2021年1月30日土曜日

コロナウイルスのPCR検査の陽性者を感染者と呼ぶマスコミは嘘つきだ

 NHKや各放送局、さらに殆どの新聞で、コロナウイルスの報道を行う場合に、PCR検査で陽性と判断された陽性者を感染者として取り扱っている。この呼び方は早急に変更すべきだ。


これは国民に陽性者数を感染者数として報道している。陽性者に比較すると、感染者はもっと少ない数字なのだが。マスコミは感染者数について、嘘の数字を報道していることになる。だが、ほとんど誰もそれに気が付かないか、気にしないでいるようだ。


はっきりした数字を私はわかっていないのだが、感染者数は陽性者数の5分の1以下くらいの数字だと考えられている。厚労省などはひょっとするとその数字を得ているのかも知れない。しかし、それを報道資料として発表したことはない。


本日の東京都の陽性者は633人ということだが、マスコミは感染者数が633人と言っている。実際の感染者数は養成者数の5分の1くらいとすると、130人くらいと想像できる。そのくらいの数字なのだ。


陽性者数と感染者数は全く異なっていることを我々はきちんと認識する必要がある。そうでないと、コロナウイルスがインフルエンザなどに比較して、多くの感染者が出ているように多くの人が勘違いしてしまう。(実際にはこういう数え方をしても、流行期のインフルエンザよりも少ない数字なのだが)


PCR検査で陽性というのは、検査のために提供された唾液や鼻の粘膜の液などの中に、コロナウイルスが含まれていたということに過ぎない。それもPCR検査により、10個にも満たないコロナウイルスがそこに発見されたというだけで、陽性と判断されているものもあるのだ。


唾液などにコロナウイルスが含まれていても、それが喉などの細胞の中に入らない限り、発症したと言えない。普通は人間の免疫力のほうが強くて、コロナウイルスが体内に入るのを防御してしまう。しかし、コロナウイルスが大量に細胞に付着したり、何らかの原因で免疫力が落ちている場合には、細胞の中に入ってきて、発症してしまう。これを感染したと言う。


インフルエンザでは、医者が患者の状況を見て、インフルエンザに掛かっていると診断し、それを感染したと言っている。なんの症状もない人にPCR検査をするわけでもなく、患者の症状で判断しているのだ。



上の表は昨日の厚労省発表の新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料である。この表には陽性者という表現は出てきても、感染者という表示はない。厚労省ははっきりと感染者と陽性者を区別している。


医者の中でもPCR検査で陽性になったらコロナウイルスが体内に入り感染したと思っている人もいるようだ。


そんなはずはない。それは例えば花粉症を考えてみればわかる。沢山の人が花粉が飛び交う時期には、花粉をたくさん吸い込んでいるのだが、花粉症に罹る人もいれば罹らない人もいる。


たぶん、花粉に過敏な人とそうでない人での違いもあるだろうし、花粉をあまり吸い込まないようにしている人は、そうでない人よりも花粉症にならない。花粉が多く飛んでくる地域の人のほうが花粉症になりやすく、多くの人が花粉症になっている。


コロナウイルスも発症するメカニズムは花粉症と変わらない。多くのコロナウイルスを吸い込んだ人がかかる確率は高いし、多くのコロナウイルスが飛んでいる場所に居た人が罹る率は高い。


単に花粉が喉に付着していても、花粉症に罹ったとは言わない。それと同じ取り扱いをコロナウイルスでも行うということだ。


本日1月31日付毎日新聞の辛口数独の解き方

 


本日、1月31日の毎日新聞に辛口数独が出ている。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示である。上の問題である。


とりあえず、簡単に数字が見つかる枠があるか確認する。この手順だけで進めていくとかなりの枠を数字で埋めることが可能だ。しかし、ある時点で進まなくなってしまう。


そこで、右下隅の9つの数字の枠に注目する。そして下の図に示された赤の直線に注目する。この二つの直線上にある枠は「7」と「9」が入らない。したがって、「7」と「9」が入る枠が2箇所に限られる。赤い丸じるしで示された枠だ。つまり、この赤い丸じるしで示された2箇所には「7」と「9」以外の数字は入らない。この二つの枠は「7」もしくは「9」が入る枠であることがわかる。


それを頭に入れて、改めて右下隅の9枠を見てみると、ある枠に入る数字が見えてくる。


それ以降はヒントを出さないでもわかると思うので、解いていってください。このヒントがなくてもかなりの枠を簡単に数字で埋めることができるので、これがわかると意外と簡単に解くことができるはずだ。



2021年1月29日金曜日

日本のコロナウイルスはそろそろ収まってきているようだ

 マスコミの報道では、あと一週間の緊急事態宣言は延長される見込みというものが多い。しかし、実際の陽性者数の数や実行再生産数、その他のデータを見てみると、どうも収拾方向に向かいつつあるようだ。


以下のグラフはいつもの東洋経済オンラインのコロナウイルスのサイトから得たものである。



このグラフを見ると、「検査陽性者数」と「入院治療等を要する者」では数字が減ってきている。


また、「重傷者数」では発生数が減ってきており、移動平均線で見ると、マイナスに転じてきている。


ただ、死亡者数は依然として上昇傾向にあるようにも見える。しかし、これも陽性者や重傷者が減少傾向にあるので、近いうちに減少してくると考えていいだろう。



このところのPCR検査数はなぜか減少傾向にあるようだ。検査できる量は以前に比べると格段に増えてきているのだが、どういうことなのか、ちょっとわからない。ひょっとすると、なんの関係もない人を積極的に検査するということをやめているところが増えているのかも知れない。


実効再生産数は1月初めの頃がピークで、15日あたりから減少してきている。そして、最近ははっきりとその数字が1.0を切っている。つまり、感染拡大から収縮に転じていることをはっきりと示しているのだ。0.77ということで、100人陽性者が居たら、その人達が感染させるのは77人ということで、だんだん減っていくということになる。


気になるのは死亡者数がまだはっきりと減少傾向を示していないことだが、もう数日もすればそれがグラフに現れるのではないだろうか。


2021年1月28日木曜日

Gmailの日時の表示がおかしくなった

 数日前からだと思うのだが、Gmailの時刻表示がおかしくなった。


どうも米国あたりの時刻表示になってしまっている。現在、日本時間で1月29日の午前なのだが、Gmailのメール受け取りの時刻表示は、1月28日の夕方頃の時刻表示だ。


