コロナウイルスの感染経路は夜の飲食店だという話が以前からある。それに加えて最近は、家庭での感染が多いという話が出て来た。
しかし、コロナウイルス陽性者のうちでそういう経路がはっきりわかるのは、全体の3割か4割程度であとは感染経路不明という状況だ。
この数字では、結局コロナウイルスの感染経路ははっきりとはわかっていないということなのではないか?
感染症の専門医は、コロナウイルスに感染した人を見つけて、その人がいた場所から、コロナウイルスに感染したと判断しているようだ。
本当にコロナウイルスがどういう具合に伝染していくのかを調査するには、そんないい加減な方法ではいけないような気がしている。
というのは、緊急事態宣言が出された今でも、満員電車で通勤している人がたくさんいる。しかし、その満員電車で感染したという話を聞かないし、どうして感染しないのかはっきりした理由はわかっていない。満員電車の中では大声で話をする人がいないからなどという理由は、単なる推定で、感染した人がいたら、その人が息をすれば、その口や鼻からコロナウイルスは外に出ているのではないだろうか?
こういういい加減な理由付けしかできないのは、感染症の専門家は、感染した人を調べて、コロナウイルスはどういう経路で伝染していくのかを類推しているだけだからではないか。
もう少し、コロナウイルスの伝播の仕方について科学的な調査をしたら、何かわかるかもしれない。
それは例えば満員電車の中で、実際にコロナウイルスを捕獲して、どのくらいコロナウイルスがどのくらい飛散しているのか、調べてみれが良いのではないか。飲食店のなかではコロナウイルスはどういう具合に飛散していくのか、実際のコロナウイルス感染者を連れてきて、咳をしたら、どの場所にコロナウイルスは飛散していくのか、調べればいい。ただし、コロナウイルスは目に見えないほど小さいものなので、そう簡単ではない。
これには微細なごみが空気中にどのくらい含まれているかを調べる技術が役立つのではないか。
理化学研究所が超高速のコンピュータで、コロナウイルスの飛散する状況をシミュレーションして、その結果を報告した。
しかし、こういうシミュレーションをやるよりも、実際に居酒屋や満員電車、家庭内などで感染者がいる場合に、コロナウイルスがどのように飛散しているのか、感染しているのかを実際にデータ取りする方が良いと思う。
コロナウイルスは顕微鏡で見ればわかるはずなので、咳をしたときにどこにコロナウイルスが飛び散るかを、微細ごみを集めるやり方で集めて、調査してみるといい。
素人考えだが、テーブルや窓枠に付着しているコロナウイルスを布でふき取って、その布に付着したコロナウイルスを調べるというのはどうか。空気中に浮遊しているコロナウイルスも、一部の空気を吸い取るという方法で、集めることが可能だ。
こうして、見えないコロナウイルスを見えるようにして、どういう動きをしているのかを解明していくことによって、コロナウイルス対策が見つかると思う。
感染症の専門家は、こういう調査方法を習ったこともないと思われるので、微細ごみなどを専門に取り扱っている技術者に依頼して調査してもらえばいい。
コロナウイルスの飛散する状況がもう少しはっきりすれば、そのデータを見て、従来とは違った対策が考えられるはずだ。
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