本日の産経WESTの記事に、『橋下前大阪市長が、「日本の自衛力、軍事力はお粗末だ」と指摘。トランプ大統領が「在日米軍撤退もあり得る」と言ってくれれば、軍事力がどういうことか認識できる」と持論を展開』というのが出ている。http://www.sankei.com/west/news/170328/wst1703280016-n1.html
これはちょっと、論理が飛びすぎているなと感じた。というのは、在日米軍が撤退しても、特にすぐに問題になることはないと考えるからだ。
むしろ、日本にとってはメリットがある。
まず、沖縄から米軍がいなくなるということは、沖縄の米軍基地の問題がなくなるということだ。さらに、日本が米軍支払っている6000億円近い費用分担がなくなる。そして、北朝鮮からの核の脅威が減少する。この3つのメリットを、有名な軍事評論家の田岡俊次氏が言っている。(ダイヤモンド・オンライン)
北朝鮮からの脅威というのは、日本にある米軍基地をめがけて、核を載せたミサイルが発射される可能性があるというものだ。米軍基地がなくなれば、ミサイルを打ってくる意味がなくなる。
更に言うなら、米軍が日本から撤退したからと言って、すぐに中国や北朝鮮が日本に侵攻してくることなどちょっと考えられない。中国なら、むしろ日本よりも台湾に侵攻してくるだろう。まあ、尖閣諸島くらいは侵攻してくる可能性はあるが。そうなると現在の竹島の状態のようなことは発生する可能性はある。しかし、それだけでは両国関係の緊張が高まるが、それで本格的な戦争になるとは考えにくい。
もともと、日本の軍事力は世界のレベルで言うと結構高い。そういう日本に侵攻してくるというのは、可能性が低いのではないか。防御も可能だ。そして、更に言うなら、もし、攻めて来たら、日本から撤退している米軍も駆けつけてくるだろう。日本を守るのではなく、単に、自国を守るという理由からだが。
米軍が日本から撤退したとしても、実際の軍隊が侵攻してくるよりも、最大の脅威はミサイルに寄る核爆弾の攻撃だろう。核爆弾でなくても、大都市に近い原子力発電所の攻撃だ。これは今のところ、迎撃ミサイルはあるにしても、完全に防御できるとはいえない状態だ。この対策をもっと真剣に考えないといけない。
2017年3月28日火曜日
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