ネットで調べてみると、Chromeの問題解決のサイトでは、100人以上の人が時刻表示がおかしくなったと報告してきている。


この問題はChromeを使用して、Gmailの送受信を行っている場合に発生するようで、試しにEdgeでGmailの送受信を行うようにしてみたところ、時刻表示は日本時間で正しく表示された。単にChromeだけの問題のようだ。


ネットの情報では、この問題は日本とロシアで発生している。


解決方法は簡単だ。Windows 10の設定で、タイムゾーンを一旦日本以外に設定して、その後もとの日本に戻すというものだ。


Windows 10では、Windowsの「設定」を開き、「時刻と言語」をクリックする。



表示された画面で、「タイムゾーン」で「東京、札幌、大阪」と表示されている部分を、どこか世界の別の場所に設定し、その後、もとのタイムゾーンに戻すということをやると良い。


この操作をやることで、Chromeでの時刻設定が正しく設定され、Gmailの送受信時刻が正しく表示されるようになる。



マイクロソフトの日本語入力ツールバーがタスクバーに入らない

 マイクロソフトの日本語入力(IME)のツールバーがタスクバーに入らないという質問を友人から受けた。


私はGoogleの日本語入力を主に使用しているので、IMEのツールバーがタスクバーに入らないということを今まで気づかなかった。以前は、きちんと液晶画面の一番下の帯状のタスクバーに入れることができたのだが。

実際にツールバーを表示して、それをドラッグ&ドロップでタスクバーに入れようとしてのだが、入らなかった。


よく調べてみると、昨年秋のWindows 10アップデートの時に、タスクバーに入らなくなったようだ。


日本語入力のツールバーはどの場所にも置いておけるので、わざわざタスクバーに入れる必要もないということなのだろう。一般的に日本語入力などはマイクロソフトとしては軽視しているように見える。英語主力のものだらか、その他の言語は軽視して当たり前なのかもしれない。


友人とは、まずZoomミーティングでつないで、ツールバーの状況を見ようとしたのだが、Zoomではタスクバーが表示できない。やむなく、スマホのLINEでつなぎ、さらにビデオで接続し、液晶画面を表示してもらった。私の方は、スマホではなく、パソコンの方でLINEを立ち上げ、パソコンでその画面を見た。こうした方が画面が大きいのでよくわかる。


IMEの設定の画面を、タスクバーにあるIMEのアイコンを右クリックして表示してもらった。そうすると、「IMEツールバーの表示・非表示」が表示されたリストにないことが判明した。


こういう表示ができないのは、ひょっとしてWindows 10のバージョンが古いのではないかと確認してもらったところ、バージョンは15XX(XXは覚えていない)と表示された。


現在のバージョンは20H2なので、かなり古いバージョンだ。どうも、Windows 10の更新を長い間やっていなかったようだ。


さっそく、Windows 10の更新プログラムのチェックをやってもらったところ、更新プログラムがいろいろ表示された。


それらの更新プログラムをすべて実行してもらった。更新プログラムにはパソコンを再起動するものもあるので、それをやると更新プログラムはすべて行われたと勘違いすることがある。そのため、更新プログラムをすべて実行したと考えず、再度、更新プログラムのチェックをして、もう更新プログラムがないかどうか再確認するように指示した。


最新のバージョンになった時には、日本語入力のツールバーの表示も行えるようになったという連絡が、友人から数時間後に連絡があった。


今までの経験からすると、多くの人がWindows 10の更新をあまり熱心にやっていないようだ。しかし、半年ごとに新しいバージョンのWindows 10がリリースされるのだから、よくチェックして更新するようにしないといけないと思う。


ウイルスチェックもDefenderでやることになっているので、そのデータも更新プログラムで配布される。半年ごとの大きなバージョンアップをきちんとしていないと、そのDefender用のデータもアップデートされない可能性もあるので、注意が必要だ。


いずれにせよ、IMEツールバーの表示に関しては解決した。


2021年1月25日月曜日

Windows 10アップデート(Oct 20)後にタスク切換えがうまく行かなくなった

 Windows 10のOct 20のアップデートのあと、パソコンが変な動きがするという友人からの依頼で、対応することにした。


Windows 10は立ち上がり、アプリは立ち上がるのだが、その後マウスを動かしても何もできなくなるという。


調べてみると、一つのタスク(アプリケーション)を立ち上げたら、それは動作するのだが、その後、別のアプリケーションを実行することができない。マウスが動かなくなってしまう。


幸いなことに、「Ctrl +Alt +Del」というキーを押すことで、サインアウトが行えた。それを行うと、もう一度Windows 10を立ち上げることができた。何度かその操作を繰り返して原因を調べたのだが、その状況でその問題を修理するアイデアが思いつかなかった。一応、ディスクの状態なども調べたのだが。


友人のパソコンは、私から遠隔操作して調べていたので、手元にあればもう少し調べることもできたかなと思うのだが、その時点で諦めた。


やむなく、Windows 10を前のバージョンに戻す操作を行うことにした。


「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」という手順で「前のバージョンのWindows 10に戻す」にたどり着く。そして、「回復」をクリックして、前のバージョンに戻す手続きを開始した。


この「回復」の手順は、私はあまりいい経験がない。ほとんどのケースで前のバージョンに戻れず、回復できなかったのだ。今回は、なんの問題もなく前のバージョンに戻すことができた。


その後、やはり同じ手順で、「設定」→「更新とセキュリティ」とクリックし、「Windows Update」のところを見てみると、更新プログラムが表示されている。されていない場合には、「更新プログラムのチェック」をクリックして、更新プログラムがあるのを確認するつもりだったのだが、手間が省けた。


それにWindows 10 October 2020アップデート(バージョン20H2)表示されている。その他にもう一つ、その前にやらないといけないアップデートがあった。その2つのアップデートを順次こなしていく。


Windows 10 October 2020アップデートが終了して、Windows 10がうまく立ち上がった。そして、タスク切換えなどがうまくいくかを確認した。全く問題なく動いている。どうも事前に予想したとおり、アップデートが上手く行っていなかったようだ。


その状態で、更新とセキュリティの「Windows Update」を確認してみると、更新プログラムが更に列挙された。ついでにそれらの更新作業も行った。


以上の手続きで、Windows 10の状態は最新状態になった。その後数日経過しているが、問題は発生していない。


原因を考えてみると、Windows 10のアップデート中になにか問題が発生したようだ。アップデート中に電源を落としてしまったのかも知れない。アップデート中は電源を落とさないようにという警告が出るのだが、友人は気づかなかったか、気にしなかったかだろう。


