花粉やタバコの煙よりも微細なゴミみたいなものだ。花粉が飛び散るときに、花粉が鼻の中に入るのを防げるか?防げないから、相変わらず、毎年花粉症になる人は花粉に悩まされている。近くにタバコを吸っている人がいれば、マスクをしていてもタバコの匂いはする。これと同じで、コロナウイルスが飛び回っているなら、マスクではコロナウイルスを吸い込むことを防御できない。


こういう効果のないマスクを、同調圧力もあるのだろうか、つけないといけないような雰囲気が未だに漂っているのは問題だ。早く、マスクはとって自由に呼吸をしたいものである。




2022年10月29日土曜日

2022年10月30日付毎日新聞の辛口数独の解き方

 10月30日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。




ここで下の図を見てもらいたい。



上の図で3つの赤の線に注目する。「4」と「5」がその直線上にあるので、赤い丸で示した2つの箱に、「4」もしくは「5」が入り、他の数は入らない。


そこでこの情報を使って、赤い丸で示した箱に「1」が入ることがわかる。



この「1」が入った縦の9つのマスの残りの2つのマスに入る「3」と「9」も入れるマスがわかる。


これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。





2022年10月17日月曜日

AI画像ジェネレーター「DALL・E2」を使ってみた

 OpenAIがAI画像ジェネレーター「DALL・E2」の一般向け公開を数ヶ月前から行っている。そこで少し遅くなってしまったが、実際に使ってみた。


アクセス先は以下のところだ。

https://openai.com/dall-e-2/


まずは、画面右上の「Sign Up」をクリックして、登録(Sign Up)を行う。


その後、登録したIDとパスワードで「Log In」をクリックして、使用開始する。


「Start with a detailed description」と書かれている下の箱に、書きたい絵の詳しい内容を表現する。


その後、「Generate」をクリックすれば、希望した絵が4枚ほど表示される。


元の画面の下の部分に、多くの絵が表示されている。これらは、サンプルで、どういう表現をしたら、こういう絵になるという例だ。この例をクリックすると、「Description 」の英文と、その英文で作られた絵が表示される。この「Description」を参考に、それを編集して自分の絵を作り出すと、なるほど、こういう具合に表現すれば良いんだという考え方が理解できる。


以下は私が最初に描いた絵の例である。

「Description」は

“3D render of a historical steam locomotive running along the river side”

である。


この絵は例としてあげられていた以下のものをクリックして、その「Description」を少し変更することで、別の絵に仕立て上げた。



次は、私自身が「Description」をすべて考えて書かせた絵である。

「Description」は

“An old Japanese castle towering over a mountain surrounded by autumn leaves”

である。





意外といい絵が描けていると思うのだが、どうだろうか?




2022年10月15日土曜日

国際捕鯨委員会「破産の恐れ」

 本日の朝日新聞の記事で、国際捕鯨委員会(International Whaling Commission)が破産のおそれがあるという。


ネット上ではまだどこもこういう報道をしていないので、朝日からだけの情報なのだが、IWCの財政状況を示す資料からの確かな情報のようだ。


こういう状況になることは、3年前に日本がIWCを脱退してからすぐに分かることだった。なにしろ、日本が最大の資金供給を行っていたのだから。それがなくなったら、当然資金的に困ってくることが明白だった。


日本がIWCを脱退することに関しては、懐疑的な意見も出ていたが、結局脱退したことは良かったということになる。これでIWCの運営が頓挫してしまえば、日本の捕鯨を制限するものはなくなってしまう。


IWCだけでなく、世界には国際連合とか、世界貿易機関(WTO)、世界保健機関(WHO)などいろいろの機関があるが、日本のためになっている物は少ないと考えた方がいい。みんな、それらの機関を作った国家の都合のいいように運営されている。あるいは、中国のように自分たちの都合のいいように解釈をして、利用している国がほとんどだ。


例えば、中国などは相変わらず低開発国のようなふりをして、それを利用している。今では、世界有数の巨大な経済大国になっているのに。


国際連合を見てもよく分かる。最近のウクライナ戦争にしても、ロシアの勝手を妨げれらない。拒否権があるのだから。こういう具合に、彼らの都合のいいように組織を作り上げているのだ。どうして、国際連合に莫大なお金を提供している日本に拒否権がないのか。これを考えると、この国際連合という組織が日本にとっては良い組織でないことは明白だ。


