元安芸高田市の市長だった石丸伸二氏が最近テレビで引っ張りだこのようだ。
そのテレビの番組中に、石丸氏が人口減少対策として、一夫多妻制に言及したことに、非難の声が上がった。番組をきちんと見ていれば、石丸氏が本気で一夫多妻制を導入すると言ったわけではないことは明白なのだが、一部を切り取ってさも石丸氏が一夫多妻制の推進論者のような動画や記事を流すマスコもがあった。
このマスコミが得意な、切り取りについては問題だが、それ以外で気になったことがあった。
それは、一夫多妻制は問題のある制度だと確信している人達が多いということである。
ただ、世界中を見回してみると、それは違うんじゃないかなと感じてしまった。
そこで、生成AIのGeminiに聞いてみた。
「世界で一夫多妻制を行っている人たちの割合はどのくらいでしょうか?その制度を取っている国なども教えて下さい。」
回答は以下の通りである。
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世界で一夫多妻制を行っている人の割合を正確に算出するのは困難です。なぜなら、一夫多妻制が違法とされている国でも慣習的に行われている場合や、婚姻届を出さずに事実婚の形で一夫多妻制を実践しているケースがあるからです。
しかし、一夫多妻制が法律で認められている、または慣習的に広く行われている国は、主に以下の地域に集中しています。
* **アフリカ:** セネガル、マリ、ブルキナファソ、ナイジェリアなど
* **中東:** サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールなど
* **東南アジア:** インドネシア、マレーシア(一部地域)など
これらの国々では、イスラム教の影響が強く、クルアーン(コーラン)で一夫多妻制が条件付きで認められていることから、比較的受け入れられています。
ただし、近年ではこれらの国々でも、女性の権利意識の高まりや経済的な理由などから、一夫多妻制を選択する人は減少傾向にあると言われています。
**重要な注意点:**
* 一夫多妻制は、多くの国でジェンダーの不平等や女性に対する差別を助長する可能性があると批判されています。
* 一夫多妻制の実態は、国や地域、宗教、文化によって大きく異なります。
より詳細な情報を知りたい場合は、特定の国や地域の一夫多妻制に関する研究論文や調査報告書などを参照することをお勧めします。
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この回答は、まあ妥当な回答ではないかと思う。間違っているとはっきり言えるとことはなさそうだ。
この回答で示されるように、イスラム教の信者が多い地域では、一定の条件を元に、一夫多妻制は認められている制度である。だから、一般的にはイスラム教の信者に向かって、一夫多妻制はいけないことだというのは、問題なのだ。私もあまりイスラム教について知っているわけではないが、一夫多妻制を認めているというのは知っていたので。
イスラム教以外にも、モルモン教なども一夫多妻制を認めているが、モルモン教のお膝元の米国では一夫多妻制を禁止しているので、実際にモルモン教徒でも一夫多妻の人たちはいないはずだ。
同じ生成AIのCopilitに聞くとGeminiと同じような内容の回答があったが、付け加えて、以下のような説明もついていた。
「日本は一夫多妻制を認めていませんが、江戸時代以前には富裕層が妾を取ることが普通であり、犯罪ではなかったとされています。」
そもそも、日本では江戸時代でなくても、明治天皇には側室が何人かおられ、全部で5人の男の子と10人の女の子をもうけられている。正室の昭憲皇太后にはお子様がおられなかったので、側室のお子様の大正天皇が天皇を継がれている。天皇家が一夫一婦制になったのは、大正天皇からではないかと思う。つまり、日本でもつい100年ほど前には、一夫多妻制は普通に行われていたのだ。
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