2021年1月2日土曜日

年度ごとのインフルエンザの死亡者数の表が見つからない、そしてコロナウイルス?

 「コロナウイルスの感染者数が急激に増えている」とNHKを始めとするマスコミは報道している。もともと、感染者数と行っているのは、感染者数ではなく、陽性者の数字なのだが、それを無視して報道しているのだ。こんなインチキ報道をしているNHKには視聴料など払う必要はないだろう。厚労省のコロナウイルス発生状況の表では、きちんと陽性者数となっている。


この件に関してはさておき、感染者数や陽性者数よりももっとデータのはっきりしている、ごまかしにくい数字である死亡者数で、インフルエンザとの比較をしてみたい。


ところが、ここで最初にぶつかる問題は、インフルエンザによる死亡者数というのはどういう数字かということである。どのようにして集められているのか?


インターネットで「インフルエンザ 死亡者数」などの検索語で検索しても、毎年何名の死亡者があったか、エクセルの表などで表された数字が見つからない。


実は、インフルエンザの死亡者数というのは、「2000/01シーズンから21大都市*(東京都及び政令指定都市)において、インフルエンザによる死亡および肺炎による死亡を、死亡個票受理から約2週間で把握できる本システムを構築しました。」と国立感染症研究所のサイトに説明がある通り、21大都市だけから得られる死亡者数なのだ。他の地域はそれをベースに類推する。


さらに、インフルエンザの死亡者数は、『原死因をインフルエンザとすると、インフルエンザから二次性の細菌性肺炎を続発して死亡に至った事例は含まれなくなり、死亡統計上の「インフルエンザによる死亡数」は、インフルエンザの影響を表現する上で適切ではない。』などといったことから、「他の病気を持っていた人がインフルエンザで死亡した場合にも、インフルエンザで死亡したとみなす」という考えて算出されている。


このインフルエンザの死亡者数の考え方は、コロナウイルスにも適用されている。異なっているのは、コロナウイルスの場合には、21大都市だけでなく、全国から各地の保健所を通じて、陽性者や死亡者が集められていることだ。


以上のことを考慮して、以下のグラフを見てみる。(国立感染症研究所のサイトから入手)2016-2017年シーズンから2019-2020年シーズンの東京の死亡数である。



実際の死亡数は四角の点で示された折れ線グラフである。これを見ると死者数は毎月100名から200名の数字である。1日の数字にすると15名から30名くらいに当たる。


では、今年のコロナウイルスの東京都の死亡者数はどうか?


上のグラフが12月31日時点の東京都の死亡者数の数字である。


最近、数字が上がってきていると言われているが、それでも7日平均線を見ると大きくても7人である。


ということは、コロナウイルスとインフルエンザの死亡者数比較ではインフルエンザのほうがコロナウイルスよりも2倍以上も多い死亡者数を出しているのだ。


これは東京都だけの数字で、全国で見ると全く違った数字になっているのだろうと主張する人がいるかも知れない。では、そのグラフは探せばあるので、それで全国はコロナウイルスのほうが流行っているという事実を探してもらいたいものだ。実は、全国も東京と同じで、恐ろしいのはインフルエンザである。


しかし、今年は以前にも報告したが、なんとインフルエンザは全く流行っていない。ご安心ください。コロナウイルス騒動でインフルエンザの患者が激減してしまったのだ。この激減した原因は、インフルエンザの大半患者がコロナウイルスのために病院に行かずに、自分で家で寝込んでいるだけで直してしまった可能性が高い。本当にひどくなった人が病院に行くのだが、その人達はコロナウイルスも体内に付着していることが見つかって、コロナウイする患者に入れられてしまっている可能性が高い。単に、コロナウイルスが喉とか鼻に付着していただけなのに。




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