WHOに関しても、中国の言いなりになっている部分もあるし、西欧諸国の薬剤メーカーの言いなりになっている部分がある。このことは、今回のコロナウイルス騒動ではっきりした。誰も人の命を最優先する対策を考えないで、薬剤メーカーの都合のいいようにしてしまっている。こんなWHOなら潰したほうがマシかもしれない。


すべての国際機関で、日本は資金だけはかなりの額提供しているのだが、どの機関でも日本のためにはなっていないような気がする。参加しているメリットが見えない。そんなことなら、そういう機関からは身を引いても良いのではないだろうか。資金提供するくらいなら、国内でその資金を使ったほうがマシではないのか。


日本は戦前に国際連盟から脱退した。西欧諸国の横暴には従えないという理由で。しかし、戦後、この国際連盟脱退は失敗だったと教育を受けている。それは本当だったのだろうか?脱退したから太平洋戦争が回避できたわけではない。西欧諸国の横暴に対抗しようとした日本政府こそ褒められて良いのではないだろうか?日本は西欧諸国、特に米国、英国に痛めつけられてやむを得ず戦争に引き込まれてしまったのだ。こういう歴史の理解を日本人はもっと深めないといけないと考える。


なにはともあれ、IWCが財政危機に陥っているのはいい傾向だ。そのうち、日本に資金提供をお願いしに来るかもしれないが、その時には体よく断れば良い。日本の都合の良いようにIWCが変わらない限りは資金提供しなければ良いのだ。




中国のコロナ対策は成果を出せていない

 中国のコロナ対策の状況を詳しく報道している日本のマスコミは少ない。情報が流れてきていないことも事実なのだが、もう少し、情報を確保して、情報を流してもらいたいものだ。


その中で最近、中国の方だと思われる方が流しているYoutubeの情報は興味深い。

以下のところだ。

https://www.youtube.com/watch?v=QZZTYHvrxe8


前半は上海の水事情を紹介しているのだが、後半はコロナ雨意する対策を紹介している。


上海の、というか、中国の水事情は大変な状況なので、それも興味深い内容だ。


コロナウイルス対策としては、中国では今でも殆どの地域でロックダウンが行われている。地域で一人でもPCR検査陽性がでたら、その地域全域で外出禁止などが徹底されるようだ。


このYoutubeでも言っているのだが、これでは中国経済は成り立っていかないのではないだろうか。日本でもこの中国に似た状況になった時期はあったが、最近ではロックダウンなども行われず、海外の人の受け入れも制限なしになってきているので、問題は少なくなってきている。もとに戻らないことを祈る。


これに対して、中国は相変わらず、コロナウイルス対策のゼロ対策を行っている。こういうことを行っていたら、経済が疲弊するのは解りきっているのだが、どうしてこういうことをやめられないのか、不思議だ。


本当に日本はこういう事にならなくてよかった。


中国はこういう政策を今後も続けていくようなので、更に経済的に困窮していくと考えられる。それはひょっとすると習近平体制の崩壊を招くのではないだろうか?




2022年10月12日水曜日

健康保険証はマイナンバーカードの一体化へ

 政府は2024年秋を目処に保険証を廃止することにし、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に変更するようだ。良い決断だと思う。


医療機関でマイナ保険証対応が全くできていないかと思ったが、すでに導入済みのところもあり、カード読み取り機の申込済みも80%程度はできているようだ。


マイナンバーカードの保険証に移行するには、カード読み取り機だけではなく、システムを導入する必要があるが、それも出来上がっていると見て良さそうだ。ただ、この手の情報システムはいつも問題を起こすので、心配だが。


政府内には個別事情による例外を認めず、マイナ保険証に完全切り替えを求める意見もあるときく。ぜひそうするべきだ。


ネットでの情報だと、お隣の韓国ではマイナンバーカードの制度は格段に進んでいる。マイナンバーカードには以下のような情報が入っている。


すべての指の指紋、パスポート、出入国記録、クレジットカード、医療保険、診察券、お薬手帳、健康診断、国民年金、住民票、戸籍、徴兵の記録、運転免許証、自動車登録、不動産登記、所得、福祉制度の利用、銀行口座、(位置情報を含む)携帯電話、インターネットの契約と接続、有料放送加入、高校・大学の出欠確認・成績証明・卒業証明。


