2024年7月27日土曜日

人口減少の対策に一夫多妻制?

 元安芸高田市の市長だった石丸伸二氏が最近テレビで引っ張りだこのようだ。


そのテレビの番組中に、石丸氏が人口減少対策として、一夫多妻制に言及したことに、非難の声が上がった。番組をきちんと見ていれば、石丸氏が本気で一夫多妻制を導入すると言ったわけではないことは明白なのだが、一部を切り取ってさも石丸氏が一夫多妻制の推進論者のような動画や記事を流すマスコもがあった。


このマスコミが得意な、切り取りについては問題だが、それ以外で気になったことがあった。


それは、一夫多妻制は問題のある制度だと確信している人達が多いということである。


ただ、世界中を見回してみると、それは違うんじゃないかなと感じてしまった。


そこで、生成AIのGeminiに聞いてみた。

「世界で一夫多妻制を行っている人たちの割合はどのくらいでしょうか?その制度を取っている国なども教えて下さい。」


回答は以下の通りである。

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世界で一夫多妻制を行っている人の割合を正確に算出するのは困難です。なぜなら、一夫多妻制が違法とされている国でも慣習的に行われている場合や、婚姻届を出さずに事実婚の形で一夫多妻制を実践しているケースがあるからです。


しかし、一夫多妻制が法律で認められている、または慣習的に広く行われている国は、主に以下の地域に集中しています。


* **アフリカ:** セネガル、マリ、ブルキナファソ、ナイジェリアなど

* **中東:** サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールなど

* **東南アジア:** インドネシア、マレーシア(一部地域)など


これらの国々では、イスラム教の影響が強く、クルアーン(コーラン)で一夫多妻制が条件付きで認められていることから、比較的受け入れられています。


ただし、近年ではこれらの国々でも、女性の権利意識の高まりや経済的な理由などから、一夫多妻制を選択する人は減少傾向にあると言われています。


**重要な注意点:**


* 一夫多妻制は、多くの国でジェンダーの不平等や女性に対する差別を助長する可能性があると批判されています。

* 一夫多妻制の実態は、国や地域、宗教、文化によって大きく異なります。


より詳細な情報を知りたい場合は、特定の国や地域の一夫多妻制に関する研究論文や調査報告書などを参照することをお勧めします。

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この回答は、まあ妥当な回答ではないかと思う。間違っているとはっきり言えるとことはなさそうだ。


この回答で示されるように、イスラム教の信者が多い地域では、一定の条件を元に、一夫多妻制は認められている制度である。だから、一般的にはイスラム教の信者に向かって、一夫多妻制はいけないことだというのは、問題なのだ。私もあまりイスラム教について知っているわけではないが、一夫多妻制を認めているというのは知っていたので。

イスラム教以外にも、モルモン教なども一夫多妻制を認めているが、モルモン教のお膝元の米国では一夫多妻制を禁止しているので、実際にモルモン教徒でも一夫多妻の人たちはいないはずだ。


同じ生成AIのCopilitに聞くとGeminiと同じような内容の回答があったが、付け加えて、以下のような説明もついていた。

「日本は一夫多妻制を認めていませんが、江戸時代以前には富裕層が妾を取ることが普通であり、犯罪ではなかったとされています。」


そもそも、日本では江戸時代でなくても、明治天皇には側室が何人かおられ、全部で5人の男の子と10人の女の子をもうけられている。正室の昭憲皇太后にはお子様がおられなかったので、側室のお子様の大正天皇が天皇を継がれている。天皇家が一夫一婦制になったのは、大正天皇からではないかと思う。つまり、日本でもつい100年ほど前には、一夫多妻制は普通に行われていたのだ。





2024年7月28日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 7月28日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。




ここで下の図を見てもらいたい。


右側下段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「6」と「9」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「6」もしくは「9」が入り、他の数は入らない。。



