2021年10月18日月曜日

コロナウイルスとはどういう病気か: 感染と感染経路

 コロナウイルスも第5波が終わりの状況になってきた。


コロナウイルスという病気はどういう病気だったのか?昨年春から手に入れた色々の情報をベースに素人なりに考えてみた。


実は、この考えは昨年の春からあまり変わっていない。私のブログで、コロナウイルス関連のものを昨年からずっと見てもらうとわかるのだが、最初からどういう病気なのかあまりわかっていたとは言えない。ただ、最初からコロナウイルスはインフルエンザとあまり変わらないものだと思っていた。だから、早い時期にインフルエンザとコロナウイルスを比較したわけだが。どちらもウイルスが起因する病気なので、当然似ている。


以前からコロナウイルスの感染について話をするときに、花粉症を例えに入れて説明してきた。花粉をウイルスと見立てた説明だ。花粉はコロナウイルスに比較すると、サイズは大きいので人間の目に見える場合がある。春先には私の車のボンネットに花粉が積もってそれが見える。見えるもので説明するほうがわかりやすい。


コロナウイルスと花粉が異なるのは、サイズだけでなく発生する場所が違う。花粉は杉の木の花粉なので、杉の木から出てくる。それに対して、コロナウイルスの場合には、発生源はコロナウイルスに感染した患者からである。


花粉は杉から飛び出してくるのが目に見えるのでよく分かる。それに対して、コロナウイルスは目に見えないので、どこから出てくるのかわからない。想像するしかないが、コロナウイルスに感染した人が呼吸したり、咳をしたりしたら空中に散布される。この場合、単純にコロナウイルスが飛び散るのではなく、つばなどの飛沫に含まれる形で飛び散ると思われる。そして、その水分が蒸発してしまうと、コロナだけが空中をさまようことになる。


ウイルスも花粉と同じで、車のボンネットのようなところに降り積もることもあるが、空中に浮かんだまま移動していることが、花粉よりも多いのではないか。花粉も空中を飛んでいるのだが、重さがコロナウイルスよりも重いので、地上などに落ちてしまう時間はウイルスよりも早いのではないか。


いずれにせよ、コロナウイルスは飛散して、空中に浮かんでいることもあるし、どこかしらに降り積もっていることもある。そして、降り積もっていても、風などが吹くと、再び吹き上げられて、空中に浮かぶこともある。


コロナウイルスの伝染は、この空中に浮かんでいるウイルスを口や鼻から吸い込むことで、鼻や喉の粘膜にくっついて、それがその場所で繁殖して、細胞の中に入っていくのではないか。この場合、無症状の人でも、鼻や喉の粘膜上でコロナウイルスが繁殖して、体内には入らないのだが、ツバなどに含まれて空中に飛び出していくという可能性は否定できない。


接触感染もありうるという人もいるが、接触感染で伝染ることはない。接触したら、ウイルスが手や衣服などに付着する。それがその後再び空中に飛び上がる。その飛び上がったウイルスを吸った人が感染するわけだ。


花粉症でも花粉は衣服などに付着して、それが再び空中に飛散したときにそれを吸って、花粉症になるという場合もあるわけだ。


花粉症になる人は、花粉に敏感な人がなるわけだが、症状が出てくるくらいの量を吸わないと発症しない。


コロナウイルスも同じで、コロナウイルスに敏感な人もそうでない人もいるわけで、敏感な人が多量のコロナウイルスを吸い込んで、それが鼻や喉に付着して発症するのだ。


ウイルスが体内に入ってくる場合、その侵入を防ぐために白血球などがウイルスと戦う。その時、その人の基本的な体力や、過去の病気などで経験したノウハウが保持されているかどうかで、防御できる能力に差が出てくる。もともと肺炎やがん、高血圧などの病気を持っている人はコロナウイルスにかかりやすいし、死亡する確率も高い。


空中に飛散しているコロナウイルスを測定すれば、面白いと思う。しかい、そういう話は今のところお目にかかったことはない。半導体を製造するときに使用されるクリーンルームというのがある。半導体の製造にはゴミがあると良いものができないので、塵の少ない部屋で製造するのだ。そのクリーンルームの中にどのくらいのごみがあるかを測定する装置はあるので、それと同じような形で空中にどのくらいのコロナウイルスがあるのか、測定できると思うのだが。




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