これに不足するとしたら、定期券かな。電車やバスの定期券。あるいは、老人用のパス。選挙のときの投票券。まだ、他にも色々考えられる。


こういう情報が入っているので、相続の手続きなども被相続人の死亡届を出すだけで、相続できる遺産や相続税が通知される。相続必要な戸籍謄本、住民票等の入手も必要がない。福祉制度で適用していないものがあれば、連絡が来る。免許証の視力検査なども健康診断を受けていれば不要だ。お酒を飲んだり購入したりするにも年齢確認ができる。ネットサイトの登録や金融機関を利用する際の登録などにも利用できる。


韓国では今回の新型コロナウイルス対策でも利用された。「入国後14日間自己隔離期間中の健康管理と位置情報」「マスク購入制限(重複購入防止)」などである。


マイナンバーカードはそのうちにスマホの中に取り込まれるのではないか。スマホに取り込んでおけば、そのディスプレイで必要な情報を表示することもできる。例えば定期券などはいつまでの分を購入しているのかすぐに分かる。


すべての人がスマホを持っているわけではないし、すべての人がスマホを持つわけでもないので、100%スマホに移行するということはないと思うが、単なるカードよりも便利になることは間違いない。


マイナンバーカードについては、個人情報をすべて国に管理されているのは怖いという話がある。しかし、現在でも殆どの情報は国に管理されている。と言うか、国がその気になれば個人情報のかなりの部分は入手可能だ。上にあげた韓国のマイナンバーカードに入っている情報は、日本でも国あるいは政府はほとんどのものを入手できる状況にある。例外は指の指紋や高校・大学の成績などだろう。


所得や銀行口座などがわかると嫌だという話があるが、所詮調べようと思えば調べられる。自分の財産を国に把握されていると、余計な税金の督促を受けてしまうという考えがあるかもしれないが、それは税金を誤魔化そうとしているからで、犯罪だ。


むしろ、マイナンバーカードで情報が一元化したので、それをもっといい方向に利用できないかと、考えないといけない。


私は確定申告用にマイナンバーカードを取得している。妻にも最近取得するように勧めて、取得の手続きをすませた。手続きはスマホで行ったが、実に簡単だった。マイナポイントも、新たにカードを取得した人に5000円分、カードを健康保険証として使うための手続きをした人に7500円分、預貯金口座とのひも付けをした人に7500円分をそれぞれ支給すされる。





2022年10月10日月曜日

Windows 11でWindows 7で遊んでいたソリティアなどのゲームを楽しむ

 私のお気に入りのゲームソフトはマイクロソフトのゲーム(Microsoft Games)で、ソリティアとかマインスイーパーなどの簡単なゲームだ。特にその中で、スパイダー・ソリティアが一番のお気に入りである。


このMicrosoft Gamesは、Windows 7で提供されていたものが、Windows 8になった途端になくなってしまった。


以前、このブログでもそのMicrosoft GamesをWindows 10にインストールして、楽しむ方法というのを書いた。しかし、その方法も今では使えなくなっているようだ。


現在マイクロソフトから提供されているものは、インターフェースやスピード感などがあまりよくない。それでしばらくこの手のゲームで楽しむのを諦めていた。


それでも、機会があるごとになにか良いものがないか探していたのだが、見つからなかった。ところが今回、良いものが見つかったので紹介する。


今回紹介するサイトは、ほとんどのゲームで以前のWindows 7時代のMicrosoft Gamesそっくりになっている。動作も早くて素晴らしい。すべてのゲームを試してはいないのだが、気にいっている。


インストールできるサイトは以下のところだ。

Download Windows 7 Games for Windows 10, Windows 8 and Windows 8.1

https://win7games.com/#games


このサイトで下の方にある緑色のラベルの「DOWNLOAD GAMES」をクリックすれが良い。


ダウンロードしたファイルは、ZIPファイルなので、解凍して

その中のファイル「Windows7Games_for_Windows_11_10_8.exe」を実行する。

以下のようなインストール画面が表示されるので、「次へ」をクリックする。



どのゲームをインストールするか選択する画面が出て来るので、選択し、「Install」をクリックする。


インストールが終了すると、終了の画面が表示されるので、「Finish」ボタンをクリックする。それでマイクロソフトのWindows 7のゲームがインストールされる。


インストールしたマイクロソフトのWindows 7のゲームは以下のようにGamesとして表示されているところにあるので、遊びたいゲームをクリックすれば、通常のWindows 11のアプリケーションと同様にゲームが開始される。



以下の画面はソリティアの画面である。Windows 7時代のマイクロソフトのゲームそのままという画面で、以前と同じように遊べる。





女子は理系に向かないか?