パソコンを使う使い方で、使用するときだけパソコンの電源を入れておき、使用が終了すると電源をすぐに切ってしまう人が多い。それでは、Windows 10のアップデートができない状態が続いてしまうことになる。電源を切る前に、Windows 10の更新プログラムがないか確認した後、電源を切ることをおすすめする。


あるいは、電源を切らないで1週間に1日くらいはそのままにしておくのが良い。手空きの時間だと認識されると、その時間帯にアップデートが自動的に行われる。更新プログラムをいつもチェックするのは嫌だという人には、この方法をおすすめする。


実は、私はいつでもパソコンの電源を入れっぱなしにしている。これが電気代を気にしないなら一番いい方法かも知れない。




コロナウイルスの種々のデータを冷静に判断して感染防止対策を

 最近、日本のコロナウイルスの状況を見てみると、徐々に収まってきているように見える。私の利用している東洋経済オンラインのコロナウイルスのサイトのグラフを見ると、「検査陽性者数」と「入院治療等を要する者」では、1月初め頃から減少傾向に転じている。

しかし、「死亡者数」のグラフを見ると、まだはっきりとは減少と言えない。もうしばらく様子を見る必要があるだろう。しかし、入院者数が減ってきているということは、これから死亡者数にも影響を与えると思われるので、いい傾向だ。


「検査陽性者数」はPCR検査数に影響を受けるので、たくさんPCR検査をすれば、増加してしまう。それに比べて、「入院治療等を要するもの」と「死亡者数」は、人為的な操作による影響を比較的受けない数字だ。こういう数字を見て、しっかりコロナウイルスの状況を把握して、コロナウイルス対策を考えるのは大切である。


先日、「特捜部Q」という推理小説を読んでいて、この言葉はコロナウイルス対策に大切なことを示唆していると思った。それが以下の言葉だ。


「いったん恐怖に陥ったら、筋道の通った考え方も良識ですらも、いとも簡単に失ってしまうのが人間というものだ」


平家物語の中にも、宇治川のカモが飛び立つ音を聞いて、源氏の軍勢が急襲して来たと勘違いして、平氏の軍が散り散りばらばらに逃げ出してしまうという話がある。


我々日本人も、この平氏の軍のように、恐怖に陥ってコロナウイルスに対する適確な判断ができていないのではないだろうか。


マスコミなどのコロナウイルス報道により、日本人全体が恐怖に陥っているのでは?マスコミの報道なども、その報道がしっかりしたデータに基づいたものかどうかどうか、確認して読み取らないといけない。「PCR検査が増えれば、陽性者も増える」のだが、そうしたことを、「陽性者を感染者と言い換えて」、感染者数が増大しているという報道を繰り返しているマスコミの報道は、注意して見聞きする必要がある。


「PCR検査が増えれば、感染者も増える」というのは、NHKのニュースで聞いた言葉だが、そんな数字を使って、感染者数が増えた増えたと言っているNHKは、その報道をどう考えているのか。


厚労省のコロナウイルスの発表に基づく、東洋経済オンラインなどのグラフなどをきちんと理解して、コロナウイルスの状況判断することが大切だ。


以前から、居酒屋などでの感染が多いという報道があった。しかし、このデータもしっかりしたデータ取りをして得られたものではない。単に、新宿歌舞伎町などで集中して居酒屋などを対象に多くのPCR検査を行ったためだ。それが今では、居酒屋ではなく、家庭内での感染が一番大きいと言われている。


本来は、こういうデータは厚労省などが入手してくれれば良いのだが、実際にはどこで感染したかは、はっきりわからないというのが今の状況ではないだろうか。陽性者に「居酒屋に行きましたか?」と質問して、「はい」と答えた人は、居酒屋で、どこにも行っていない人は、家庭内で感染したというような判断をしているに過ぎないと思う。居酒屋に行ったからと言って、その後電車に乗ってその電車の中で感染したかも知れないのだ。大江戸線の運転手がたくさん感染したというニュースでは、水道の蛇口からの感染と言われたが、これをあくまで類推に過ぎない。たまたま、ほとんどの運転手が使う場所で、そこで多くのウイルスが見つかったからだろう。


自分の身を守るためには、恐怖に陥らずに、冷静に情報を判断して、対処することが大切である。


最近、Youtubeでコロナウイルスを煽らずに、データをもとにコロナウイルスの話をしていると思うものを、見つけた。良い意見を言っていると思う。以下の2つである。


https://www.youtube.com/watch?v=hog1myg3QPM


https://www.youtube.com/watch?v=AgGKjs0F7Es&list=RDCMUCBt2v8ieZMfllVYx3pdNccA&start_radio=1


これらの説明でも、それは本当かという話も少し含まれているように思うが、単にコロナウイルスを煽るだけのマスコミの報道よりもマシなのではないだろうか。「コロナウイルスおそるるに足らず」という上の2つのYoutubeを見て、それらの意見にも耳を傾けて、きちんとコロナウイルス対応をしたい。


2021年1月23日土曜日

インフルエンザの超過死亡数は年間5万人以上だった

 最近のマスコミは死亡者数が5000人を超えたということで、何度もそのニュースを流している。


確かに、年間5000人の死亡者数というのは大きく感じる。


しかし、日本の人口は1億人を超しているので、その中で5000人というのはそれほど大きな数と言えないのだ。


いつも引き合いに出しているのは、インフルエンザの例である。



インフルエンザは年間どのくらいの死亡者を出していたか?


