緊急事態宣言が延長され、従来出されていたところだけでなく、新しい都市にも緊急事態宣言や蔓延防止法が適用された。これから9月12日まで我慢の時期が延びてしまった。
しかし、巷でもだんだん分かってきたことだが、いくら緊急事態宣言を出してもいっこうにコロナウイルスの感染が収まる気配はない。日本よりも厳しいロックダウンをひいている国でも、感染が広まっている。緊急事態宣言ではコロナは対策できない。
結局、コロナウイルスは自分でかかるようにしない、罹っても重症化しないようにするしか方法がないのだ。
私が実際にコロナ対策としていることは、普段の生活ではあまりない。心がけているのは、お茶やコーヒーなどをよく飲むことくらいか。外から帰ってきての手洗いなどはコロナ対策と取り立てて言うほどのことではない。コロナウイルスはインフルエンザに比較すると、それほど心配する病気ではないと考えているからでもある。
私の唯一の対策は、罹ったかなと思った時、つまり、のどがいがらっぽくなった時だけ、大正製薬のルゴールピゴンをのどに吹きかける。(用法では塗りつけると書かれている)この方法で過去何年もの間インフルエンザや普通の風邪を撃退してきた。今でも、コロナウイルスであるかどうかは全く考えず、のどがおかしくなったら、シューとのどに吹き付けるだけ。それをいがらっぽさが解消するまで継続して行う。ただし、この薬はヨード系の薬で過剰に取るのはよくないと言われているので注意が必要だが。
マスクは全く効果がないというわけではないが、それでも効果は少ないとみている。自分の口から出るエアゾルをいったん外に出るのを少しは止める役目があるので、感染している人がマスクをするのは、感染者を増やさないということでは有効だ。ただ、コロナウイルスなどのウイルスは小さいので、マスクの穴を簡単に通過してしまう。タバコの煙がマスクをしていても匂うということから考えて、コロナウイルスも匂いがあったら、その匂いがマスクをしていてもわかるはずだ。タバコの煙の粒子よりも小さいコロナウイルスが鼻の中に入ってこないわけはない。量が多少は減ったとしても。
私はワクチンはまだしていない。たぶんやらないと思う。60歳以上なので今では簡単に予約はできるし、接種もすぐにやってくれる。周りからはワクチンをやった方が良いよと私の身を気遣って意見してくれる方もいるのだが。
私がワクチンの接種をしないのは、今回のワクチン、特にmRNAワクチンの認可期間が短いということだ。普通、ワクチンの認可には10年くらいかかるものが多く、100年かけて調べた結果ワクチンと認定されたものもあるようである。mRNAワクチンもインフルエンザのワクチンとしていろいろ試みを行われていたのだが、認可されていない。ところが、コロナウイルスのワクチンはその認可期間が短く、コロナウイルスが発生してから1年くらいで、さっさと認可されてしまった。コロナウイルスの流行が海外では大きく広がり、死亡者が増えてきてしまったので、応急措置として認可されたと思われる。mRNAワクチンのインフルエンザでの認可が取れないのにイライラしていた製薬会社からすると、mRNAワクチン認可を得られる好機だったのだ。
ワクチンの認可期間が長いのは、それだけワクチン接種には危険が伴うと考えられてきたからだと思われる。あまりにも心配しすぎだという話もあると思うが、数年後にワクチン接種をやらなくて良かったという事が出て来るかも知れない。
確かにワクチンは、今までの感染者や死亡者の数を見てみると効き目はあるようなので、60歳以上の人はワクチンをするのは良いと思う。このくらいの年になると、数年後に出て来るワクチンの影響が出てこないうちに死んでしまうという事のほうが多いかも知れないので。
お勧めするのは、ワクチンを接種する前にはよくその注意書きを読んでから摂取することだ。いろいろ気になることが書かれている。「ワクチンを接種しても完全に感染しないというわけではない」とか、「ごくまれに健康被害が発生する」など。コロナウイルスが怖いと思っていると、そんな注意書きなどは無視かも知れないが。
個人としての対策は以上だが、公共の場での対策でやっておいたら良いと思うものがある。
その一つが、入り口に履き物消毒用のマットを置くことだ。人がその上を歩いたら、履き物の底に消毒液がつき、自動的に消毒されるというものである。畜産試験場とか鳥インフルエンザ対策で養鶏場などで、車が通るところに、水たまりができていて、車のタイヤを自動的に消毒するものがあるが、それと同じ理屈だ。この場合は、牛とか豚、鶏などがインフルエンザなどに感染するのを防ぐためである。
私はコロナウイルスは微小で、空気中を飛び回っていると考えているので、飛び回っているコロナウイルスを除去する装置を置いておくと効果があると思っている。効果の程度はわからないが、オゾン発生装置とか空気洗浄装置などは、コロナウイルスの除去という意味では効果があるだろう。これらの装置はコロナウイルスが空気中に浮遊しているのを防ぐし、オゾン発生装置はそのオゾンでコロナウイルスを壊してしまう。コロナウイルスは微小なごみと考えられるので、空気中だけでなく地面などにも降り積もっている可能性がある。だから、床などを掃除したり、ゴミがたまりやすいところを拭くといったことも効果があるはずだ。
この対策は、公共の場だけでなく、家庭でも行える。コロナウイルスが心配だという人はこういう対策も行ってみるのが良いだろう。特に、家庭に高齢で疾患を持っておられる方がいるなら、是非とも対策を急いだ方が良い。
私は、半導体などを製造する場合に使用するクリーンルームのゴミ対策を参考にして、上のような案を提案している。空気中に大きなものは当然で、クリーンルームでは、微小なごみがほとんどゼロという状態にしている。クリーンルームでどういうゴミ対策をやっているかということ、コロナウイルス対策に使えばいいのだ。クリーンルームはいろいろの対策をするが、最終的には空気を上から下に流し(ダウンフロー)、ゴミを床下にある通気口から外に出してしまう。このような対策は一般家庭だけでなく、普通の公共の場でもできない。構造上もそうだが、やるとしてもお金がかかりすぎる。だから、ある程度のコロナウイルスはどうしても入って来るし、除去はできない。
そういう考えを基に、それではコロナウイルスに罹らないためにはどうしたら良いかを考える必要があると思う。
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