2018年12月14日金曜日

東名のあおり運転の裁判で考えること

神奈川県大井町の東名高速で、昨年6月あおり運転で停車させられたワゴン車が、その後トラックに追突されて4人が死傷した事故で、本日判決が下った。懲役18年の刑だった。

この判決はあおり運転に対する警鐘のように思われる。つまり、あおり運転をして事故を起こすとこういう刑罰がくだされるということを、運転している人に知らしめるものと考えられる。

高速道路の追い越し車線を低速でちんたら走っている車を見かけると、あおり運転もしたくなる気持ちもわからないでもない。しかし、あおり運転は事故につながるのでやるべきではない。安全運転第一である。

あおり運転される側としての対策はどうだろうか。最近はこのあおり運転以降、ドライブレコーダーを購入する人が増えた。しかも、このドライブレコーダーの動画を証拠にあおり運転が摘発されるようになった。ということで、ドライブレコーダーを車に取り付けておくことは、対策としてはいいものだと思う。「ドライブレコーダー付き」などというステッカーをよく見えるように貼り付けておくのもいいかも。

この東名高速のあおり運転では、追突された車を走行車線に止めてしまっている。これは今でも不思議だと思う。いずれの車線も車を高速道路上で止めているのは危ないことであるが、どの車線が危ないかと考えると、追い越し車線が一番危ない。その次が走行車線で、比較的安全なのが路肩だろう。その路肩でも後ろから来た車に追突されるというケースは多くあるので、全く安全とは言えない。今回の事故としては、自分が運転している車の前に車を止められてしまったので、追い越し車線側ににはみ出して行ったようだ。しかし、車を止めてしまうのなら、路肩の方に車を寄せて行った方が事故が発生する確率は下がったような気がする。

それと、誰でも気づいていることだと思うが、そもそも人に注意する場合には、それに対して反撃を受けることがあることを念頭に、注意しないといけない。そうでないと、こういう結果になってしまう。注意の仕方にも気をつけないといけないということだろう。

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