最近リリースされたGeminiのDeep Research。大量のWebページから情報を収集し、要約したレポートを自動作成してくれるという画期的な機能です。早速使ってみたので、その様子をレポートします。
Geminiを開いて、画面右上の「Gemini Advanced」の右側の三角アイコンをクリックすると、モデルのリストが表示されます。ここで、「1.5 Pro with Deep Research」を選択すると、Deep Researchが使えるようになります。
まず、「国民民主党が提案している103万円の壁について、最近の状況をまとめてください。」と依頼してみました。しかし、「現時点では選挙または政治家に関する回答には対応できません。意図的に誤った情報を共有することはありませんが、間違えることがあります。私が正確な情報をお伝えできるようになるまでは、Google 検索をご利用ください。」という回答が返ってきました。Deep Researchは、まだ開発中の機能であり、政治的なトピックなど、扱えないテーマもあるようです。
次に、「日産とホンダが提携するというニュースが出ていますが、それについて現在までの状況と今後に関して、まとめてください。」と依頼してみました。
すると、「リサーチ計画」が表示されました。
この計画は、「計画を編集」から変更することができます。例えば、キーワードを追加したり、除外したりすることで、より的確な情報を収集できます。
今回は、計画を変更せずに「リサーチを開始」をクリックしました。「リサーチを開始しています」という表示に変わった後、「ウェブサイトをリサーチしています」という画面になり、リサーチしているウェブサイトの件数が徐々に増えていきました。最初は8件でしたが、最終的には19件にまで増えました。
数分待つと、「日産ホンダ提携の現状と展望」という報告書が作成されました。
画面右上の「Google ドキュメントで開く」をクリックすると、この報告書をGoogleドキュメントに変換してくれます。
このような報告書を作成しようとすると、従来の方法ではかなりの時間が必要でしたが、Deep Researchなら数分でここまでまとめてくれます。
調査したウェブサイトは、報告書の最後にリストアップされています。必要であれば、それらを読んで確認したり、報告書を編集したりすることも可能です。
現在のところ、Deep Researchは有料版のGeminiで使えますが、無料版では使えません。興味のある方は、有料版に登録して使ってみると良いでしょう。
Deep Researchを使って、他にどんなことが調べられるか、ぜひ試してみてください。
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