一昨年12月頃にきっぷを使った大回り乗車を行ったことがある。このブログでも紹介した。
最近、ICOCAなどICカードを使用して、この大回り乗車を紹介するYoutubeを見た。それでそれを参考に私も一度SUICAで大回り乗車をやってみようと考えた。
きっぷと違って、ICカードではカードが使える地域が対象になるので、きっぷよりも広いところを周ることが可能だ。この場合、条件としてはその乗車経路が片道乗車になっていることがあげられる。つまりひと筆書きできるように周ることで、これはきっぷの場合と同じである。
今回考えた経路は上の赤線で示したもので、「摂津本山」から「姫路」を経由して、「福知山」、「京都」と周り、「芦屋」まで帰ってくるルートである。
大回りを計画したのは、昨日19日で、経路だけは確認して、なんの準備もせずに家を飛び出した。
摂津本山駅の入り口である。後で、気づいたのだが、出かける時間が悪くて、実際1時間後にでかけても同じ時間の電車に姫路からは乗ることになってしまうという時間だった。
摂津本山から普通電車で、三宮駅まで。そして、新快速に乗り換えて、姫路まで向かう。
姫路駅までは順調に進んだのだが、ここから播但線で和田山まで行くのに、良い時間の電車がなく、1時間後でも和田山に到着するのは同じということが判明した。
姫路駅で1時間余過ごすのはたいへんだなと、まずは駅の改札口近くへ。そこに有名なお菓子「御座候」を売っていたので、赤あんと白あん、それぞれ一つずつを購入した。締めて、190円。
20分ほど待つと和田山までは行かないが、途中の福崎に行く電車があるということがわかったので、それでとりあえず福崎まで行くことにした。
姫路駅は播但線に行くのに、山陽本線との間になぜか改札がある。ここでICカードを使用しないといけない。
この改札を渡ってしまったあとで、姫路の有名な駅そばを食べるのを忘れていたことに気づいた。一旦戻っても良かったのだが、今回は諦めることにした。
福崎に到着。
線路の向こうに見えるのが、姫路から福崎に来た赤い色の列車で、ここで折り返して姫路に向かうようだ。
福崎でトイレを使ったので、線路の上を通る通路を通った。上の写真はそこから撮ったものである。福崎で20分ほど待っていると、寺前行きの電車が来た。
寺前から和田山まで行く電車は上の写真にあるものだ。
和田山到着。この駅から古い大きな建物が見える。
これは古い建物である。後で調べてみると旧和田山機関庫というものだった。壊さないで残してある。駅からは出られないので,近くによってみることはできない。
和田山駅で福知山行きの電車を待っていると、向こう側に城崎温泉行きの電車が到着した。
上の時刻表は私の乗った福知山行きの普通列車が表示されている。その下に注目してもらいたいのだが、新大阪行きの特急こうのとり18号が、10分ほどあとに和田山駅を出ることになっている。この列車を福知山で見送ることになるとは、このとき気づかなかった。
福知山行きの列車が入ってきた。これで福知山駅に向かう。
福知山に無事到着。ここで園部行きの列車を待っていると、和田山駅の時刻表に出ていたこうのとり18号が駅に入って来た。
福知山駅でこうのとり18号に抜かれる。これに乗って帰ると楽に帰れるのだが。これに乗っても一応大回りはできる。特急料金はかかるが。これを利用すると福知山線経由で尼崎に出て、芦屋に帰るというルートになる。
福知山から園部に到着。この区間は結構長い区間で、1時間以上乗っていた。だんだん、座り疲れが出てくる。
園部から京都に到着。約40分の乗車である。この途中に月読橋球技場があるので、途中から満員になってしまった。私は始発から乗っているので、座れているが、立ったままで京都まで行くのは大変だ。
このあとは、京都から新快速で芦屋まで。芦屋駅からSUICAで簡単に出られなかった。警告が出てしまったのだ。やむをえず、駅員に「大回り」をしたことを説明して、改札を通ることができた。どうも、姫路で播但線に行く時に改札を使ったため、警告が出たようだ。
これでこの日の大回りは終了である。京都駅の駅ナカで買い物などをしたので、家に帰り着いたのは夕方7時を過ぎていた。
摂津本山駅から芦屋駅まで、130円である。往復料金を支払うので、260円。これで長時間電車に乗って、色々のところを回ってこれるというのは、良いものだ。また、機会があれば計画してみたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