毎日新聞の本日20日付けの朝刊に「風知草」というコラムがある。そこに、『「参政党」現象』という表題で、参政党の紹介みたいな記事が出ている。
その記事では、このコラムを書いている山田特別編集委員は、参政党を今まであまり知らなかったようだ。
その記事に書いてあるとおり、マスコミにはほとんどでないので、新聞やテレビしか見ていない老人には全く知られていない党だとある。
私は老人の部類に入るのだが、新聞やテレビよりもネット派なので、参政党に関してはかなり前から知っていた。ただし、この党の事務局長をやっている神谷宗幣氏に関しては、数ヶ月ほど前まで知らなかった。
知っていたのは、松田政策研究所の松田学氏と元中部大学教授の武田邦彦氏の二人である。この二人のYoutubeの動画、特にコロナウイルス関連の動画は結構見ていたので、コロナが流行しはじめの頃から知っているというわけだ。
それにしても、毎日新聞の政治部長をやった方まで、参政党を知らなかったというのにはびっくりした。確かに、テレビや新聞に出てこなかったので、ネットをあまり見ていないとすると、情報は入ってこなかったのだろう。毎日新聞の特別編集委員でさえ、参政党のことを知らなかったということは、テレビや新聞だけを見ている大半の老人は、今でも知らないのではないかと想像する。
この記事によると、参政党の党員数の伸びはすごい勢いだ。Youtubeの動画を見ていると、その勢いが本物であるように思える。その動画を作っているのは、参政党なので、少し疑ってかかっても良いのだが。
特に老人層ではなく、それ以外の年齢層で人気が高まってきている感じがする。現在の自民党には不満だが、野党にもあまり期待する党がないという人は、かなりいるのではないだろうか?最近のニュースでは岸田政権の人気は下がってきているようだ。この流れが続くと、選挙への影響は大きい。
参議院選挙の期間は結構長い。まだ、選挙の日程は「6月22日公示―7月10日投開票」となっている。この期間の前から、Youtubeなどで既に選挙戦が始まっている。これから、約3週間あるので、その間に状況が変化していくというのが、従来からの参議院選挙の通例である。
どこまで、参政党が躍進するのか?これからも、参政党には目が離せない。
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