毎年その数は異なるのだが、1999年には5万人ほどの死亡者を出している。実に、現在のコロナウイルスの死亡者数の10倍の数字である。こんなに大きな数字だったのに、それを覚えている人は少ない。


ここで断っておかないといけないのは、死亡者数としてどういう数え方をしているかである。そうでないと、コロナウイルスとインフルエンザの死亡者数を誤ってとらえてしまう。


コロナウイルスの死亡者数は、単純にコロナウイルスで死んだ人の数を数えているのではない。主因は癌とか肺炎とかで死んだ人も、PCR検査をした結果、コロナウイルスが発見されたら、その時にはコロナウイルスで死亡したとして数える。これは、「超過死亡」という考えに沿ったWHO推奨の数え方で、それに従っているわけだ。


インフルエンザの死亡者数も、そういう数え方をしている。つまり、癌や肺炎で死亡したとしても、その前にインフルエンザの症状があらわれていたら、インフルエンザによる死亡として数える。


コロナウイルスとインフルエンザで、上に説明しただけでは、よく読まないと死亡者数について同じような数え方をしていると感じるかもしれない。


しかし、数え方は全く違っている。


インフルエンザはその症状が出ていると医者が判断したときに数えるのだが、コロナウイルスの場合にはPCR検査をしてコロナウイルスが見つかった場合に、コロナウイルスが原因で死亡したとみなしている。しかも、癌や肺炎などで死亡した後でも、PCR検査を行い、陽性反応が出ると、その人までコロナウイルスで死亡したと数えている。つまり、コロナウイルスの場合には、症状が出ていなくても、コロナウイルスが鼻やのどに見つかっただけで、死亡者として取り扱っている。


この数え方の差は大きい。いまでもPCR検査をした人で陽性になったが感染しなかったという人は多い。少なく見積もっても、半数くらいは症状が出ていない。


つまり、コロナウイルスの死亡者はインフルエンザの死亡者に対して数えすぎている。


そういった数え方の差があり、さらに死亡者数としてだされている数字で10分の1に過ぎないコロナウイルスの死亡者数で、あまりにも騒ぎすぎているのは変だ。インフルエンザでこんな騒ぎになったことはない。どうして、コロナウイルスだけこのように騒ぎを大きくするのか?


なお、インフルエンザの死亡者数に関しては、山梨大学看護学部高橋美保子氏の論文「インフルエンザ流行による超過死亡の範囲の推定」に出ている数字を参考にした。




2021年1月22日金曜日

コロナウイルスに感染しないようにするには

 コロナウイルスの陽性者数や死亡者数が減少しない。日本だけではなく、欧米諸国でも米国や英国はロックダウンをしているのに、日本の数十倍の人数である。


この状況からみると、単にロックダウンしただけではコロナウイルス対策にはならないことが見えてきている。


菅首相もあまりはっきりしたことは言わないが、緊急事態宣言には積極的ではなかった。首相にコロナ対策を具申する厚労省の医療専門家の中には、緊急事態宣言を出すの渋った意見の人が多かったのではないか?ただ、マスコミにあおられた世論の状況を見て、やむを得ず出した印象がある。


ロックダウンでも防止できないとすると、我々個人でコロナウイルス対策をしないといけない。


以前から、コロナウイルス対策は「のどについているコロナウイルスを除くことだ」とこのブログで言ってきた。うがい、お茶を飲む、ルゴール液を吹きかけるなどの対策が良いと。コロナウイルスが細胞内に入らないうちに、流し去ってしまう。


以前から、コロナウイルスはごみ対策の技術で対応できるではないかというのも言ってきた。この点をもう少し踏み込んでみたい。


コロナウイルスは微細なごみのようなものだ。タバコの煙よりも格段に小さい。マスクをしていても、タバコのにおいは、近くで吸う人がいるとすぐにわかる。ということは、空中に浮いているコロナウイルスはマスクを通って鼻に入っている可能性が高い。だから、マスクをしているだけではコロナウイルスを防げない。


どうもコロナウイルスはある量以上が体の中に入ると、感染する率が高そうだ。これは私の推測なので間違っているかもしれないが、コロナウイルスをごみとみなして考えてみると、まんざら外れているようにも思えない。


コロナウイルスは感染者が息をしていると、その息について体の外に出てくる。あるいは、咳をすることで、そのつばに含まれて体外に出てくる。これ以外にはコロナウイルスが体外に出てくる可能性は低そうだ。


こうして患者の体内から外に出て来たウイルスは、地面に落ちたり、空中に浮遊する。それは目に見える小さなごみが、空中に飛び出し、しばらく空中に浮遊していて、そのうち地面に落ちる。そして、風が吹くなどしてまた舞い上がり、空中に浮遊する。


こうしたごみは、空中にずっと浮遊しているのではなく、そのうちテーブルの上とか、部屋の隅とか特定の場所におちて塊を作る。


目に見える小さなごみの動きを見ていると、コロナウイルスの飛び散り方にも参考になるはずだ。コロナウイルスもゴミ同様特定の場所にたまるのではないだろうか。それを人間が気づかずに手で触ったりして、結局口の中や鼻の中に入れてしまう。そして、その量が通常の量よりも多いと、のどや鼻の粘膜から体内に入り発症する。


目に見える埃と違ってコロナウイルスは目に見えないので、人は気づかないだけだ。


ペストが14世紀ヨーロッパで流行したときに、ポーランドだけは大きな被害を受けなかった。その理由として、食器や食卓を蒸留酒で拭くという習慣があり、それがペストの流行を妨げたと言われている。その習慣が廃れたようで、ポーランドもコロナウイルスの被害は大きい。


病原菌は異なるが、コロナウイルスもこの方法が役立つはずだ。できれば、埃が積もりやすいところは、蒸留酒と言わないでも、水できちんと毎日、毎食事に、食卓や食器を洗ったり、拭いたりすることは効果がある。コロナウイルスは微小なので目に見えないが、それがもしもう少し大きなごみのサイズでもあれば、誰でもテーブルを拭いたり、食器をきちんと洗って、ごみを落とそうとするだろう。


現在、一番の感染経路は家庭内と言われている。緊急事態宣言以降というか、その前から飲食店では客が変わったらすぐに、テーブルをアルコールで服など感染対策を実施している。それに引き換え、家庭内では外出後、手洗い、マスクなどはやっているが、衣服についたコロナウイルスの除去などはあまり行われていない。コロナウイルスは家のドアや窓からどんどん入ってきている。戸外のゴミが入ってきているのと同じように。それなのに、コロナウイルスがたまりそうなところの洗浄などは行われておらず、箸やグラス、皿などを共用したり、家族の皿の上にある食べ物を食べたりと、コロナウイルスの伝染を防ぐ対策がおろそかになっている。


家庭内にはコロナウイルスが空気中に浮遊していると考え、それが集まりやすいところにたまっているということを考え、コロナウイルス対策をするのが良いのではないだろうか?



2021年1月19日火曜日

過去10年ほどのインフルエンザの感染状況を見るとコロナウイルスの先が見えてくる?

