2025年3月22日土曜日

2025年3月23日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 3月23日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。


ここで下の図を見てもらいたい。左側中段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「2」と「6」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「2」もしくは「6」が入り、他の数は入らない。



これを利用すると、左側上段の9つの箱の一つに「9」が入ることがわかる。


それ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。





2025年3月21日金曜日

Google マップでタイムラインのデータが消えた?

 本日、Googleから「平素より Google マップをご利用いただきありがとうございます。このたび Google マップでは、一時的に技術的な問題が発生し、一部のお客様のタイムライン データが削除されたことが判明いたしました。そこで、お客様のアカウントが影響を受けている可能性があるため、ご連絡させていただきました。」というメールが届きました。


そのメールの中で、「暗号化バックアップが有効になっていた場合は、データを復元できる可能性がございます。」という説明がありました。


実際に、タイムラインを調べてみましたが、特に問題なく、タイムラインは削除されていませんでした。


Googleマップのタイムラインは、しょっちゅう使うものではないですが、時々過去の旅行などでどこに行ったかを確認することがあり、使っています。


今回の問題は、私はバックアップを取る設定にしていたので、もし問題が発生したとしても、削除されたデータを復旧できたと思います。


それにしても、Googleらしくない問題発生ではないでしょうか?


Googleのこのサービスは、本当はパソコンでもやってもらいたいのですが、何故かスマホだけのサービスになってしまっています。パソコンでも使えるようにしてもらいたいと思っています。無料のサービスなので、難しいのかも知れませんが。




兵庫県の文書問題に関する第三者委員会の報告について

 先日、掲題の報告書が提出されました。


それを受けて、斎藤知事派、反齋藤知事派、それぞれからコメントや報道がなされています。


オールドマスコミと呼ばれるテレビや新聞は、ほとんどが報告書の中の知事のパワハラに関して、問題視して、知事の辞職を迫る論調のものも散見されました。


私は第三者委員会の報告を読んでみて、問題とされたパワハラがそのとおりであったとしても、パワハラを受けた本人が明確に言ってこない限り、そしてしっかりした証拠がない限り、パワハラと断定することはむずかしいと見ています。


ただ、齋藤知事の言動にもパワハラと受け取られかねないものがあったと思われるので、今後はそれに注意して行動してもらいたいと思います。


報告書を見て感じるのは、担当された6名の弁護士の苦労です。問題になった文書の7項目全てに、言い訳のようなことが書かれています。問題はないと言いながら、それに付け加えて、説明がつけられているのですが、それは問題はないとしても、こういう考えもあるというような表現です。それが結論をぼやかしているように見るのは私だけでしょうか。


弁護士としては、兵庫県で仕事をしている限り、この報告書の内容によっては、その仕事に影響を受けることがあるはずです。従って、その点について注意を払った報告になったのではないかと思います。苦労して作成された文書に関しても、今回のケースでは、どういう内容であれ、とやかく批判を受けるわけで、今回の仕事は割に合わない仕事だったと思います。


7項目全てで、問題ないとすると影響が大きいので、パワハラに関しては少し強く問題だという指摘をして、斎藤派、反斎藤派の意見と間を取った報告書を作成されたのかなと思います。担当された弁護士の方々の苦労が見えるようです。


SNSがオールドマスコミの報道を超えるような影響を与える時代になってきて、マスコミの報道だけに注意を払っていては駄目な状況に変化してきているように感じます。マスコミが齋藤知事に問題ありと報道しても、そう簡単に民意を覆すことができなくなってきています。


マスコミも報道について、自分たちの報道で民意を動かせるというような態度を改めて、作戦を考えないといけない時代になって来たようです。本当に、SNS恐るべしですね。




早春の百草園 梅を愛でる撮影コース

 早春の百草園は、ロウバイ、梅、福寿草、ツバキなど、色とりどりの花々が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。特に2月中旬頃の梅と11月下旬の紅葉は、百草園の二大名物として知られています。