これを利用すると、右側下段の9つの箱の一つに「5」が入ることがわかる。


これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。




2024年7月26日金曜日

人口動態統計速報(令和6年5月分)の発表での死亡者数

 厚労省が7月26日に発表した人口動態統計速報によると、令和6年5月の日本の死亡者数は、令和3年以前に比較すると、令和4年、令和5年に引き続き、激増している。人口動態統計速報からのデータをグラフにしたものが以下のものだ。



以前から説明しているように、黄色の線で表した令和3年のデータも、それ以前に比べると、増えている。そして、灰色、赤、濃い青で示した令和4年以降のデータは、それ以上に増えているのがわかる。


死亡者数は令和3年以降、大きく増えているのだが、平均年齢はそれでも大きくなったそうだ。

厚生労働省によると、2023年の日本人の平均寿命は

▽女性が87.14歳

▽男性が81.09歳で

前の年より

▽女性は0.05歳

▽男性は0.04歳

上回った。

厚生労働省の発表では、コロナウイルスによる死亡者数が減少したからだそうだ。しかし、死亡者数は増えているのに、平均寿命は増えるというのは、どういうことなのか?よくわからない。



2024年7月23日火曜日

Googleの生成AIモデルのGeminを使ってみよう

 インターネットで「Geminiとは?」とChromeで検索してみると、

「Gemini(ジェミニ)は、Googleが2023年12月に発表した生成AIモデルです。テキストや画像、動画、音声など複数のデータタイプを理解し、操作できるマルチモーダル対応のAIモデルで、従来の生成AIよりも幅広い回答を得ることができます。」

という説明が出てくる。


この回答も、生成AIによるもである。


世の中ではChatGPTが、提供され始めてから、生成AIの話題には事欠かない。ネットで検索しても色々と出てくるし、Youtubeなどでも、紹介する動画がたくさん出てくる。


ただ、紹介記事などを見ていると、まだ一般の人には使われていないなというのが私の印象だ。


マルチモダール対応ということで、今まで使い慣れているアプリとは、ひと味もふた味もちがう気がする。それが、Geminiなどを使うのを遮っている障壁のような気がする。


ただ、生成AIを使うのは、早けれ早いほうが良い。全く新しい技術なので、戸惑いはあると思うのだが。まずは使うことである。


これは、インターネットが出てきたときとか、スマホが出てきたときとか、と似ている。最初はなれないので、スマホなども触ろうとしないでいたが、徐々に周りの人が使いだし、それでは使ってみようかとなって、使い始めたという人も多いのではないだろうか?そして、その便利さに慣れて使いこなせるようになっていく。


生成AIもそれと同じで、まずは使うことから始めないといけない。


そのためには、検索として使用するのが一番とっつきやすい。今までの検索だと、「東京都知事選 石丸」なとといった検索語を使って、自分の知りたいことを探していた。


それを、「東京都知事選での石丸氏の選挙活動について教えて下さい」という具合に、普通の質問文にして、質問する。回答は人が答えるような文章で返ってくる。


まずはこういう検索をやって、AIに質問して、会話をすることから始めると良いと思う。これに慣れると、生成AIの対応が少しずつできるようになってくる。






2024年7月22日月曜日

保守用車同士が衝突・脱線した新幹線の事故について

 昨日は、保守用車同士が衝突・脱線した事故で東海道新幹線は、ほとんど機能しない状態になってしまった。


最初に思ったのは、どこかに迂回路がないかということだ。新幹線「ひかり」に乗っていると、そのそばを通過していく「のぞみ」をよく見かける。だから、新幹線では、3車線とか4車線が普通なのではないかと思っていたのだが、どうもそうではないらしい。


実際、新幹線の事故現場の写真を見てみると、2車線しかない。そういうところの方が多いのかも知れない。これでは迂回もできない。


Youtuneでは、新幹線の素晴らしさを外人がびっくりする様子を紹介する動画がたくさん出てくる。事故は全く起きたことがない、時刻通りに動いている、車内もきれいだなど、日本自慢が続く。