 過去のインフルエンザの感染状況はどんなものだったのか、コロナウイルスの蔓延状況を推論するにも役立つのではないかと調べてみた。


厚労省のWebサイトの中にある「インフルエンザウイルス分離・検出状況速報 2019/20シーズン」という表題のページを探すことができた。ここで、2009年秋から現在までのインフルエンザウイルスの分離・検出状況の毎年の比較のグラフを入手できる。もちろん、それに使用されたデータもCSVファイルでダウンロードできる。


グラフは縦長で表示されているので、その上部をまず以下に表示する。


このグラフは2017年第36週から2021年を表示している。データはインフルエンザウイルスの分離・検出報告なので、すべてのインフルエンザの発症の報告ではないが、各保健所などで実際に検出されたインフルエンザのウイルスの報告で、各シーズンごとの傾向がわかる。2017年から2020年までで、それぞれのシーズンで流行のピークは異なっているが、ほぼ12月後半から1月頃で、同じような増減の形をしている。


また、注目して良いのは、毎年感染するウイルスの種類が異なっていることで、それはグラフの棒の色分けでわかる。


もう一つ注目して良いのは、2020年から2021年のグラフで、棒グラフのメモリを見てみるとわかるが、他のシーズンに比較して極端に少なくなっている。この程度の数字では、流行などということがを使えないだろう。


次に長いグラフの下の部分を以下に表示する。2009年から2012年の部分である。



このグラフを見ると、インフルエンザの流行りだした時期の様子がよく分かる。グラフのメモリを見ると、数字が大きい。2009年では第44週に約1700件の検出があったことを示している。


このグラフを見ると、最初にインフルエンザの流行りだしたときには、そのピークは2009年第44週ごろである。その他の年は12月後半から1月ごろなので、初年度だけがピークが早かったことを示している。つまり、このような感染症の病気は、最初に発生したときには対応がわからず、また発症しても対応が送れたと想像できるので、なっとくできる。


以上のグラフを詳しく見ることで、インフルエンザの流行の様子が読める。この読みから、コロナウイルスの流行も推測できそうな気がしてきた。それは、コロナウイルスも初年度は少し様子が異なるが、それ以降は12月末頃から1月ごろにかけてピークを迎え、その後は収まってくるというものになるのではないかということである。希望的観測ではあるが、そうなってほしいものだ。



2021年1月16日土曜日

本日1月17日付毎日新聞の辛口数独の解き方




 本日、1月17日の毎日新聞に辛口数独が出ている。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示である。上の問題である。


とりあえず、簡単に数字が見つかる枠があるか確認する。右側真ん中の9つの数字の枠で「5」が入ることがわかる。次に同じ枠の中で「6」が入ることがわかる。


次に、右上隅の9つの数字の枠に注目する。図に示された赤の直線に注目する。この二つの直線上にある枠は「4」と「8」が入らない。したがって、「4」と「8」が入る枠が2箇所に限られる。青い丸じるしで示された枠だ。つまり、この青い丸じるしで示された2箇所には「4」と「8」以外の数字は入らない。この二つの枠は「4」もしくは「8」が入る枠であることがわかる。


それを頭に入れて、改めて右上隅の9枠を見てみると、ある枠に入る数字が見えてくる。


それ以降はヒントを出さないでもわかると思うので、解いていってください。と言っても、かなりてこずるはずだ。



2021年1月12日火曜日

日本だけでなく欧米各国でもコロナウイルスで死亡する人は急激に増えている

 コロナウイルスの感染が急激に増えているというので、緊急事態宣言が出された。2019年-2020年の冬の時期のインフルエンザと比較すると、コロナウイルスによる死亡者数は日本でははるかに少ないのに、緊急事態宣言が出されるというのはおかしいと思っている。


それはさておき、最近の世界におけるコロナウイルスの蔓延状況はどうか。いつものことながら、OurWorldInDataのサイトからグラフをもらってきた。以下のものだ。百万人当たりの死亡者数のグラフである。


グラフは対数表示になっているので、注意して見てもらいたい。普通の線形のグラフでは、その差がわかりにくいので、対数グラフを採っている。


このグラフを見ると、欧州諸国、米国、ブラジル、南アフリカなどロックダウンを含んだいろいろの対策を行っているようだが、死亡者数は現在のところ増加傾向にある。対数グラフなので、日本や韓国などに比較して変わらないように見えるが、増加数は日本の数を大きく上回る。


このところ、日本と韓国は百万人当たりの死亡者数はほぼ同じ程度の値で推移している。最近韓国のコロナウイルスのニュースが入ってこないのでよくわからないのだが、日本以上に緊急事態として対策を行っているのに、このざまだ。ロックダウン並みの厳しい対策をしても、あまり効果がないということなのだろう。


それに対して、インドが減ってきており、ついに今年初めごろから、日本や韓国を抜いて、死亡者数が少なくなっている。これに対して、報道するマスコミが少ないというのも不思議なことだ。昨年9月ごろには、感染者数では米国に次いで2番目と言われていたのだが、百万人当たりの死亡者数でみてみると、状況は米国や欧州ほどではなかった。そして、現在では日本や韓国をもしのいでいる成績だ。インドは若者の比率が高いので、集団免疫ができたという説がもっともらしく語られている。結局減ってきた理由はわかっていないと言っていいだろう。


中国は他の国に比較して格段にいい値を示している。このデータが正確だとすると、中国は現在もほぼコロナウイルスを制圧している見ていい。中国には現地で働いている日本人もたくさんいるのだが、彼らからコロナウイルスで大変という情報は入ってきていない。工場などでは、通常の勤務体制になっているようだ。スマホを使用した個人の情報管理が徹底していることがその原因かもしれない。


このグラフを見ていつも不思議に思うのは、欧米各国はロックダウンなどを行って、コロナウイルス対策を行っているのに、死亡者数が増えているということだ。死亡者数は超過死亡の考え方を入れた数字なので、実際よりも数倍大きい数字が出てくるのだが、それにしてもそれが増加しているのはどうしてか。欧米各国のコロナウイルス対策がうまくいっていないということだろう。あまり大きな対策をとっていないスウェーデンのグラフと比較しても、まったく変わらない。


今後どうなるか、このグラフを見て考えてみたい。

昨年の春ごろのグラフを見てみると、3月頃から死亡者数は減ってきているので、今年も3月頃には減り始めるのではないだろうか。日本はそれには遅れて4月頃にピークがあるので、今年も同じようになるのかもしれない。


ただ、コロナウイルスの感染が始まったのは、2月頃なので、それも考慮すると、収まるのはやはり3月ごろとみてもよさそうだ。そして、その傾向は従来のインフルエンザの感染状況と同じである。


私自身は、このブログでもコロナウイルスの死亡者数はもっと早く減ってくると予想していた。その予想は減るという点では外れたが、急激には増えていないので、半分は当たっていたと言ってもいいと思っている。一部の感染症の専門家は、このまま放っておくと、数十万人が死亡して、危機的な状況になると言っていたのだから。


コロナウイルスの感染経路はどうしてわからないのか?