園内には、「松連庵」と「三檪庵」という趣のある建物があり、美しい庭園を眺めながら、静かで落ち着いた時間を過ごすことができます。


今回の撮影コースは、京王線の高幡不動駅からスタートし、百草園を散策、撮影後、百草園駅近くの安楽亭で食事をし、百草園駅へ戻るというものです。


百草園へは、やや急な坂道を上る必要があります。体力に自信のない方は、高幡不動駅または聖蹟桜ヶ丘駅からタクシーを利用するのがおすすめです。ただし、近くの駅の百草園駅からはタクシーが少ないため、注意が必要です。


百草園から安楽亭までは、下り坂が続きますが、手すりが設置されているので、比較的安心して歩くことができます。


百草園の入口は狭い門があり、それをくぐると受付があります。入園料は、大人500円、小人100円です。


園内は、入口から見晴台まで上り坂になっています。2月中旬頃には、道の両側に美しい梅の花が咲き、足元には水仙や福寿草が顔を出します。


園内最高地点の見晴台からは、天候が良ければ富士山を望むことができます。都内の景色も一望できる絶好の撮影スポットです。


梅まつりが行われており、園内で甘酒などを楽しむことができました。


百草園周辺にはいくつかのレストランがありますが、今回は安楽亭で食事をしました。ランチの中でおすすめは、豚スタミナ丼で、500円です。私は中落ちカルビランチ80g(1298円)を頂きました。


今回紹介したコースは以下のとおりです。このコースを全て歩くと1時間位プラス撮影時間と考えておけばいいと思います。





2025年3月19日水曜日

SNSが政治を変えた?

 日経新聞が最近連載している「デモクライシス」が興味深い。その副題が「SNSが政治を変えた件」というものです。


「デモクライシス」というのは、デモクラシーとクライシスをつなぎ合わせた造語です。民主主義の危機という意味でしょうか。


本日までに、3つ記事が掲載されています。


第1回目 『「いいね!多ければ信頼」 ファクトチェックなきSNS』


第2回目 『選挙染めるバズり経済 収入6000万円迷惑系YouTuber当選』


第3回目 『SNSの情報、刺さるのは中高年? 「推し活」選挙の功罪』


以上が、その記事の表題です。


表題でもわかるように、「SNSが政治に与えている影響が」悪いというような表現で書かれています。はっきりと悪いと言わないところが、オールドメディアの報道ですが、この記事もそのような書き方をしています。記事の内容も、暗にSNSが悪いということを主張しています。


第1回目のファクトチェックですが、確かにSNSではファクトチェックがきちんと行われていないと思われても仕方がない状態です。だからこそ、SNSと対峙するときには、その話が本当かどうかを確認しながら見てみないといけません。SNSでは同じ意見のものばかりが表示されるのではなく、調べれば反対の意見も見ることが可能です。


一方、新聞やテレビのマスコミでも、その報道はすべて正しいと言えません。間違っていることもあります。さらに問題なのは、自分たちの意見を通すのに都合の良い部分だけを報道し、都合の悪い部分は報道しない傾向にあります。従って、オールドマスコミでも、SNS同様、偏った報道をしていないか、注意して対応しないといけません。


第2回目のバズリですが、これも確かにSNSではバズる行為が広がっています。そして、それで稼ぐ人たちもたくさんいます。これも、新聞やテレビではやっていないのでしょうか?バズりはないかも知れませんが、あるテーマについて、何度も何度もテーマを変えた形で報道するということを、やっていないでしょうか?毎日のワイドショーなどを見ていると、毎日同じテーマを追って、あれこれと話題にしていないでしょうか?


第3回目の『刺さるのは中高年」と中高年がSNSに影響を受けやすいという話です。「中高年、誤情報の影響を自覚せず」ということなので、これを見ると若者よりも、中高年の方がSNSからの影響を受けやすいようにも思えます。しかし、影響を受けるのは年齢に関係ないと思います。どんな報道でも、影響を受けるのは同じです。


この記事では、ネット戦略が選挙に大きな影響を与えたと言っています。そして、従来選挙に無関心だった若者が選挙に興味を持つようになった例などを紹介しています。この点をもっと強調してほしいです。


