2月11日の読売新聞の記事で、『トヨタ、公道で国内初の「レベル4」自動運転サービス開始へ…今夏にもお台場で無償運行』という表題の記事が出ていた。
すでに、高速道路でトラックの「レベル4」運航のテストが行われている。いよいよ、公道で「レベル4」の自動運転のテストが行われるという事だ。
テスト段階では、運転席に人は配備されるようだが、実際の運航開始では、無人の自動運転になるはずだ。
以前から、老人の車の事故の記事がいろいろ出ている。しかも、老人だから、一般の人に比較して、事故を起こす可能性は高いという認識で報道されている。しかし、それは本当だろうか。
以下のグラフは、警察庁「令和4年中の交通事故の発生状況」で示されたデータで作成したものだ。
グラフを見ると、高齢者が事故を起こす可能性は高いが、若年層の人たちが事故を起こす方が多いことがわかる。
ただ、年齢が重なるごとに、40歳以降では事後数がすこしずつ増えている。
だから、年寄りになると、運転免許を返納するようにという勧めが出て来るのはやむを得ない事なのかも知れない。
しかし、年を取っても、運転をしないといけない状況にある人は多い。特に山の中の一軒家などにすんている人は、車がないと生活できない。
こういう場合に、完全に自動化された自動車でなくても、レベル4の車があれば、自分は運転席に座っているだけで、行きたいところに行けるようになる。運転席にいて、危ないと思った時にだけ、自動車を止めればいい。
早くレベル4の自動化技術が完成して、実用化できることを期待したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