 コロナウイルスの感染経路は夜の飲食店だという話が以前からある。それに加えて最近は、家庭での感染が多いという話が出て来た。


しかし、コロナウイルス陽性者のうちでそういう経路がはっきりわかるのは、全体の3割か4割程度であとは感染経路不明という状況だ。


この数字では、結局コロナウイルスの感染経路ははっきりとはわかっていないということなのではないか?


感染症の専門医は、コロナウイルスに感染した人を見つけて、その人がいた場所から、コロナウイルスに感染したと判断しているようだ。


本当にコロナウイルスがどういう具合に伝染していくのかを調査するには、そんないい加減な方法ではいけないような気がしている。


というのは、緊急事態宣言が出された今でも、満員電車で通勤している人がたくさんいる。しかし、その満員電車で感染したという話を聞かないし、どうして感染しないのかはっきりした理由はわかっていない。満員電車の中では大声で話をする人がいないからなどという理由は、単なる推定で、感染した人がいたら、その人が息をすれば、その口や鼻からコロナウイルスは外に出ているのではないだろうか?


こういういい加減な理由付けしかできないのは、感染症の専門家は、感染した人を調べて、コロナウイルスはどういう経路で伝染していくのかを類推しているだけだからではないか。


もう少し、コロナウイルスの伝播の仕方について科学的な調査をしたら、何かわかるかもしれない。


それは例えば満員電車の中で、実際にコロナウイルスを捕獲して、どのくらいコロナウイルスがどのくらい飛散しているのか、調べてみれが良いのではないか。飲食店のなかではコロナウイルスはどういう具合に飛散していくのか、実際のコロナウイルス感染者を連れてきて、咳をしたら、どの場所にコロナウイルスは飛散していくのか、調べればいい。ただし、コロナウイルスは目に見えないほど小さいものなので、そう簡単ではない。


これには微細なごみが空気中にどのくらい含まれているかを調べる技術が役立つのではないか。


理化学研究所が超高速のコンピュータで、コロナウイルスの飛散する状況をシミュレーションして、その結果を報告した。


しかし、こういうシミュレーションをやるよりも、実際に居酒屋や満員電車、家庭内などで感染者がいる場合に、コロナウイルスがどのように飛散しているのか、感染しているのかを実際にデータ取りする方が良いと思う。


コロナウイルスは顕微鏡で見ればわかるはずなので、咳をしたときにどこにコロナウイルスが飛び散るかを、微細ごみを集めるやり方で集めて、調査してみるといい。


素人考えだが、テーブルや窓枠に付着しているコロナウイルスを布でふき取って、その布に付着したコロナウイルスを調べるというのはどうか。空気中に浮遊しているコロナウイルスも、一部の空気を吸い取るという方法で、集めることが可能だ。


こうして、見えないコロナウイルスを見えるようにして、どういう動きをしているのかを解明していくことによって、コロナウイルス対策が見つかると思う。


感染症の専門家は、こういう調査方法を習ったこともないと思われるので、微細ごみなどを専門に取り扱っている技術者に依頼して調査してもらえばいい。


コロナウイルスの飛散する状況がもう少しはっきりすれば、そのデータを見て、従来とは違った対策が考えられるはずだ。


2021年1月9日土曜日

コロナウイルスの死亡者数が75名というのはびっくりするほど大きい数字なのか?

 コロナウイルスの死亡者数が、令和3年1月9日0:00現在で3931名、一日の死亡者数が75名となった。


私は陽性者数や感染者数、などよりも死亡者数が一番信頼のおける数字とみて、その推移を見守っている。人間の手で数を大きくしたり、小さくできにくい数字とみているからである。


陽性者数や感染者数は、PCR検査の検査数で左右されるのと、さらにPCR検査の精度が悪いこと、そしてPCR検査が行われていないところでは、データとして取られていない可能性があるので、信頼性が低いとみている。


死亡者数は、死亡したという現実に発生したもので、ごまかしがきかない。死亡した場合にはきちんと医者の立会いの下に、死亡を確認し、届け出がされるので、データもしっかりとれているはずだ。


ただ、コロナウイルスの死亡者数というのは、コロナウイルスに感染した人で、それが原因で死んだ人だけではなく、例えば癌を患っていて死亡した場合にも、コロナウイルスに感染していたら、コロナウイルスでの死亡として数えられる。これはWHOから出ている超過死亡という考え方に従った数え方である。


ここで問題なのは、コロナウイルスの場合には、コロナウイルスで感染したという兆候が表れていなくても、死亡後PCR検査をしてコロナウイルスが見つかった場合に、コロナウイルスで死亡したとして死亡者数に数えられるところだ。


この点が、インフルエンザと大きく異なる。インフルエンザでは、癌を患って死亡した場合には、インフルエンザに感染していると医者が判断していた場合だけ、インフルエンザの死亡者数として数える。インフルエンザのウイルスが鼻やのどについていたとしても、死亡後にPCR検査などで調査しない。


だから、インフルエンザの死亡者数の方が、コロナウイルスの死亡者数よりも数えられる範囲が狭い。少ない数になっているということだ。コロナウイルスの場合には、死亡者数を過大に数えていることになる。


この死亡者数の数え方は、超過死亡という考え方で死亡者数をとらえるということであって、コロナウイルスやインフルエンザがどういう影響を人口などに与えているかを見るためのものだ。


だから、実際のインフルエンザの死亡者数は、国の人口動態報告では、インフルエンザで亡くなった方だけを数えて、それを死亡者としている。その数は、2019年は3000名ほどだった。これに対して、超過死亡での死亡者数は13000名ほどである。


さらに、超過死亡の考え方によるインフルエンザの死亡者数のとり方は、割合ずさんな形で収集されている。超過死亡の概念では、正確に死亡者数を数える必要はないからである。インフルエンザの死亡者数のとり方は、「インフルエンザ関連死亡迅速把握システム」というもので収集されている。全国の主要都市21のデータを集めて、その数字から全国の死亡者数を類推している。


