2021年1月28日木曜日

マイクロソフトの日本語入力ツールバーがタスクバーに入らない

 マイクロソフトの日本語入力(IME)のツールバーがタスクバーに入らないという質問を友人から受けた。


私はGoogleの日本語入力を主に使用しているので、IMEのツールバーがタスクバーに入らないということを今まで気づかなかった。以前は、きちんと液晶画面の一番下の帯状のタスクバーに入れることができたのだが。

実際にツールバーを表示して、それをドラッグ&ドロップでタスクバーに入れようとしてのだが、入らなかった。


よく調べてみると、昨年秋のWindows 10アップデートの時に、タスクバーに入らなくなったようだ。


日本語入力のツールバーはどの場所にも置いておけるので、わざわざタスクバーに入れる必要もないということなのだろう。一般的に日本語入力などはマイクロソフトとしては軽視しているように見える。英語主力のものだらか、その他の言語は軽視して当たり前なのかもしれない。


友人とは、まずZoomミーティングでつないで、ツールバーの状況を見ようとしたのだが、Zoomではタスクバーが表示できない。やむなく、スマホのLINEでつなぎ、さらにビデオで接続し、液晶画面を表示してもらった。私の方は、スマホではなく、パソコンの方でLINEを立ち上げ、パソコンでその画面を見た。こうした方が画面が大きいのでよくわかる。


IMEの設定の画面を、タスクバーにあるIMEのアイコンを右クリックして表示してもらった。そうすると、「IMEツールバーの表示・非表示」が表示されたリストにないことが判明した。


こういう表示ができないのは、ひょっとしてWindows 10のバージョンが古いのではないかと確認してもらったところ、バージョンは15XX(XXは覚えていない)と表示された。


現在のバージョンは20H2なので、かなり古いバージョンだ。どうも、Windows 10の更新を長い間やっていなかったようだ。


さっそく、Windows 10の更新プログラムのチェックをやってもらったところ、更新プログラムがいろいろ表示された。


それらの更新プログラムをすべて実行してもらった。更新プログラムにはパソコンを再起動するものもあるので、それをやると更新プログラムはすべて行われたと勘違いすることがある。そのため、更新プログラムをすべて実行したと考えず、再度、更新プログラムのチェックをして、もう更新プログラムがないかどうか再確認するように指示した。


最新のバージョンになった時には、日本語入力のツールバーの表示も行えるようになったという連絡が、友人から数時間後に連絡があった。


今までの経験からすると、多くの人がWindows 10の更新をあまり熱心にやっていないようだ。しかし、半年ごとに新しいバージョンのWindows 10がリリースされるのだから、よくチェックして更新するようにしないといけないと思う。


ウイルスチェックもDefenderでやることになっているので、そのデータも更新プログラムで配布される。半年ごとの大きなバージョンアップをきちんとしていないと、そのDefender用のデータもアップデートされない可能性もあるので、注意が必要だ。


いずれにせよ、IMEツールバーの表示に関しては解決した。


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