11月19日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。この問題は従来から示していた解法では単純には解けない問題で、少しレベルが高い問題である。
問題は上のようなものである。
とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。
これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。
ここで下の図を見てもらいたい。
左端中段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「1」と「4」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱に、「1」もしくは「4」が入り、他の数は入らない。
これを利用すると、左端中段の9つの箱の一つに「9」が入ることがわかる。
これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。
この問題では、別の解法がある。以下の図を見てもらいたい。
中央中段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「2」と「9」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱に、「2」もしくは「9」が入り、他の数は入らない。
次に以下の図を見てもらいたい。
中央中段の9つの箱に注目する。この図で青い直線で示した部分には「3」と「7」がその直線上にあるので、青い丸印で示した2つの箱に、「3」もしくは「7」が入り、他の数は入らない。
そうすると、中央中段の残りの2つの箱には、「5」と「8」が入ることがわかる。
これを利用すると、右端中断の9つの箱ので、「5」と「8」が入る箱がわかる。
これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。
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