それにしては、今回の事故はみっともないことになってしまった。丸一日、新幹線が動かなかったのだから。


新幹線で運ぶ客の数は、飛行機なとは比較にならないほど多い。今回もANAが2便ほど羽田と大阪をつなぐ便を飛ばしたが、焼け石に水だった。


リニア新幹線ができていれば、少しは客をリニアの方に回せたのにという恨み節も聞こえた。


私は、こういう事故の対策として、自動車などに取り付けられ始めている自動停止装置を、こういう車両に付けるのが良いと思う。工事車両だけでなく、新幹線の車両にもつければ良い。新幹線の車両にはついているのかも知れないが。


新幹線のレールの上を動くものすべてに、自動停止装置をつければ、済む話した。自動車の自動停止装置よりも簡単なのではないか?自動車はどこに動くかはっきりしないところがあるが、列車はレールの上を走っているので、それよりは簡単に思える。




生成AIはどんな人にも有用なツール、どんどん使おう

 生成AIを使ってはいけないという会社があるようだ。確かに、使用することで、会社の内部の情報が外に漏れ出してしまう可能性があるので、簡単に社内で使用することはいけないかも知れない。


しかし、生成AIを使わないでいると、他社との競争では負ける可能性が高くなってしまうだろう。結局は、要人をしながらでも、使わざるを得なくなる。


学校の宿題でも、生成AIを使うなという指示を出している先生もいると思う。


しかし、これから先、AIの技術がどんどん進化していくときに、そのAIを使わない手はない。宿題をやるのに、AIなしでやるよりも、AIを駆使して、宿題をやるほうが、これからの社会では役立つはずだ。AIの使い方を覚えておけば、宿題の内容のレベルアップが図れるはずだから。それが、結果として、社会に出たときにAIを駆使して仕事をするということに役立つはずだ。


スマホが出てきたときには、子どもたちに使うなと言っていたと思うのだが、今ではそういう事を言う人は減ってきているのではないだろうか。むしろ、スマホを有効だと感じて、皆さん、色々と使っている。子どもとの連絡もスマホだ。電車の中でも、ほとんどの人が、スマホの画面を見ているという状況だ。昔は、電車の中では、新聞を見ている人がほとんどだったが。


今のAIというのは、一昔前のスマホのようなものである。便利さが見えていない時代には、敬遠されていたが、使うことで便利になってくる。そのスマホの機能は、高学歴の人たちに有利に働くかというと、そうではない。逆に、学歴が低い人でも、高学歴の人と同じように使える。能力をレベルアップしてくれる。


つまり、スマホという技術によって、人の能力が平準化したことになる。今や、スマホで、色々のことを調べることができ、はては外人と話をする時代になってきている。今でも、ガラケーしか使えない人もいるようだが。


AIでも、これと同じことが起こるはずだ。知識が豊富だという人と比較しても、知識のない人が、AIを使用することで、知識のレベルを同じところに持っていける。


AIはまだまだ進歩すると思うが、今からどんどん使うようにするのがいい。便利な道具は早く使って、使い慣れるようにする。それは自分のレベルアップに役立つはずである。




2024年7月19日金曜日

パナソニックのコンデジ、DC-TZ95の修理

 パナソニックのコンデジ、DC-TZ95を使っている。


類似した機能を持っている機種にキャノンのPowerShot SX740 HSというのがあるのだが、DC-TZ95の方を愛用している。


キャノンのコンデジは光学ズームで40倍、パナソニックは30倍とキャノンのほうがいい。それに対して、パナソニックはファインダーがあるという点がいい。


カメラを使い慣れている私としては、ファインダーはあったほうがいいと感じる。その点がパナソニックを選んでいる理由だ。


今年の春頃にパナソニックはTZ-95の製造を中止してしまった。ということは、今後同じような機能のコンデジを探すとすると、他のメーカーのものを探すしかない。


実は、私は現在使用しているTZ-95の他に、もう一台同じものを持っていた。残念なことに、画像の一部がぼやけてしまう症状が出て、新しいものを購入した。


最近、ヤフオクなどを見ていると、TZ-95の価格が異常に高騰していることがわかった。もともとの販売価格は5万円くらいだったと思うのだが、ヤフオクなどでは10万円以上の価格が付けられている。なんだ、これは?


