今日8月15日は終戦記念日である。
最近、この時期だけでなく感じるのは、どうして日本は戦争に突き進んだかということである。
特に、アメリカとの戦争を開始したというのには、小さいときから疑問に感じていた。米国は強いというのがわかっていたのに、無謀に戦争を仕掛けたのはなぜかと。
最近になって、色々調べてみると、我々が受けた歴史教育の中では間違ったことを教えられているのではないかと感じるようになった。
我々はもっと先の戦争に関する情報を入手して、実際のどういう事が起こっていたのか?当時の人達は、どのように考えて行動したのか?正しい、判断をしないといけないと思う。
私が大学生の時に、上級生から、「戦争を開始したのは、当時の政府幹部がアホだったからだ」と言われたことがある。それを聞いて、私はアホというのは言い過ぎだろうなと思った。戦争を開始するというのは、そんな単純な問題ではない。頭が良くて、いろいろ考える人でも間違えることはある。
今では、情報も色々手に入ったので、当時の政府幹部は戦争の開始について、判断をするのに苦労していたというのがわかっている。
米国では、日本との戦争は米国が仕掛けた戦争だということをしめすような本も出版されている。戦後すぐには、米国内で発禁処分を受けている。米国人が書いた本なので、事実に基づいていると思う。
ハワイの奇襲攻撃も、実際には米国では分かっていたことが、明らかになっている。そのため、真珠湾攻撃で殺されたハワイ在住の米軍兵士の遺族は、米国政府がわざと彼らを殺した(日本軍に殺させた)ということで、賠償金を受け取っている。当時の資料があり、奇襲ではなかったことが判明しているのだ。
そもそも、日本の暗号は戦争開始時点では、解読されてしまっていた。米国に日本の暗号文がつうつうにわかっていたということである。
戦後、79年も経過しているので、当時の戦争のいろいろの情報は、開示されているものがたくさんある。時間が経過する事に、どんどん開示される資料も増えている。これらの資料に基づいた戦争に関する本なども、たくさんあるし、これからも色々と出てくるはずだ。
学校で習ったあの戦争の話は、正しくないところがあるということを認識するためにも、上に述べたような本や資料を探し出して、目を通すことは大切だと思う。
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