こういう死亡者数の数え方を理解したうえで、コロナウイルスの死亡者数を見てみるとよい。


上のグラフは、2019年から2020年にかけての冬の時期の、インフルエンザの死亡者数の推移を示している。超過死亡の考えに基づいた死亡者数である。


グラフを見てみると、この1月の時期、週に450人から500人くらいの死亡者がいたことになっている。つまり、日に60人から70人程度の死亡者が出ていたということだ。


昨日のコロナウイルスの死亡者数は、75名だった。


上の説明で分かるように、コロナウイルスの死亡者数はインフルエンザの死亡者数よりも症状が出ていない人までPCR検査をすることで数え上げていることを考えると、現在の75名という数字でもインフルエンザよりも少ない、もしくは同等の死亡者数だと言える。


昨年、インフルエンザの死亡者数で大騒ぎをしたかというと、まったくしていない。さらに、数年前はもっと死亡者数は多かったのに騒がなかった。どうして、今、こういう少ない数字でコロナウイルスで大騒ぎをするのか不思議でならない。


もちろん、死亡者を出す、重症者を出す病気だから用心しないといけないが、過剰反応は問題だ。


超過死亡に関しては、以下のところに詳しい説明が出ているので、読んでもらいたい。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/2069-others/2650-00abst.html



2021年1月7日木曜日

コロナウイルスから自分を守るにはどうしたらいいか?

 先日、このブログでコロナウイルス感染から自分を守る方法について説明した。単にのどからコロナウイルスが大量に侵入するのを防ぐだけである。


それではコロナウイルスに感染することを私が恐れていないかというと、そうでもない。しかし、感染しても体調が良ければ、そしてきちんとした対応をとれば、問題なく治癒してしまうと思っている。


その理由は、コロナウイルスとインフルエンザの比較やいくつかのデータから大丈夫だと思うようになったのだ。


その一つの理由は死亡者数や感染者数の比較で、コロナウイルスはインフルエンザよりも、死亡者数も感染者数も非常に少ないという推定による。




昨シーズンのインフルエンザの死亡者数は、13,000人くらいである。それに対して、コロナウイルスの死亡者数は3790人だ。この人数比較だけでもコロナウイルスはインフルエンザよりも死亡者が少ないことがわかる。


しかも、この死亡者数は同じ基準で数えられたものではない。両方とも、他に癌などの病気を持っていた人もインフルエンザやコロナウイするで死亡した可能性がある人たちを数えている。ただし、インフルエンザは明らかにインフルエンザの症状を持っていた人が亡くなった時にそれを数えている。それに対して、コロナウイルスはコロナウイルスの症状が出ていない人でも、死亡した人はPCR検査をしてコロナウイルスがみつかると、その人もコロナウイルスによる死亡者として数えている。だから、コロナウイルスが見つかっても、感染していない人が数えられている可能性が高い。その割合は、実際にコロナウイルスに感染している人は、5分の1くらいと言われているが、正確な数字は公表されていない。


私は昨年だけでなく、過去10年ほどインフルエンザにも風邪にもかかっていない。もしかして罹ったかなと思う場合には、ルゴールをのどに吹き付けることで防いでいる。


だから、ここ10年の経験と、コロナウイルスの毒性がインフルエンザよりもかなり低いということから、大丈夫と考えているわけだ。


ただし、コロナウイルスは昨年初めは未知のウイルスだったので、十分用心していた。そして、今も通常の風邪対策程度は行っている。


つまり、体調をいつも万全にしておくこと、適度の食事をすること、睡眠をよくとることなど、いわゆる健康にいいということは、従来通り行っている。


それでも感染してしまったら、無理をしないで、葛根湯などでも飲んで、家にこもり、寝ていることにしたい。もし、状態が急変したら、病院に行く。こういう、風邪対応と同じ対応で済ませるつもりだ。



2021年1月5日火曜日

2021年日本の防衛力をどうするのか

 昨年の話になるが、次期米国大統領のバイデン氏は、「尖閣諸島は日米安保第五条(対日防衛義務)の適用対象」と言ったそうだ。


ただし、問題はもし中国が尖閣諸島に軍隊を派遣し、占領したときにどういう対応をしてくれるのかである。わざわざ尖閣諸島に米軍を派遣して戦争を起こし取り戻してくれるだろうか?


たぶん、行わないだろう。米中戦争などが勃発するような行為には走らないと思う。ン本もそれだけで戦争に巻き込まれるのはゴメンだ。ただし、日米両国とも中国に抗議するということは行うだろうが。


尖閣諸島には誰も住んでいないのでまだしも、沖縄に軍隊を差し向けてきたらどうするのか?いまのところ、中国も流石に、米軍が駐留している沖縄本島には、軍隊を差し向けてこないだろう。しかし、そのうち、沖縄は中国の属国だったなどといい出して、平気で沖縄本島以外の島に軍隊を差し向けてくるかも知れない。その時、米軍は対応してくれるのだろうか?してくれない可能性はだんだん高まってきているのではないか?


沖縄くらいどうでもいいという人もいるかも知れないが、沖縄に中国が進出してくれば、そのうち日本も占領されてしまう可能性は高い。


こういう事態が発生しないために米軍は日本にいるはずなのだが、どこまで信用していいのか?


守らずに逃げ出してしまうという場合もあるが、逆に米国と中国が尖閣諸島において戦争を始めたとしたら、それは日本国中にも展開される可能性がある。つまり、日本は米中戦争の主戦場になってしまうことも有りえる。全面戦争にはならないで、日本だけに限った局地戦の展開になるということだ。そうなると、日本はどうしようもない状況に立たされる。


米国のトランプ大統領が米軍の駐留費用などの値上げ要求をしてきたときに、その要求が受け入れられなければ、米軍を日本から引き上げると啖呵を切ったことがある。


それは、単なる啖呵ではなく、本音かも知れない。米国の一部の人はひょっとすると、なぜ自分たちの軍隊を日本のためにおいていおかないといけないのか疑問に思っている可能性が高い。自分たちの国の若者が、他国のために命を落とすのは問題だと思うのは当たり前だ。今のところは、日本を守るのは米国を守るのに意味があると考えているから対応しているだけである。単なる親切心などで軍隊をおいてくれているわけではない。


この問題を解決するのは、ただ一つ、日本の防衛力を、日本を攻撃しては損だと思わせるくらいに高める必要がある。


日本政府はこの点では、防衛力強化に一定の努力をしている。昨年もいくつかの戦力強化があった。今年はさらに強力な戦力を追加して、安心して住み続けられる日本を守らないといけない。