こんなに価格が高騰するということは、TZ-95を買いたいという人が未だにいるということである。製造中止したのは、大変残念なことだ。


そこで思いついたのだが、画像のぼやけてしまっている古いTZ-95を修理して売ったらどうかなと考えた。今まで、全く修理などということは考えなかった。修理費用が高いのなら、新しいものを購入したほうがいいという考えがあったのだ。


ところが、ヤフオクなどの価格を見ていると、そんな高額では購入するつもりはないが、修理代が安いのなら、修理をしておくのも悪くない。ヤフオクで売るのではなく、もしも今持っているものが、故障してももう一つ使えるものがあるというのは良い。


ということで、修理を依頼することにした。修理代はかかるかも知れないが、それほど高くないなら、直しておくのがいいと思った。修理の依頼は、パナソニックのサイトで簡単に行えた。修理費用がある一定の額を超えるようなら、連絡をもらって、修理するかどうか判断することにした。


実際にかかった費用は、私が指定したが額よりも低く、24,134円だった。レンズユニットを交換したので、少し費用は高くなったが、ヤフオクの値段を考えると、安いものだ。




2024年7月17日水曜日

東京都知事選で気づいたこと(その5)

 今回の都知事選で不思議に思ったのは、政党を表に出して戦ったのは蓮舫氏だけでした。それも、共産党支援が大きく報道されると、票に繋がらないということで、全面には出さない戦いをしました。


考えてみると、自民党、日本維新の会が候補者を擁立しませんでした。更にいうと、日本保守党や参政党も候補者を出さなかった。当選の可能性が低いので出さなかったのか、いい候補者がいなかったので、出さなかったのか。


私は、日本維新の会や日本保守党は、次の衆院選などのためにも、立候補者を選んで、都議選に出るべきだったと思います。都知事選は、先の選挙が終わったときから、いつ選挙があるかわかっていたわけで、特に維新は準備不足と言われても仕方がないと思います。


都知事選は単なる地方選挙ですが、全国の選挙にも大きな影響を与えます。今回、維新が候補者を建てられなかったということは、今後の選挙に大きな影響を与えるのではないでしょうか?ここで候補者を立てておくか、おかないかで、全国展開の速度が違ったと思います。


今回の都知事選で負けたとしても、地方行政について、党の意見をきちんと世間に知らせる良い機会だったと思います。意見は聞いてくれなくても、維新はやる気だなという雰囲気が、都民だけでなく、全国の人に伝わるはずです。


今回、都知事選で候補者を出せなかったというのは、全国民に勢いが落ちたなという悪い印象を与えてしまったと思います。


日本保守党にしてもしかり。今後の全国での選挙のことを考えたら、候補者を出して、日本保守党の意見を表明しておく必要があったのでは?保守党の名前を知らしめておく必要があったのでは?




2024年7月15日月曜日

東京都知事選で気づいたこと(その4)

 東京都知事選の結果が出た後での、石丸伸二氏へのパッシングはすごかったですね。


選挙前には全く取り上げていなかった各メディアが石丸氏を取材して、彼の発言の中で問題点を探し出して、パッシングする番組や記事を次々と発表していました。今は少し収まってきたようですが、それでもいろいろ話題になっています。


その中で、批判が出ていたものに、石丸氏が安芸高田市議会で居眠りをしている人を叱りつけているのがあります。


この居眠りについては、その発言があったときには、私はあまり考えていなかったのですが、今考えてみると、おかしなことに気が付きました。


どうして、居眠りしている議員を咎めたのが悪いのか?単に当たり前のことをしているだけです。


というのは、ご自分の会社などで、会議をしたとします。その時に、居眠りをしたらどうなりますか?そのまま放おって置くという会社は少ないんじゃないでしょうか。むしろ、そんなことをしていたら、減給処分になるとか、果ては退職にまで追い込まれてしまうこともあるのでは?


