2023年8月15日火曜日

78回目の終戦記念日

 本日、8月15日は終戦記念日である。78年前の今日、戦争が終わったということになっている。


しかし、終戦記念日の設定に関しては、その経緯を調べてみると、本当は8月14日が正しい記念日ではないのかという話もある。


学校では、終戦記念日に関して、どういう経緯でそれが記念日として設定されたのかを教えない。そして、78年前の経緯を調べてみようとしたら、その詳細については、なかなかネット上ではわからない。たかが、78年というが、これだけ日時が経過してしまうと、それを覚えている人は殆どが亡くなってしまっていて、正確なことがわからない。まあ、覚えていたとしても、正確ではなく、全体像が把握できている人はいなかったのではないか。


それでも、概略でもいいから、学校では、こういう事があったということは、この日に教えるのは大事だろう。ネット上にも情報は流れているので、一度目を通してみるといいと思う。


この終戦記念日は日本ではこの日に設定されているが、諸外国では9月2日を終戦と考えているところがある。米国、英国、魯国などである。ミズーリ号上で終戦の調印式があったときだ。


これなども、歴史できちんと教えていないと思う。


いつも、日本国民はこの日には平和を祈願する。しかし、その祈願にもそれぞれの人で、戦争への考えが異なると、祈願の内容が異なってしまう。


そもそも、日本が米国に戦争を仕掛けたのはなぜなのか?真珠湾に奇襲攻撃をかけたことになっているが、どうして勝てると思えない戦争を開始したのか?

従来の歴史教育では教えていない。全て、日本が悪者になっているが、本当にそうなのか?それそれの人が、自分自身で資料を調べて、確認する必要があると思う。


その一つの資料として、「ルーズベルトの責任(日米戦争はなぜ始まったか)」という本を読むことをおすすめする。著者は米国人のチャールズ・A.ビーアドである。出版社は東京:藤原書店である。著者が日本人ではなく、米国人というところも重要である。


古い本なので、本屋さんで見つけることは難しいかも知れないが、図書館などで探せば、探せると思う。


この本を本来はすべて通して読むのが良いが、ほんの少し読めば、だいたいのことは察しが付くようになっている。太平洋戦争の真実が語られている本だ。太平洋戦争の認識がいっぺんに変わってしまうはずだ。




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