日本の場合、大量の軍隊が上陸してくるとか、ミサイルが何発も飛んでくるとか、そういった状況になってしまってはいけないので、そうなる前に火消しするような防御策を考えないといけない。


日本は今まで米軍に守られているので安心という考えをする人が多かったと思うが、今年は、如何に日本自身で日本を守るかを真剣に議論する年にしたいものだ。そんな事は起こらないでしょうと安閑としている時代は過ぎてしまった。


2021年1月2日土曜日

コロナウイルスの感染を防ぐ私の方法

 コロナウイルスの陽性者数が減らない。PCR検査が増えているので、当然の結果である。しかし、それがどうしてかわからない人が多い。PCR検査というのがどういうものかをわかればなるほどとなるのだが。


私のコロナウイルス対策は、大正製薬のルゴール ピゴンを喉に吹き付けるというものだ。ピゴンの説明書では、「ウイルスや細菌により炎症を起こしている喉に、ピゴン液を塗りつけることで病原菌の殺菌を行いはれを軽快させる」とある。


つまり、喉に塗りつけるというのがお勧めの使い方だが、私はそれを以前から使用している喉に液体を吹き付ける道具(以前大正製薬から販売されていたピゴン吹付のためのもの)に入れて、吹き付けている。


この薬は常時使い続けるのは良くないということなので、喉がイガイガすると感じたときだけ吹き付けることにしている。多量に使用するのは良くないらしい。


今まで、風邪やインフルエンザの予防ということで使用していたが、コロナウイルスにも同様に使用している。


次に行っているのは、お茶などを頻繁に飲むことだ。特に外出から帰ってきたら、飲むようにしている。これはうがい代わりである。うがいは喉に付着した病原菌を流しさるために行うものだが、お茶などを飲むことでも喉についた病原菌を流して胃の中に入れることができる。胃に入った病原菌は胃酸により、無毒化されるという理屈だ。うがいよりも、病原菌を喉から流し去るということでは効果的かもしれないと思っている。


お茶にはカテキンなども含まれており、それもコロナウイルスなどの防疫に役立つと言われている。


このお茶を飲むという方法は、最近何名かの方が勧めているのに気づいた。やっているのは、私だけではないようだ。


コロナウイルスやインフルエンザは、感染するのは喉からで、喉から体内に入り、それが徐々に肺に移動してくる。そして、最後は肺炎を発症させてしまう。それ以外の体内に入る方法はないので、喉からの侵入を抑えておけば十分ということである。喉に付着せず、肺に大量の病原菌が入り込むということがあれば問題になるだろうが、そういうことはほとんど発生しない。


以上、ピゴンとお茶以外、特に対策は行っていない。免疫力をつけるということで、自分の体調には気をつけて体調が落ちないように努力していれば、風邪やインフルエンザと同様、コロナウイルスは怖くない。


年度ごとのインフルエンザの死亡者数の表が見つからない、そしてコロナウイルス?

 「コロナウイルスの感染者数が急激に増えている」とNHKを始めとするマスコミは報道している。もともと、感染者数と行っているのは、感染者数ではなく、陽性者の数字なのだが、それを無視して報道しているのだ。こんなインチキ報道をしているNHKには視聴料など払う必要はないだろう。厚労省のコロナウイルス発生状況の表では、きちんと陽性者数となっている。


この件に関してはさておき、感染者数や陽性者数よりももっとデータのはっきりしている、ごまかしにくい数字である死亡者数で、インフルエンザとの比較をしてみたい。


ところが、ここで最初にぶつかる問題は、インフルエンザによる死亡者数というのはどういう数字かということである。どのようにして集められているのか?


インターネットで「インフルエンザ 死亡者数」などの検索語で検索しても、毎年何名の死亡者があったか、エクセルの表などで表された数字が見つからない。


実は、インフルエンザの死亡者数というのは、「2000/01シーズンから21大都市*(東京都及び政令指定都市)において、インフルエンザによる死亡および肺炎による死亡を、死亡個票受理から約2週間で把握できる本システムを構築しました。」と国立感染症研究所のサイトに説明がある通り、21大都市だけから得られる死亡者数なのだ。他の地域はそれをベースに類推する。


さらに、インフルエンザの死亡者数は、『原死因をインフルエンザとすると、インフルエンザから二次性の細菌性肺炎を続発して死亡に至った事例は含まれなくなり、死亡統計上の「インフルエンザによる死亡数」は、インフルエンザの影響を表現する上で適切ではない。』などといったことから、「他の病気を持っていた人がインフルエンザで死亡した場合にも、インフルエンザで死亡したとみなす」という考えて算出されている。


このインフルエンザの死亡者数の考え方は、コロナウイルスにも適用されている。異なっているのは、コロナウイルスの場合には、21大都市だけでなく、全国から各地の保健所を通じて、陽性者や死亡者が集められていることだ。


以上のことを考慮して、以下のグラフを見てみる。(国立感染症研究所のサイトから入手)2016-2017年シーズンから2019-2020年シーズンの東京の死亡数である。



実際の死亡数は四角の点で示された折れ線グラフである。これを見ると死者数は毎月100名から200名の数字である。1日の数字にすると15名から30名くらいに当たる。


では、今年のコロナウイルスの東京都の死亡者数はどうか?


上のグラフが12月31日時点の東京都の死亡者数の数字である。


最近、数字が上がってきていると言われているが、それでも7日平均線を見ると大きくても7人である。


ということは、コロナウイルスとインフルエンザの死亡者数比較ではインフルエンザのほうがコロナウイルスよりも2倍以上も多い死亡者数を出しているのだ。


これは東京都だけの数字で、全国で見ると全く違った数字になっているのだろうと主張する人がいるかも知れない。では、そのグラフは探せばあるので、それで全国はコロナウイルスのほうが流行っているという事実を探してもらいたいものだ。実は、全国も東京と同じで、恐ろしいのはインフルエンザである。


しかし、今年は以前にも報告したが、なんとインフルエンザは全く流行っていない。ご安心ください。コロナウイルス騒動でインフルエンザの患者が激減してしまったのだ。この激減した原因は、インフルエンザの大半患者がコロナウイルスのために病院に行かずに、自分で家で寝込んでいるだけで直してしまった可能性が高い。本当にひどくなった人が病院に行くのだが、その人達はコロナウイルスも体内に付着していることが見つかって、コロナウイする患者に入れられてしまっている可能性が高い。単に、コロナウイルスが喉とか鼻に付着していただけなのに。




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