日本では、EUとか米国に同調する意見が多い。新聞の論調とか、テレビのワイドショーなどでもその手の意見が多い。ロシアに肩入れすると、右系の人にも左系の人にもぼろくそに言われる。
私は、少しこれらの人たちとは違う意見を持っている。
そもそもウクライナのゼレンンズキー大統領がバカだったのだが、今となってはそれをとやかく言っても元には戻らない。これについては、大前研一氏が週刊誌に書いていることが正しいように思うが、それに関しては機会があれば別のブログで。
ロシアのウクライナ侵攻は、今の戦況では一進一退のようだ。ただ、米国やEUの支援で、もう少しウクライナが失地を挽回するかもしれない。
それにしても、米国もEUもウクライナに対する支援は全く十分ではない。それでもそれに対して問題視する意見は、ほとんどつぶされている。
そもそも、EUと米国はもっと十分な戦車や弾薬、戦闘機、ドローン、長距離ミサイル、などを供給しないのか?たくさん供給すると、ロシアが何をしだすかわからないというが、それならそれで、それを叩けばいいわけだ。
ロシアへの砲撃もウクライナはできていない。長距離ミサイルを、欧米諸国から供給してもらっていない。欲しいと言っているのだが。戦闘機も十分に供給してもらっていない。
これをやっていると、ウクライナとロシアの兵隊がどんどん死んで、EUと米国から供給される兵器がどんどん消費されていく。どんどん兵器を買ってもらえるわけだ。EUと米国は戦闘が長引けば長引くほど、メリットがある。
結局、欧米諸国はウクライナとロシアの戦闘を傍から何の損失もなく、眺めているだけで、ウクライナとロシアが疲弊するのを待っているのではないかと思えてくる。
兵器というのは、数年経つともはや使い物にならないようになる。だから、この戦争でウクライナに使ってもらうのは大変良いことだと思っている節がある。そして、新しい武器も少しだがウクライナに渡して、その兵器の効果を確かめられる。
自国民の犠牲は全くなしで、ウクライナとロシアの兵士の犠牲でそれがやれるのだ。そのうち、ロシアもウクライナも戦闘する意欲が欠けてくるのをじっと待っているわけだ。
欧米諸国は日本では正義の味方として報道するところが多いが、上にあげたように、ロシアとウクライナをめちゃめちゃにしてもまったく気にしない連中だ。報道の仕方が間違っているのではないか?我々、日本人もこの点を注視して、自分たちがこういうことに巻き込まれないようにするにはどうしたら良いか、よく考えないといけない。それには、まず、欧米諸国の口車に乗らないというのがあげられるが、さて、どうかな?
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