ただ、その論調はネットが政治に影響を与えるのは悪い事のように表現しているのが気になるところです。政治に影響を与えるのは、従来の新聞やテレビだと主張しているように見えます。我々の正しい意見を聞けというように。


私がこの「デモクライシス」の連載が面白いと思ったのは、この記事の内容に関する反論がすぐに思いつくという点と、新聞やテレビが最近のSNS対策でこのような対策しか打てないと感じる点です。


SNSはこれからもどんどん発展していくと考えられます。その対策を、従来のような対策のままで過ごしていくとすると、新聞やテレビの未来はあまり明るくないと思います。


新聞の中では、一番熱心にネットの活用を行っていると思われる日経でも、こういう記事で対抗しているのでは、これからも新聞やテレビは大変だと思います。




2025年3月17日月曜日

橋下徹氏の言うことに矛盾がある?

 少し前のことになるのですが、Youtubeの「みやわきチャンネル」を見ていたら、橋下徹氏のダブスタの話が出ていました。

https://www.youtube.com/watch?v=-X26QuFH5HM


その中で示された橋下氏のXの投稿です。


橋下徹氏は、兵庫県議会の斎藤元彦氏に関する百条委員会で、「秘密会にしたのは良い」と言っておきながら、あとでは、「秘密会がおかしかった」と言っています。

2019年のXの発言で、「選挙の結果を最大限尊重するのが民主主義だ」と言っています。しかし、最近の兵庫県知事選についての発言を見ると、相変わらず、斎藤元彦知事が当選したのに納得がいかないような発言を繰り返しています。


私は橋下徹氏はもう少しまともな発言をしていると思っていたので、これにはびっくりしました。本当にみやわきチャンネルで言っているように、ダブルスタンダードです。


最近の維新の動きを見ていると、自民党にものすごく気を使っているように思えてくるのですが、この橋下徹氏の言動もそれが原因ではないかと思ってしまいます。何かあるんではないでしょうか?その理由の一つが、大阪万博ではないかと思います。この万博は政府の支援なしには成り立たない事業で、そのためには政府に色々と気を使わないといけないのかも知れません。


いや、もっと他に理由があるのかも知れません。


しかし、こういうあやふやな態度を取っていると、維新の支持者が離れていってしまうのではないでしょうか?



2025年3月16日日曜日

ドライブレコーダーで高齢者の癖学び運転助言

 昨日の日本経済新聞の記事に、「AIドラレコ、高齢者の癖学び運転助言 JVCケンウッド」というのがありました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC227LI0S5A120C2000000/?n_cid=NMAIL006_20250316_Y


記事の内容は以下のようなものです。

「JVCケンウッドは、生成AIを活用した高齢者向け運転支援技術を開発しました。この技術は、ドライブレコーダーが収集したデータに基づき、AIが運転手の癖や特徴を学習し、個別の運転方法をアドバイスするものです。」


これは高齢者向けとうたっていますが、すべての運転者向けと言っていいと思います。


近年、運転データを使った運転支援技術については、他の企業でも様々な技術開発が進んでいるようです。この支援技術にAIを使って支援するというのはいいアイデアだと思います。


運転手の特性を学習し、それに基づいた適正なアドバイスを提供する。例えば、後方確認が苦手な運転者には、注意喚起するなどが考えられます。


居眠り運転や脇見運転などの兆候があれば、休憩を促すなどのサポートも可能です。


自動車によっては、先進的な運転支援システムが導入されており、それを利用して自動ブレーキなどと組み合わせることで、事故防止効果を高めることも可能です。


また、AIによる音声の会話により、アドバイスを加えることも可能になってくると思われます。




大阪万博の不人気、それでも行きますか?

