少し遅くなったが、3月20日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。この問題は5つの唐辛子マークが付いている問題の中でもレベルの高い問題だと思う。
問題は上のようなものである。
とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。ここまで進めるのも苦労される方がおられるかも知れない。
これ以上は少し工夫が必要だ。
ここで二つの異なったアイデアがある。その一つが以下の図のようなものである。
上の図で縦横の青の線上には「6」があるので、青のマル印のどちらかに「6」が入ることがわかる。
その上で赤い箱に注目する。この箱の縦横と、その周りの数字を見てみると、「2」以外はそろっていることがわかるので、この箱には「2」が入ることがわかる。
もう一つのアイデアは、下の図で示すようなものである。
まず赤いマル印の2つの箱には、「1」か「5」が入ることがわかる。横の数字を見てみると、「1」か「5」しか残っていないので。次に、青線で示した縦横の数字を見てみる。その線上に「6」と「8」があるので、青いマル印で示した2つの箱には、「6」か「8」が入ることがわかる。という事で、上の段中央の9つのマスで、1から9のうちの数字で残っているのは、「7」である。つまり、緑の四角で示した箱には「7」が入る。
以上2つのアイデアで、「2」もしくは「7」が判明する。いずれの方法でも、それ以降は通常の手段で解いていけるはずである。
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