2022年2月7日月曜日

「今どきファックスって」にみえるデジタル化の遅れと対策

 2月6日の産経新聞の記事だと思うのだが、「今どきファクスって…コロナ集計にアナログの限界、大阪市1・2万人漏れ」という記事が出ていた。


記事によれば、コロナウイルスの感染者数について、「計上漏れの主要因は医療機関から送られてくるファクスでの発生届。職員がこれを受けて、政府の情報共有システム「HER-SYS(ハーシス)」に入力しているが、あまりの枚数に処理が追いつかなくなった。」としている。


表題では「大阪市1・2万人漏れ」としているが、これは大阪市だけではないと思う。大阪市の感染者数が多いので、登録漏れが発生しているのかもしれないが、ファックスの使用はどこの都道府県、市、町でもあるあるという話なのではないかと思う。


ファックスの使用に関しては、医療機関だけではなく、政府や自治体などのいろいろのところでも、いまだにファックスが使用されているのではないだろうか?


デジタル化への道は相当厳しそうだ。この記事のコメントには、印鑑が必要なので、紙を使うファックスが有効利用されているという話も出ていたが、本当の理由はそうではないはず。


デジタル化するといろいろ便利なことがあるのだが、それを達成するためには障害がたくさんある。その一つがデジタル化に慣れていない老人が多いという事ではないか。


例えばガラケーからスマホに移行できない老人は多いと聞く。小学生やその下の幼稚園児でさえスマホを使っているのに、使えないという。使えないのではなく、使おうとしないからだと思うのだが。


デジタル化に関しては、参加できる人は参加してください、出来ない人は仕方がないですねということでは、進まない。


例えば、マイナンバーだが、いつまで経っても全員がマイナンバーを持つという事にならない。強制的にマイナンバーカードを持たせるべきだ。全員が持つことで、大きなメリットが出て来るのだが、それに抵抗している人たちや組織などがいるからだろう。しかし、政府がやると決めたら、やれないはずはない。運転免許証のようなものだ。持たないと運転できないが、マイナンバーカードを持たないとできないという事を作り、持たないといけないようにすればいいのだ。


デジタル化というのは全員がそれに対応しないとメリットが出ないことをもっと認識して、進めていくべきだ。例外が多すぎると、デジタル化は進まない。





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