 大阪万博が4月13日から開催される。未だに不人気で、入場券の販売も予定の数量に達していないようです。


余談ながら、最近の維新の動向を見ていると、この万博の支援をしてもらっている政府に対する遠慮があって、おかしなことをやったり、行ったりしているように思えてならない。


それはともかくとして、先日3月13日の毎日新聞の夕刊記事に、「あの日の紙面 大阪万博 笑顔、こんにちは 1970 「拍子抜け」→成功 今回も?」というのがありました。


前の万博の記事なのですが、あの時にも、万博は開始直前には不人気で、チケットの販売も思わしくなかったということです。


それで、その当時の新聞ではどういう具合に報道されていたか調べてみました。


少し古い記事になりますが、産経新聞が「<独自>70年大阪万博の専門紙発見 建設遅れ、予算逼迫…25年万博と重なる課題」という題で記事を書いています。

https://www.sankei.com/article/20230812-XJZ2MVHMG5IFPF7QY2XBRJVNH4/


入場料が高いとか、幻のシンボルタワー、パビリオンの出展契約が全く進んでいないなど、現在の万博と同じようなことが起こっています。


入場料なども80%割引などがあったようです。当時の新聞を探せば、もっといろいろのことがわかり、今回の万博で言われているような問題が、当時も報道されていたことがわかると思います。(当時の新聞記事は手に入ることは入るのですが、有料です。)


こういうことを考えると、万博が不人気なのは前回と同じで、そのうちに人気が出てきて、予想以上に人が入るのではないかと思えてきます。


皆さんは万博に行かれますか?




2025年3月12日水曜日

毎日新聞が「斎藤元彦批判」???

 今日の毎日新聞朝刊の社説「反省の色も見せぬ無責任」というのはひどい社説でした。

https://mainichi.jp/articles/20250312/ddm/005/070/100000c


兵庫県の百条委員会の報告を見ての社説だと思うのですが、百条委員会の報告では、齋藤元彦知事の責任について、有ったと言い切っていません。可能性があったという言い方をしています。疑惑認定していません。出来ていないのです。


可能性がなかったこともあるわけで、そういう状況の中で、齋藤元彦知事の責任を追及するというのはおかしなことです。はっきりもしていないことをもって、責任だと言われて、追及されたのではたまったものではありません。


こういう意見を社説という記事で出すという毎日新聞は問題です。オールドマスコミの悪辣さ丸出しです。


そもそも、百条委員会はその議論の途中にあった時に、議会が知事の不信任を出してしまいました。そして、知事選が行われたのですが、オールドマスコミの予測に反して、知事が当選してしまいました。もはやこの時点で、百条委員会は解散しても良かったんです。百条委員会の結論を待たずに、兵庫県民は、齋藤知事を支持してしまったんですから。だから、今回の百条委員会の結論など全くの無意味なものです。


本件に関しては、Youtubeでみやわきチャンネルの宮脇睦氏が同じような意見を言っています。以下のところです。

https://www.youtube.com/watch?v=tPVAczDEIy0&t=24s


この毎日新聞に限らず、オールドメディアは悪あがきのように、いまだに齋藤元彦知事を糾弾していますが、早くやめた方が良いと思います。どんどん、新聞の購読者が減って来るし、テレビを見る人が減ってきます。敗戦処理は早くやらないと大変なことになると思います。




2025年3月8日土曜日

日本維新の会は兵庫でチャンスを逃した

 先日、このブログで日本維新の会についての意見を述べました。今回はさらにその話を進め、維新が勢力を伸ばすチャンスを逃した点について考察します。


兵庫県で問題が発生したのは、昨年の3月頃だったと記憶しています。当時、オールドメディアによる「知事が問題だ」という報道が広まり、結果として知事が辞任に追い込まれる事態となりました。


この際、維新はなぜ報道の真偽をきちんと調査しなかったのでしょうか?少々不思議に思います。斎藤知事が最初の知事選で当選した際、彼を支持したのは自民党の一部議員と維新でした。


もし、斎藤知事を支援した議員たちが報道の正確性を調査していたなら、斎藤知事が辞任に追い込まれることはなかったのではないでしょうか。特に、「おねだり」や「パワハラ」といった問題は、簡単に調査できたはずです。選挙で斎藤氏を担ぎながら、その後の支援を怠った議員側に責任があると言えるでしょう。


自民党は一部議員の支援に留まっていたため、党全体で調査に乗り出すのは難しかったかもしれません。しかし、維新は党を挙げて斎藤知事を応援していたのですから、調査に乗り出すことは十分可能だったはずです。選挙で支援した以上、こうした形でのフォローアップが求められたのではないでしょうか。


