日本のマスコミではあまり報道されていないのだが、欧州ではいくつかの国で、暴動が発生している。暴動とはいかなくても、抗議のような形での行動がいろいろのところで、発生している。
以下のところの動画は、英国での暴動に関するものだ。
https://www.youtube.com/watch?v=aTk-5bRKQk0
英国BBCの記事によると、
「7月29日にダンス教室で子供3人が刃物を持った人物に襲われ殺害された事件があった英イングランド北西部サウスポートで30日、暴動が発生した。
暴徒の集団は警察車両や救急車両に火をつけたほか、警官やモスク(イスラム教寺院)に向かって物を投げつけるなどした。警官に多数の負傷者が出ている。
暴動は、ソーシャルメディアに投稿された、事件とイスラム主義の関連を示唆する偽情報にあおられたものとみられている。」
ヨーロッパではかつて彼らの植民地であったアフリカ諸国などの移民をたくさん受け入れており、移民と従来からの住民の間で、いろいろと問題が発生している。
今回の事件は、子供たちが3人殺された事件だが、その犯人が移民の一人だという偽情報が流され、それに応えて発生した暴動である。
この事件はたまたま英国で発生したものだが、フランス、ドイツなど欧州各国で、移民と従来からいる住民の間でトラブルが発生して、それが暴動になるときもあるようだ。
日本でも東京都板橋区で、クルド人と住民の間でトラブルが発生している。これと比べると、欧州の問題は、比較にならないほど根が深い。
移民は、先にも述べたように、かつての植民地からの移民で、ある意味、受け入れざるを得ない性質のものだからである。
暫く前までは、人道的な立場から、移民は受け入れるという方針をとっていたのだが、そうもいかなくなってきているという事だろう。
日本では、少子化の問題もあり、人手不足を補うために海外の人を受け入れる方向にあるが、このままそれが進められるとすると、欧州各国の二の舞になるという懸念がある。
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