小学生がランドセルが重たいので、その対策に発明した品がある。
「さんぽセル」という名前だ発売された。
以下のところに詳しい話が出ている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000072311.html
製品そのものは、ランドセルに取り付けると、ランドセルがキャリア付きのケースになるというのもだ。
それに対して、批判的なコメントが100以上も出てきたという。
「子供って予想外のことをするから思わぬ危険が生じるのでは?」
危険は当然大人があるかどうか判断しています。
「これを開発した人は子供のことがわかっていないのでは?」
子供が開発しました。あなたのほうがわかっていないのでは?
「体のバランスが悪くなるのでは?」
キャリアカーでも同じ原理を使っています。
「ランドセルなら両手が塞がることはない」「両手が塞がると危険」
両手がふさがったら、安全と言いきれますか?担いでいる方が危ないかも。
「坂道でうっかり手を話したら危険」
2つのタイヤでそんなに長く走るのかな?
「ランドセルを背負っていると後ろに倒れたときに守ってくれる。」
あんまり聞いたことがないな。後ろに倒れたという話を。
などなど、ばかみたいなコメントがいっぱい。
それにしても、子どもたちが重たいランドセルに苦労しているということに関して、あまり理解を示していない大人がいるというのが問題だろう。
私自身は、ランドセルの問題は、教科書を持ち運ばないで、タブレット端末にすれば済む話だと思っている。教室と、家と別々の端末を使えば、持ち歩くこともない。しかし、デジタル化が遅れている日本では、こういう解決策はもう少し先の話でしょうね。これも大きな問題なんですが。
この話で、一番問題なのは、子どもたちが一生懸命自分たちの問題を解決しようとしているのに、問題点だけを指摘する大人がいるということです。単に現状維持派なのでしょうが。改善を提案する人があまりいないのも問題。
この問題に限らず、日本では新しいアイデアに対して、すぐに反論する人達が多いということです。だから、岸田首相は首相になって何ヶ月も立つのに、「検討します」の一点張りで、まったく何もしていないんですが、それで支持率を上げています。何にもしないと批判ができないので、それでいいという人が多いのかもしれません。これでは、新しいことなど全くできません。まあ、そういう人は岸田首相になめられていると思います。
新しいことをやる人には、批判よりも応援するようなことをやっていかないと、今後の日本は衰退するばかりです。
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