厚労省の「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値)」が8月5日に新しく出たので、コロナウイルスの死亡者数の年代別の推移にその新しいデータを追加した。
上の表は、コロナウイルスの死亡者数を6月2日から8月4日までリストアップしたもので、上の表が年代別の死亡者数の累積数、下の表が死亡者数の増加数で示したものだ。
この増加数の表をもとに年代別に死亡者数がどのように変化したかを示すグラフにしてみた。以下のようなものである。
残念ながら死亡者数の増加は7月28日のものよりも多くなった。特に80歳代以上の死亡者数の増加が、7月28日のものに比べて、9名も増加している。ただし、7月21日時点のものと比較してみると減少しており、全体を眺めてみて、死亡者数は減少傾向にあるとみていいだろう。特に、死亡者数に関しては、死亡を届け出た日にちで数えられているので、ブレはあると考えられる。
一方、相変わらず、40年代以下は死亡者はゼロレベルだ。
最近の報道は感染者数の増加ばかりを強調するものが多い。しかも、それはオリンピックのせいだというものもある。どこにその証拠があるのか、よくわからない。むしろ、オリンピックを見るので、家の中でテレビを見る時間が増えたのではないかという話もある。
ワクチンの効果が新し変異株にはあまりないのではないかという話も出てきているので、今後の推移をもう少し見守りたい。
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