2022年3月8日火曜日

紀淡海峡に浮かぶ無人島、友ヶ島にハイキング

 和歌山旅行の第1日目(3月4日)の目的地は、友ヶ島だ。


友ヶ島という島はなくて、いくつかの島の総称として友ヶ島と呼ばれている。現在は人が住んでいない無人島だ。


加太港から遊覧船が出ており、1日に数回往復している。夏の繁忙期の方が往復する回数は多い。


朝の11時発の船で友ヶ島に渡った。島まで20分ほどで、島の玄関口の野奈浦桟橋に到着する。



目当ては、島内に点在する砲台で、第1砲台から第5砲台まである。その他に灯台や展望台などがある。砲台の中でも一番規模の大きい第3砲台は中に入ると暗いので、懐中電灯を持っていくようにという注意書きがある。持っていない場合には、船に乗る前のチケット売り場で懐中電灯を購入するのがおすすめ。スマホのライトでも良いかもしれないが、やはり懐中電灯があったほうが、明るくて足元の確認には良い。


島内に食事を提供するところはない。食べ物と飲み物は持参する必要がある。ずっと前には食事を提供するところもあったようだが、現在はなくなっている。


船が島に到着したら、右手の方に案内所があり、無料で地図を入手できる。ネットなどでも地図が示されているが、ここで入手できる地図が一番良いと思う。


島内には案内板が道の別れているところには必ずあって、行き先が示されている。ただ、崖崩れなどで通れなくなっているところがいくつかある。今回の訪問では、野奈浦桟橋から海岸沿いに灯台まで行く道が通行止めになっていた。


そのため我々は第5砲台にまず行き、第1砲台跡、第2砲台跡と友ヶ島灯台は行くのを諦めて、小展望台から、タカノス山展望台、第3展望台という経路をとった。



タカノス山展望台は山の上だが、広場になっており、ベンチも置かれていて、昼食などをするのには適している。眺めも良く、紀淡海峡やその先の四国、六甲、和泉方面の山々が見渡せる。


第3砲台跡は大砲を据え付けておく砲座が4つ並んでおり、それぞれの砲座がトンネルで繋がっている。このトンネルを通るのに、懐中電灯が必要だ。照明がところどころに行われているが、足元の確認が必要なとことがあるので。







時間があれば、第3砲台跡から北東に進み、島の北東端まで行くことができる。我々は野奈浦桟橋まで戻って行った。ほぼ3時間位のコースである。


15時30分発の船で加太港に向かった。野奈浦桟橋では1時間ほど余裕があったので、第1砲台跡や灯台などを回っても良かったのだが。






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