ところが、今年度からこの住民基本台帳カードは使えないというお知らせがあった。連絡はメールで届いたのだと思う。住民基本台帳カードの代わりに個人番号カードを使えというのだ。
そこで、昨年11月20日頃にパソコンを使用して、個人番号カードの交付申請を行った。マイナンバーカードの総合サイトから、パソコンによる申請方法というところの説明を読み、その説明に従って申請用WEBサイトにアクセスして、申請を行った。
この申請手続きは簡単で、用意するのに手間がかかるのは、顔写真を用意することだ。「個人番号カード交付申請書」に記されている申請書ID(半角数字23桁)、メールアドレス、そして顔写真を用意する。サイズは4.5cmx3.5cmで、無帽、無背景のものだ。デジカメで撮って、そのサイズ比にトリミングする必要がある。
登録を開始すると、申請書IDとメールアドレスを入力した後に、確認のメールが送られてくる。その確認のメールに書かれているURLから、手続きを再開して、申請を完了する。
申請終了後、マイナンバーカードが発行されるのに約1ヶ月がかかるというので、昨年末までには送られてくるだろうと、思っていた。
ところが、正月明けになってもマイナンバーカードが送られてこない。
そこで、申請の手続きが完了したのかどうか、不安になってきた。WEB上で手続きが完了したということであっても、個人番号カード交付申請書受付センターから確認のメールは来ない。
やむなく、もう一度申請手続きをWEBで行った。1月11日のことである。その申請も問題なく受け取られた。ということは、前の申請は受け付けられていなかったんだと理解した。
その翌日、1月12日になって、個人番号カード交付用の書類(交付通知書)が送られているのに気がついた。
こういう事態を想定していなかったので、びっくりした。2度交付を申請して、2回とも申請は受け取られたということなので、2回めの申請はどうなっているんだろうか。2枚マイナンバーカードを発行してくれるのかななどとも考えていた。そしたら、14日になって、「既に同一の交付申請書で申請されているので、今回の申請は受付られない」というメールが届いた。
実際のマイナンバーカードは、市役所や区役所などに行って、受け取らないといけない。マイナンバーカードそのものが送られてくるわけではない。
受け取るのに必要なものは、「交付通知書」、「通知カード(マイナンバーの)」、本人確認用の書類(運転免許証など)、そして住民基本台帳カードである。そして、幾つかのパスワードを事前に考えておいて、受け取る時にマイナンバーカードに登録する必要がある。このパスワードは、数字と大文字の英字だけという制限がある。英字の小文字が使えないのは何か理由があるのだろうかと不思議に思った。
マイナンバーカードが発行されると、住民基本台帳カードは没収されるが、記念に持ち帰りたい人は、その旨申し込むと持ち帰れるようだ。
私自身は、住民基本台帳カードを持っているので、それを持参しないといけないのに、持っていかず、一度家に住民基本台帳カードを取りに帰らないといけないという失敗をしてしまったが。
0 件のコメント:
コメントを投稿