2017年3月3日金曜日

Windows 10備え付けの拡大鏡を使用する

Windows 10には「拡大鏡」という虫眼鏡のツールがある。以前のWindowsでも用意されていたものだ。


Windows 10では上の画面のようにWindows簡易操作の項目の中にある。

クリックして立ち上げると以下のような小さな画面で拡大鏡の画面が表示される。


この拡大鏡を眼の良い私は使うことはなかったのだが、最近これは便利だと思うようになった。それは「dマガジン」で週刊誌などを読むようになってからである。

dマガジンでは、パソコンの画面に週刊誌の見開き2ページが表示されるのだが、小さな文字が小さい上に少し不鮮明で、読みにくくなっている。私のパソコンの画面が週刊誌の見開き2頁を表示するには少しサイズが小さいというのも原因の一つである。こういう場合、通常ブラウザの画面の表示を拡大するのに、Ctrlキーと「+」キーを同時に押せば画面の表示が拡大できた。これがdマガジンではなぜか出来ないのだ。

ところが、この拡大鏡はそのdマガジンで使用でき、小さな文字や少し大きくして、読みたい記事や見たい細かな写真などを見るのに役立っている。

拡大鏡の画面で、マウスで「+」をクリックすれば指定されたステップで拡大される。「-」をクリックすれば指定されたステップで縮小される。そのステップはオプションで指定でき、最初は100%になっているので、100%ずつ拡大のパーセントが増えたり、減ったりするのだ。
マウスの代わりにWindowsキーと「+」キーを押すと、拡大され、Windowsキーと「-」キーを押すと縮小される。


拡大鏡の画面で、「表示」をクリックすると上の画面のように、表示の設定が可能だ。「全画面表示」、「レンズ」、「固定」という3つの表示を選択できる。マウスでそれぞれをクリックしても良いし、上の画面に表示されているように3つのキーを同時に押すことでも選択できる。

3つの表示の選択は、拡大するそれぞれの画面で使い分けをしてみるのが良いようだ。


拡大鏡の画面で、「表示」の右隣にあるアイコンをクリックすると、上のようなオプションの画面が表示される。この画面で、拡大/縮小の割合の設定を変更できる。
更に、画面下の「画面フォントの外観を詳細に設定」をクリックすると、出て来る一連の画面でフォントの外観を詳細に設定できる。また、「サインイン時に拡大鏡を開始するかどうかを指定」をクリックすると、出てきた画面でサインイン時に拡大鏡を開始するように設定が可能だ。

拡大鏡の画面は、使用しない別のところを見ている時には、半透明の虫眼鏡のマークになって表示されている。従って、いったん拡大鏡のアプリを立ち上げたら、そのままにしておいても特に画面が見づらくなることはない。即座に拡大鏡が使えるので、虫眼鏡そのままにしておくのが便利だ。必要な時に虫眼鏡をクリックすれば、拡大鏡の画面が表示される。

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