本日のNHKのニュースを聞くと、コロナウイルスの陽性者数、重症者数などがいまだに増加傾向にあるという報道をしている。しかし、本当だろうか。
上のグラフは8月22日時点の全国の状況を示したグラフである。このグラフはいつものように東洋経済オンラインのサイトから入手したものだ。
このグラフを見ると、コロナウイルスの流行が退潮に向かっていることをはっきり示しているように思える。
例えば、検査陽性者州ではこの3,4日で減少傾向が見えている。入院治療等を要するものについても、やはり、この4,5日で減少傾向にある。重症者数についても、この2日間は明らかに減っているし、7日間平均のグラフも重症者数の増加数が2週間ほど前から減ってきている。死亡者数は残念ながら少し増加傾向にあるが、陽性者数や重症者数の増加に比較するとほとんど増えていないとも言える。
上のグラフは東京都の8月22日現在のコロナウイルスの状況を示したものだ。このグラフでも全国のコロナウイルスと同じように、コロナウイルスの退潮を示しているように思える。
陽性者数がここ4,5日で減少傾向を示し始めている。また重症者数はここ4,5日は増加から減少に転じている。死亡者数はまだ増加傾向にあるが、その数は陽性者数などの増加に比較するとその割合は少ない。
以上のように、陽性者数と重症者数は減少傾向に入りだしたと考えていいだろう。死亡者数はまだ減少傾向を示していないが、陽性になってから死亡するまでに2週間から1か月はかかるので、もう少し日数が経過すれば、減少傾向に転じるのではないだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