それが、市民の代表である議員は許されるんでしょうか?国会議員は許されるんでしょうか?現在は、なぜか知らないけれど、許されていますね。こんな議員は、会社でいうと平社員以下ですね。平社員に失礼かもしれない。議会に出ることが議員の一つの義務としたら、寝ていて良いはずはありません。


ところが、我々はそれを許してしまっています。だから、居眠りしていた議員は、なんにも気にすることなく、次の選挙にも出てくるんです。


こういうのを、我々選挙民は許している。更に言うと、マスコミも同じように許してしまっているんです。




2024年7月13日土曜日

2024年7月14日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 7月14日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。




ここで下の図を見てもらいたい。



右側上段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「3」と「8」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「3」もしくは「8」が入り、他の数は入らない。


これを利用すると、右側上段の9つの箱の一つに「9」が入ることがわかる。


これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。




2024年7月12日金曜日

東京都知事選で気づいたこと(その3)

 東京都知事選で石丸伸二候補が推進したいと言っていたのが、東京の災害対策として、地方への分散を図るというものだった。


彼は都知事になるつもりで立候補しているので、国の安全対策云々は言わなかった。これは国の問題である。


ただこの話を聞いて、東京へのさらなる集中は、大変な問題を抱えることになると感じた。私の感じたのは、日本の防衛に対するものである。


東京にはすでに日本の10分の1を超す人が住んでいる。便利さを考えるといい面もある。


しかし、国防という面を考えた場合、どうなのか?


ある国が日本を攻めようとしたときに、簡単にやるとすると、一番手っ取り早いのが、水爆を東京に落とすことだ。水爆を作るのは簡単ではないという話はあるが、日本の周辺国の、ロシア、中国、そして北朝鮮(ここは証拠はないが)は水爆を持っている。これらの国が日本を攻めようとしたときに、水爆を一つ落とすだけで、東京に住んでいる人々が全員死ななくても、大きな影響を受ける。そして、簡単に日本政府の機能は壊滅的な状態になってしまう。


普通、日本を外国が攻めるということを考えると、水爆などを落とすという戦略を取らないで、海をわたって、軍隊が攻めてくると考える人が多い。今の、ウクライナ戦争のような状況だ。


しかし、海に囲まれている日本を攻めることを考えると、海を渡っているときに、船が攻撃されてしまい。多大の損害を受けることを考えると、日本に対してはそれは効果的でないと思うはずだ。


水爆でなくても、ロケットによる大型爆弾の東京投下というのは、考えられる。第2次世界た一線のときにも、東京には集中的に爆弾が無差別に透過された。敵は日本の民間人のことなど全く考えていなかったようだ。


日本の防衛体制を考えたら、東京の一極集中は、絶対に避けないといけないことである。東京にある政府のいろいろの機関を地方に分散させて、万一のときに、国の機能が壊滅的な打撃を受けるのを、避けるべきだ。


不思議なのは、国防論を振りかざす右系の人たちでも、あまり東京集中について、危険だと指摘する人が少ないのはどういうことだろうか。


人口減少に伴う地方の荒廃を防ぐために、東京集中をやめようという石丸伸二氏の公約は経済的な理由から出ているのだが、国防という面からも、東京集中はやめないといけない。




東京都知事選で気づいたこと(その2)

 (その1)では、多量のポスターの問題について話をした。


今回は政見放送についてだ。


その1でも多数の候補者が立候補したときの問題点をあげた。ついでに、政見放送についても、多数の候補者が出てくると、大変なことになる。


現在、都知事選では候補者の政見放送はNHK、MXテレビ、TBSラジオでやることになっている。今回は、N党から24名もの立候補があったこともあり、政見放送の時間が大変長い時間になった。全員が5分30秒の持ち時間で話をするのだから、全部の候補者の政見放送を流すには、大変な時間がかかる。NHKとMXテレビでテレビ放送、NHKとTBSラジオでラジオ放送を行ったが、従来にまして大変なことだったと思う。


