特に三ノ宮駅と大阪駅の間でよく利用した。
以前から気がついていたのだが、この路線は普通電車と快速電車の線路とは異なっている。というか、普通電車用の上下2本のレールと、快速電車用の上下のレールが別にあるのだ。三ノ宮から大阪まですべての部分で4本のレールが走っているか確認はしていないが、確認した部分ではそうなっている。大阪までではなく、ひょっとすると京都までその状態が続いているのではないだろうか。
この様子はGoogleマップの航空雨写真で見るとよく分かる。これを例えば、三鷹駅近辺の中央線と比較してみると更にわかるはずだ。
JR西日本では新快速と快速が走っているので、これがどういう具合に線路を分け合っているのかよくわかっていない。もしかすると、普通電車用の線路も使用して、新快速は快速を追い抜いているのかもしれない。
普通電車と快速電車と走る線路が別々にあるということは、時刻表を作る者にとっては実に楽な作業になるはずである。ただ、快速と普通がともに停まる駅ではその止まっている時間を合わせる必要があるようだが、それほど無理に合わせる必要はない。普通電車も10分おきくらいに走っているのだから。
こんな状態なので、電車は走りやすいはずなのだが、不思議な事に気がついた。電車の遅れが目立つのだ。東京の中央線が混雑時には電車が遅れているのをよく見かけるが、これは線路が上下2本だけなので、混雑時には一つの電車が遅れると、そのままそれに続く電車は遅れていくことになる。
しかし、上下4本線路があれば、電車が中央線のように詰まってしまうということにならないので、遅れは発生しないように思う。
しかし、この年始、年末の時期にJR西日本の電車に乗った時に、6割か7割の割合で、電車が遅れているというアナウンスを聞いたような気がする。最初はなんとも思わなかったのだが、2,3度聞き始めてから、なにかおかしいと思うようになった。
遅れの理由は色々あるようで、同じ理由ばかりということはなかった。さらに、人身事故というのもなかったようだ。
そうなると、なにかおかしいと思いだした。こんなに遅延が発生するのは、機器の故障が多いとか、なにか根本的におかしいことがありそうな気がしたのだ。これについてJR西日本の人たちは気づいていると思うのだが、どうなのだろう。気づいていれば、改善しようとしているはずなのだが。よくわからない。
0 件のコメント:
コメントを投稿