また、調査結果の有無にかかわらず、知事の不信任決議が出された際には反対票を投じるべきでした。それができなかったことは、維新の信頼を損ねる結果となりました。このような状況では、維新の支援を受けて首長選に出馬しようとする人が減ってしまう可能性があります。選挙で勝利した後、マスコミの報道を受けて手のひらを返すように当選者を糾弾する姿勢は、支援された側から見ても不信感を抱かせるでしょう。たとえ知事に問題があったとしても、それを指摘しつつ内側から支援するべきだったのではないでしょうか。


先日の兵庫県知事選で、斎藤元彦知事は110万票を獲得し、再選を果たしました。この選挙で維新が応援していれば、この票を次の県議会選挙や参議院選挙で維新の支持基盤として活用できたはずです。


さらに、斎藤知事が再選された後でも、百条委員会などを通じて斎藤知事支持を明確に打ち出していれば、この時点でも兵庫県で得た票を維新に引き寄せることができたでしょう。


兵庫県でのこの問題は全国的に報道されており、知事選の結果は他の都道府県の選挙にも大きな影響を与えたと思われます。他地域でも維新の得票数を増やす助けになった可能性があります。


しかし、こうしたチャンスが今回の事件で全て失われ、逆に維新の評判を落とす結果となってしまいました。非常に残念なことです。




2025年3月9日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 3月9日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。


ここで下の図を見てもらいたい。左側下段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「1」と「6」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「1」もしくは「6」が入り、他の数は入らない。



これを利用すると、左側下段の9つの箱の一つに「4」が入ることがわかる。


それ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。


2025年3月7日金曜日

今更ながら、兵庫県百条委員会のアンケートについて

 兵庫県の百条委員会が報告書を公表した。以前から予想されていたとおり、告発を受けた県の対応について違法の可能性を指摘し、斎藤氏の言動について「パワハラ行為と言っても過言ではない不適切なものだった」と認定しました。


これに関して、多くのオールドメディアは、反斎藤知事派の意見がそのまま報道されており、齋藤派の意見は報道されていません。


これは別にして、改めて百条委員会が行ったアンケートに関して、その内容を詳しく解説してくれている動画があったので紹介します。


以下のところにあります。

https://www.youtube.com/watch?v=s_HcQq11-bE


3ヶ月も前に出されている動画で、多くの方がご覧になっています。この動画では、紙で回答されたものだけが紹介されているので、ネットでの回答も知りたい方は、以下のところから見ることができます。

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/questionnaire.html


動画の作成者がやられたように、個別に読んでいくと、殆どが聞いた話でなどであって、直接見た、経験したという話があまりにも少ないように感じました。


読む人によって判断は違う可能性もあるのですが、こんなアンケート結果をもとに、百条委員会が報告書を出したのは、おかしいなと思います。




2025年3月3日月曜日

膨らみ続ける核燃料サイクル費用:22兆円超えの現実と課題

 3月3日の毎日新聞一面に、「核燃サイクル、22兆円超 06年以降 事業費膨張続く」という記事が掲載されました。この記事では、以前から問題視されていた原発の使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」のコストが、さらに増加している現状が報告されています。


核燃料サイクルの費用は、大きく分けて再処理工場の建設費、再処理に関わる費用、放射性廃棄物の処分費用、中間貯蔵費用などに分類されます。記事によると、これらの費用はそれぞれ増加しており、2024年の試算では総額22兆円を超えるとのことです。


特に問題となっているのが、青森県六ヶ所村に建設中の再処理工場です。当初の計画から完成が大幅に遅れており、現在の目標は2026年度とされています。しかし、この目標も過去に27回も延期されており、完成の見通しは依然として不透明です。


費用増加の主な要因としては、福島第一原発事故後の新規制基準への適合に伴う追加工事が挙げられます。しかし、それ以前に実施された試験運転において、工場が高濃度の放射性物質に汚染されたことも大きな要因と考えられます。


核燃料サイクルは、技術的に非常に難易度が高く、実際に商業レベルで成功している国はフランスとロシアのみです。日本もフランスに再処理を委託する可能性を模索しましたが、具体的な契約条件、輸送方法、安全性などの課題が多く、実現には至っていません。