それなのに、この放送も誰も見ていないし、誰も聞いていないと言ったほうが良いのではないだろうか。私は全く見なかったし、聞きもしなかった。


この政見放送も、インターネットでやれば、それで済む話だ。そもそも、全員の話をすべて聞いたり、見たりするというのは、皆さんやっていないのではないだろうか。


インターネットならば、それぞれの候補者が5分30秒話すのを、好きな時間、好きな候補だけ、見たり、聞いたりすることが可能だ。費用も殆どかからないと言って良い。


選挙のやり方が、百年前と殆ど変わらないやり方で行われている。インターネットやその他のインフラが色々と出てきているのに、全く選挙のシステムとして取り入れられていない。


以前もこのブログで話をしたことがあると思うが、投票のはがきが配られてくるというのも、早くやめたほうが良い。すべて、マイナンバーカードにすれば、良いのだ。投票所にマイナンバーカードを持っていき、それで本人確認をすれば、投票所で投票用紙をもらえるようにすれば良い。はがきを投票する人に配る手間がまず減る。


投票所で、はがきを確認して、パソコンに入力するというような人手をかける必要もない。端末を使用して、本人確認をすれば、投票に来たという入力は、その端末が自動的に行なってくれるようにすれば済む。パソコンに入力する人は不要になる。


いずれにせよ、選挙にこそ、デジタル化の推進を率先して行う必要があるのではないか。




2024年7月10日水曜日

東京都知事選で気づいたこと(その1)

 今回の都知事選で気づいたことをいくつか上げてみたいと思います。


その一つが、選挙ポスターの掲示です。


東京都の知事選では、立候補者数が大幅に増加して、選挙ポスター貼る場所がないという事態が発生した。


これまでの選挙では考えられなかったことである。原因はN党(NHKから国民を守る党)の

候補者が30名近くになったことが原因で、こういう事態になってしまった。


巷では、N党はけしからんという意見が出てきている。確かに、こんな想定外の立候補者を一つの党でたくさん擁立して、しかもほとんどが当選する確率の低い人達で占めていた。ただ、N党の党首の立花氏の話によると、選挙法には全く抵触しないやり方だそうだ。


立花氏によると、まずは、これにより問題提起をしたかったということである。


そもそも、選挙ポスターというのは皆さん見ているのか?ほとんどの人が見ていない。見たとしても、じっくりは見ず、通過している人が大半ではないか。私も見ているが、見過ごしているという状況だ。


見ていても、名前だけで、その人の政策など、意見が全くわからない。顔と名前とキャッチフレーズだけ。こんなので、投票するというのが土台おかしいのでは?


東京都は広いので、ポスターを貼る場所はたくさんあり、一人の候補が誰も助けも借りずに、全部の場所にポスターを貼るのは大変な時間と、費用がかかる。大量のポスターを印刷するだけでも経費がかかる。これは、バックに組織を持っている人と持っていない人、ポスターを貼るための費用を捻出できる人と、できない人で格差を生んでいる。ちなみに、板橋区だけでもポスター掲示場所は約500箇所ある。板橋区だけでも、全部貼るのに相当時間を取られそうだ。東京都は、奥多摩から、伊豆諸島、小笠原諸島まで、広がっている。


逆に、選挙を実施する側としても、掲示板の設置をそこらじゅうでやらないといけない。この費用も莫大なものになる。


選挙ポスターなどはやめて、インターネット掲示板にすれば、誰でも簡単に全員のポスターを見ることが可能だ。費用も殆どかからない。かかる費用も、候補者で格差が出てくるわけではない。全く、平等である。どの地域からも見ることができる。


インターネットでは、ネットを使うことのできない人が、ポスターを見ることができないという話がある。しかし、今のポスターでも全員が見ることができるわけではない。寝たきり老人や、仕事で忙しい人など、見ることができない人がたくさんいる。それなら、インターネットで、掲示板をやったほうが、見ることができる人を増やすことになると思うのだが。


いずれにせよ、選挙ポスターに問題があることがわかった。




2024年7月9日火曜日

東京都知事選の結果について

 この間の日曜日に行われた東京都の知事選は、結構楽しめました。欲を言えば、石丸伸二氏に都知事になってもらいたかったが。


石丸伸二氏が2位に入ったのは、意外だというマスコミ報道が多いですが、実際には窓口調査の段階で、石丸伸二氏が票を伸ばしているということは、既にマスコミはわかっていたはずです。


