先日、このブログで「東京都知事には石丸伸二さんを押します」と書いた。6月22日のことだ。
それ以降も、Youtubeなどで選挙の動向、石丸伸二氏の動きを注目してみている。
石丸氏の選挙戦術を見てみると、いわゆるマスコミではなく、ネットを通して、選挙活動をしているのがよく分かる。有力と言われている、小池氏や蓮舫氏がマスコミで取り上げられているのとは全く違った戦法である。
現在の状況と言うと、マスコミでは3位から2位をうかがう状況だと報道されている。ただ、一部の報道では、石丸氏は一部の地域で明らかに2位に位置を上げてきているようだ。
私はこのマスコミの報道には、疑問を持っている。というのは、マスコミの報道になにか戸惑いのようなものを感じるからだ。一部の候補がとんでもない支持を一部の地域で受けているという話がマスコミから出ていて、それが本当なのではないかと。そんな事は今までの選挙では考えられないので、とんでもない支持の数字が出ても、報道しかねているのではないかと。
この戸惑いというのは、従来の選挙を見てきた専門の人達が、石丸氏の動きに対して、反応が鈍いというのにも現れている。
それを示す最適の人が、高橋洋一氏である。彼は、東大の数学科を出て、元財務省の出身で、安倍元首相などの参謀を務めた優秀な人なのだが、どうも石丸氏の動きというのが理解できないようだ。Youtubeなどでも私の知る限り、2回ほど石丸氏について語っているが、彼を全く評価していない。「東京は何もしなくてもいいんだ」と小池氏をサポートするような発言をしている。そんなことはない。東京こそ、どんどん改革していく必要があるし、その財源を持っているので可能なのだ。それを何もしないでいるなんて言うのは、愚の骨頂だ。東京にはまだまだ改革するところがたくさんある。
石丸氏が、東京都知事にならなくても、この都知事選挙で行ったネットを使った戦略というのは、今後色々の人に受け継がれていくような気がする。そして、それは国の選挙にも影響を与え、選挙そのものを変えていくのではないか。そんな気がする。
つまり、この都知事選挙というのは、ネットが、新聞やテレビを追い越して、選挙の主流になる切っ掛けを作った選挙ということになるのではないだろうか。
あと、今日を入れて3日間で選挙は終了するが、楽しませてもらうつもりだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