 今日の毎日新聞に、『都内の中高一貫女子校 先入観なくし「理系シフト」』という表題の記事が出ていた。

https://mainichi.jp/articles/20221010/ddm/013/100/020000c


記事の中にも出て来る『「女子は理系には向かない」という先入観がありがち』というのは、今もある。


最近、私は孫と付き合う時間が多いのだが、その場合でも女の子と男の子では、接し方を変えているのではないだろうか?私は男女の区別をつけないで、孫と付き合っていると思うのだが、やはり、男の子だから、女の子だからという気持ちが、考え方の中にある。


着るものにしても、女の子は赤系のものを着せて、男の子は青系のものを着せるとか、そういう世間の常識のようなものを入れて、着るものなどを選択しているのではないだろうか?


我々は意外と世間の常識と考えられているものに、無意識に縛られて生活しているようだ。この常識の中に、「女子は理系には向かない」というのがある。


その影響が、女の子は理系よりも文科系という先入観にも出てきている。長い歴史の中でも、有名な理系の女子というのは少ない。私などはノーベル賞を2回もらったキュリー夫人を思い浮かべる。残念ながらそのくらいしか思いつかない。


長い人類の歴史の中で、女はこういうことする、男はこういうことをするという常識みたいなものが存在していて、それに縛られているのだ。


最近の科学の進歩や、社会の変化で、古からの常識は変えないといけない状況になってきている。そういう常識の中で、現代には合わないと思われるものは、どんどん取り去っていった方が良い。


現代の社会環境にあった男女の役割を作っていく必要がある。男女の役割はひょっとすると全く同じかもしれない。しかし、子供を産むのは女性だけという事を考えると、違っている部分があってもよさそうだ。


昔に比べると、状況は大きく変化しており、女性の活躍の場は大きく広がっている。女性は比較的腕力が弱いので、力仕事には向かないと言われてきた。しかし、力仕事にもいろいろの機器が導入されて、女性が取り組むことのできる場面が多くなっている。


最近、トラックやタクシーの運転手に女性を見かけるようになった。他の仕事でも女性が活躍する場は増えているのではないか。


理科系の女子がもっと出て来るのは、良いことだ。50%と言わなくて、もっといても良いのかも知れない。




2022年10月6日木曜日

選んだ箱を変えるかどうか?NHK「笑わない数学」(確率論)

 9月21日(水)夜11時NHK総合「笑わない数学」を見た。


お笑いの尾形貴弘が大真面目で数学の難問をとりあげる30分の知的エンタメ番組だ。


そこで、確率論が話題として取り上げられた。そこに面白い設問が出された。


1 視聴者の前に3つの箱(A,B,C)が出された。その中の一つに宝(金のインゴット)が入っている。


2 まず視聴者に宝の入っていると思われる箱を選択してもらう。選択した箱はAとする。箱は開けない。


3 尾形は宝の箱の入っている箱を知っていて、宝の入っていない箱を開ける。(宝がAに入っている場合は、BまたはCを、宝がBに入っている場合はCを、宝がCに入っている場合はBを開ける。)


4 尾形は、「選んだままでもいいけど、残っている(未開示の)箱に変えてもいいですよ」という。


さて、あなたは変えますか、そのまま変えないですか。


というものだが、どうするのが良いか?


直感的にはどちらにしても3分の1の確率なので同じだから、変えないでおくという人が多いのではないか?