国際的には、使用済み核燃料の取り扱いに対する監視が強化されており、国内でも核燃料サイクル政策に対する国民の理解と合意形成が課題となっています。


原子力発電は、低コストの発電方法として評価されることもありますが、使用済み核燃料の処理費用を考慮すると、必ずしも割安とは言えません。核燃料サイクルの現状を注視し、エネルギー政策全体の中で原子力の位置づけを改めて検討する必要があるのではないでしょうか。



2025年3月1日土曜日

最近の日本維新の会の動きについて

 最近、日本維新の会の動きでいくつかニュースになっているものがあります。


その一つが、高校無償化の予算を、自公と合意に達して、予算を変更させたことです。


また、兵庫県議会での百条委員会での維新の議員が、内部情報を立花孝志氏に漏らしてしまったというものもあります。


この維新の動きは、昨年の衆議院議員選挙で、議員数を伸ばせず、馬場代表がその後辞任してしまったときから、おかしいと思いました。


私は日本維新の会はもっと勢いよく勢力を伸ばしていくのではないかと思っていたのですが、最近の調査などでも支持率は低下しているようです。


維新の根本的な問題として、その発祥が大阪をもっと良くしたいという地方政治の改革から始めた点にあると思います。それはそれで良かったと思うのですが、その組織から国政に歩を進めた段階で、おかしくなったのではないでしょうか。


国政に参加するのはいい面もありますが、国政と地方政治では状況が大きく異なります。地方政治で勢力を伸ばしたからといって、即座に国政でも勢力を伸ばせると限らないからです。もともと、国政をどうしたいという政治家の集まりではなく、地方政治をどうしたいという政治家の集まりなので、国政を担当したいというメンバーがほとんどいない。その顕著なあらわれが、大阪の吉村知事は国政に打って出ようとしていないことです。


国政を担当できる議員がいないから、他党から移ってきた前原議員に代表を頼むようなことになっている。この決定を聞いたときに、吉村知事は変なことをやるなと思いました。こんなことは、普通の国政政党なら起こらないことです。


維新は、むしろ、地方政治に注力して、他の都道府県の議会や、首長を維新のメンバーで占めるという作戦を取るべきだったと思います。全国の知事の過半数を維新のメンバーが占めるようなったら、それこそ面白いことになるのではないでしょうか?


ついでに、兵庫県議会の百条委員会の秘密漏洩の件ですが、これをやった議員は流石だなと思います。ルールを破ったという意見を言う人がいることもありますが、それは反斎藤知事派の議員も破っているわけで、彼らにはなんのお咎めもなく、維新の議員だけが問題視されるのはいかがなものかと思います。


橋下徹元大阪府知事は、秘密漏洩をするくらいなら、百条委員会を秘密会にしたときに、なぜ反対しなかったというような意見をいっていますが、これはおかしいと思います。百条委員会を秘密会にするのを反対したら、委員には入れません。反対しても、当時の状況では数の上で、維新の意見は負けてしまいます。つまり、いずれにしても秘密会になってしまうわけです。


当時は、オールドマスコミの影響で、斎藤知事は悪いということになっていたので、それを反対しても、どうしようもなかったと思います。橋下氏も他の人達と同じで、斎藤知事が悪いとつい先ごろまで言っていましたから。全く状況を理解していなかったと思います。さらに言うと、彼はあの時の状況をきちんと覚えていないのですかね。まあ、最近は認識が変わってきているようですが。


維新を立ち上げた人が、当時こういう認識だったのでは、それに従っている人たちも大半が、斎藤知事を支持するのはまずいと思ったのではないでしょうか?




イラン・イスラエル情勢の錯綜と情報戦

 イランとイスラエルの間で緊張が高まり、状況は刻一刻と変化しています。 YouTubeなどの動画プラットフォームでは、凄まじい状況を伝える映像が多数公開されています。中には目を覆いたくなるような内容も含まれるためか、日本の主要メディアでの報道は限定的です。 しかし、これらの動画の...