Google Flowを使って、最近動画づくりを楽しんでいます。
そこでふと気になったのが、「著作権の問題」*です。
先日、隠岐の島を訪れた際、水木しげる先生の「ゲゲゲの鬼太郎」の石像を見つけて撮影してきました。
この石像の写真を使って動画を作成してみたのですが、思い通りにはいきませんでした。なぜなら、生成されたねずみ男が、原作のイメージとは全く違っていたからです。
そこでやむなく、ネットからねずみ男の元の画像を探し出してアップロードし、再度動画を作成してもらいました。
ここで思ったのが、「これは著作権侵害になるのではないか?」ということです。元になる画像をそのまま使ってAIに学習・参照させているわけですから、これは明らかに著作権侵害にあたるでしょう。
では、「石像の写真だけ」を使って動画を作成した場合はどうでしょうか?
私の経験では、Flowは原画そのものと言っても良いほど再現性の高い鬼太郎の姿を作成していました。
この場合はどうなんでしょうか?難しい判断ですが、原画に似すぎているため、やはり問題になるのではないかと思います。
ただし、石像の姿のまま動画にするのであれば問題ないのかもしれません。もっとも、「水木しげるさんの世界観やアイデアを借りている」という意味では、本質的には変わらないのかもしれませんが……。
そもそも論ですが、最近のGoogle FlowのStoryboard Studioなどでは、簡単なプロンプト(説明)を入力するだけで、長編の動画が簡単に作れるようになっています。この際、「Autofill」機能を使えばキャラクターなども自動で作成してくれます。
よく見ると、こうした自動生成されたキャラクターも、どこかの既存の作品や画像に似ているといえば似ています。Googleほどの企業であれば、この著作権問題についても十分に対策を講じているはずですが、実際のところはどうなのでしょうか?
AIの進化により、今や世界中で多くの人が、さまざまな機会にAIへキャラクターや背景の作成を依頼しています。その総量は、もしかしたらこれまでに人類が作成した画像の総数を、たった1日で超えてしまうほどの規模かもしれません。
そんな状況になれば、似たような画像が世の中にあふれかえる可能性があります。こうした時代において、著作権はどのように守られていくのか――本当に興味深いテーマだと感じています。



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