その証拠と言えるのが、マスコミの並べる候補者名です。選挙前には石丸氏などほとんど名前が出ていなかった状態でした。名前が出るのは、小池氏と蓮舫氏で、この順番で出ていました。


ところが、選挙当日数日前からの報道で、石丸市の名前が現れ、候補者として、名前が小池、石丸、蓮舫の順番に入れ替わっていた新聞などがありました。


石丸氏の当選がかなわなかったのは残念ですが、彼の選挙戦術はこれからの選挙に大きな影響を与えるでしょう。インターネットを使った選挙です。今までもインターネットを使っている人はいましたが、彼ほど本格的にインターネットを選挙の中に取り入れた人はなかったと思います。


これから新しく選挙に出てくる若い人たちは、特に、彼の選挙戦術を参考に新しい選挙戦略を練ってくると思います。


逆に、報道には出ていませんが、従来の政党は、インターネットを本格的に使った選挙戦略にどう対抗していくのか、懸命に考え始めていると思います。




2024年7月5日金曜日

東京都知事選が面白い

 先日、このブログで「東京都知事には石丸伸二さんを押します」と書いた。6月22日のことだ。


それ以降も、Youtubeなどで選挙の動向、石丸伸二氏の動きを注目してみている。


石丸氏の選挙戦術を見てみると、いわゆるマスコミではなく、ネットを通して、選挙活動をしているのがよく分かる。有力と言われている、小池氏や蓮舫氏がマスコミで取り上げられているのとは全く違った戦法である。


現在の状況と言うと、マスコミでは3位から2位をうかがう状況だと報道されている。ただ、一部の報道では、石丸氏は一部の地域で明らかに2位に位置を上げてきているようだ。


私はこのマスコミの報道には、疑問を持っている。というのは、マスコミの報道になにか戸惑いのようなものを感じるからだ。一部の候補がとんでもない支持を一部の地域で受けているという話がマスコミから出ていて、それが本当なのではないかと。そんな事は今までの選挙では考えられないので、とんでもない支持の数字が出ても、報道しかねているのではないかと。


この戸惑いというのは、従来の選挙を見てきた専門の人達が、石丸氏の動きに対して、反応が鈍いというのにも現れている。


それを示す最適の人が、高橋洋一氏である。彼は、東大の数学科を出て、元財務省の出身で、安倍元首相などの参謀を務めた優秀な人なのだが、どうも石丸氏の動きというのが理解できないようだ。Youtubeなどでも私の知る限り、2回ほど石丸氏について語っているが、彼を全く評価していない。「東京は何もしなくてもいいんだ」と小池氏をサポートするような発言をしている。そんなことはない。東京こそ、どんどん改革していく必要があるし、その財源を持っているので可能なのだ。それを何もしないでいるなんて言うのは、愚の骨頂だ。東京にはまだまだ改革するところがたくさんある。


石丸氏が、東京都知事にならなくても、この都知事選挙で行ったネットを使った戦略というのは、今後色々の人に受け継がれていくような気がする。そして、それは国の選挙にも影響を与え、選挙そのものを変えていくのではないか。そんな気がする。


つまり、この都知事選挙というのは、ネットが、新聞やテレビを追い越して、選挙の主流になる切っ掛けを作った選挙ということになるのではないだろうか。


あと、今日を入れて3日間で選挙は終了するが、楽しませてもらうつもりだ。




2024年7月1日月曜日

2024年6月30日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 6月30日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。


中央上段のの9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「5」と「7」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「5」もしくは「7」が入り、他の数は入らない。。



これを利用すると、中央上段の9つの箱の一つに「8」が入ることがわかる。


さらに上の図で、赤い丸印で示した箱は、縦横の数字、及びその箱の含まれる9つの箱に入っている数字をみると、「3」が入ることが分かる。


これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。




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