実際は、変えた方が宝のある箱を当てる確率は良いという。


番組では実際に100回実験を繰り返して試してみたようだ。そして、その結果、変えた方が変えないよりも倍の3分の2の確立に近い数字になった。


私はこれを実際にやるのではなく、Excelの表でやってみた。以下のようなものだ。リストが大きくなるので、20回やった時のもので説明する。



宝(金)のある箱は1としておく。視聴者が選択する箱はランダムに1,2,3のいずれかの数字を発生させた。開けるか箱(削除する箱)は視聴者が1あるいは2を選んだ場合は3を、3を選んだ場合は2とした。


その結果、変更せずに勝ったケースは、この表では6回だ。従って、負けた回数は14回になる。


この表を見ていると、なんとなく、変えた方が確率が高いというのに気づくはずだ。


番組では以下のような図を使って説明していた。

視聴者が選択する箱はAとしておく。

上の段は宝(金)がAに入っていた場合で、これは変えない方が良いケースだ。

中の段は宝(金)がBに入っていた場合で、これは変えた方が良いケースだ。

下の段は宝(金)がCに入っていた場合で、これは変えた方が良いケースだ。


視聴者が選択した箱がAでなく、BやCであっても同じ話になる。


つまり、変えた方が当たる確率は3分の2で、変えない方の確率は3分の1になる。



2022年10月5日水曜日

北朝鮮の弾道ミサイル発射について、日本に飛んできた時の対策は?

 昨日、10月4日に北朝鮮は弾道ミサイルを発射し、東北地方の津軽海峡あたりを通過して、4600キロ飛行して、日本のEEZ(排他的経済水域)の外側の太平洋上に着弾した。


今回の発射で気になるのは、その飛行距離が以前のものと違い、格段に増えたことだ。この進捗状況では、近いうちに米国にも届くものを開発してくることは間違いない。


日本ではJアラートが出されて、地域によっては混乱が起きたようだ。


こういう騒ぎでいつも思うのだが、騒いでも何の足しにもならない。本当に日本に向けて核弾頭ミサイルが発射されてしまえば、それを守る手段を日本は持っていない。もはや日本では何の対策もせず、騒いでいる状況ではないということだ。北朝鮮はすでに日本のほとんどの地域に届く弾道ミサイルをかなりの量持っており、それらは確実に日本に向けられていると考えたほうが良い。


更に言うなら、そのいくつかの弾道ミサイルには、核爆弾が乗っかっている可能性もある。つまり、北朝鮮が日本に向けて原爆を落とそうと思えば、簡単にできる状況にある。


実際にはミサイルを打ってきていないので、日本人の大半は平気で生活している。この状況はたとえとしては良くないかもしれないが、原発が安心だと思っていたのに、福島原発事故でそうでなかったと気づいたときによく似ている。実際に問題が発生しないと、対策がきちんと打てない。


核弾頭ミサイルは北朝鮮だけでなく、中国やロシアも日本に向けて、発射する準備ができていると考えてよい。


発射していないのは、単に米国からの反撃が怖いからだ。もし、米国が反撃してこないとわかったら、日本は大変なことになる可能性がある。一部の人は、心優しい北朝鮮、中国、そしてロシアはそんなことはするはずがないと考えているようだが。


これに対する対策はどうすれば良いのか?多分自衛隊内などでは、すでにいろいろ議論されていると思うのだが、国民全体としても、対策をもっと真剣に考えておかないと大変なことになる。


今のところ、北朝鮮の弾道ミサイルはその飛距離を伸ばすことが中心で、目的は米国まで届く弾道ミサイルを作ることだ。今回も、弾道ミサイルがどのくらい飛ぶようになったかを確認する実験だ。今回の発射で飛距離は着実に増えてきているので、数年後には米国に届くような弾道ミサイルができるのではないだろうか?





2022年10月1日土曜日

2022年10月2日付毎日新聞の辛口数独の解き方

 10月2日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。




ここで下の図を見てもらいたい。



上の図で2つの赤の線に注目する。「1」と「8」がその直線上にあるので、赤い丸で示した2つの箱に、「1」もしくは「8」が入り、他の数は入らない。


そこでこの情報を使って、赤い丸で示した箱に「4」が入ることがわかる。



それ以降、以下の図のところまでは簡単に解き進めることができる。これ以降は、従来の手法では先に進めない。



上の図から、2か所の箱に入るそれぞれの数字を簡単に見つけることができる。


まず、以下の図で説明する。



右端の縦の9箱に注目する。赤い四角で示した箱以外は、空いている箱に「8」が入らない。

つまり、赤い四角で示した箱に「8」が入る。


また、次の図を見てもらいたい。



右端最上部にある丸印で示した箱に注目する。この箱の縦横を見てみると、1から9のうち、「3」だけがない。つまり、丸印で示した箱には「3」が入ることがわかる。


これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。





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