2023年8月23日水曜日

「新型コロナ騒動」とは何だったのか…?(1)ダイヤモンドクルーズ号

 新型コロナウイルス騒動に関して、『「新型コロナ騒動」とは何だったのか…? “茶番”は終わったが、我々日本国民は「3年4ヵ月の失政」を絶対に忘れてはいけない』という表題で、中川淳一郎氏が現代ビジネスに6月5日に記事を書いている。


https://gendai.media/articles/-/111247?imp=0


この記事はいいなと思ったのだが、まだ、この時期には見直すのは早かったように感じた。当時はまだまだコロナ脳になっている人が大半で、こういうことに耳を貸す余裕がなかったと思う。


つい最近、8月20日頃に中川淳一郎氏が、『未だに「マスク」と「ワクチン」を崇め奉る日本人は、一体いつまで“コロナ禍プレイ”をやり続けるのか』という記事ともう一つの記事を書いている。前編、後編という形である。


ここに来て、やっと「コロナ騒動はなんだのか?」を問いかける時期に来たのではないかと思う。中川淳一郎氏のこれらの記事を参考にしながら、私も考えてみたい。


中国の武漢で発生したコロナウイルスは、武漢で猛威をふるい、多くの方が感染し、亡くなった。


この頃は、海の向こうの話で、日本には全く影響がなかった。


これが突如として変わったのが、ダイヤモンドクルーズ号事件だ。ダイヤモンドクルーズ号の乗客の中に、コロナウイルスに感染した人がいて、その人(達)が、コロナウイルスを船内で撒き散らしてしまった。


このダイヤモンドクルーズ号の感染者対応に関しては、その対策がどうだったかという分析と今後の対応に関して、きちんと説明したものを見かけない。


まず、このときの対策で問題と思われるのが、乗客、乗員を船内に閉じ込めてしまったことだろう。クルーズ船は比較的大きな船なのだが、それでも狭いところに、乗客と乗員を閉じ込めてしまったのは大きな問題だった。


早く、乗客と乗員を上陸させて、然るべきところに隔離してしまえばよかったのだ。それも、ばらばらに隔離する方法を取ればよかった。そうしておけば、感染はそれほど広がらずにすんだはずだ。


船の中には、コロナウイルスは空間を飛び散っており、手すりや、壁などにも付着して、それがまた飛散するという状況だったはず。


これに対応した感染症の専門家は、適切な対応ができなかった。この対策がだめなことをセンセーショナルに広めた一人に、神戸大学教授の岩田専太郎先生がいる。このときの発言は、おおよそ間違っていなかったように思う。


岩田先生などの発言などを受けて、船内での対策は強化されたが、感染の広がりを止めるまでに至らなかった。


そこで登場したのが、自衛隊である。自衛隊は延べ2700人をこの対策につぎ込んだ。そして、徹底した感染防御対策と、消毒などを実施していく。そして、ウイルスや細菌を使った生物兵器への対応の訓練を重ねた「対特殊武器衛生隊」が投入される。


この経過に関しては、「クルーズ船 自衛隊は何をした?」という記事に詳しい。以下のところで読める。


https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/31928.html


http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/2020/pdf/R02030104.pdf


結局、自衛隊からは一人の感染者も出すことなく、問題を解決してしまった。自衛隊や恐るべしと言ったところだ。対策が完全でなかったかも知れないが、未知のウイルス対策をここまで徹底したのは、素晴らしいことだ。


この時に行われた自衛隊の感染症対策をもっと参考にすればよかったのだが、実際にはそれは政府からも流れてこないし、マスコミなども大きく取り上げて流していない。医療機関などにも、それらの除法がまとまって流されたというのを聞いていない。


自衛隊の対策は徹底しているので、本来どれが効果があったのかわからない面もあったのではないかと思う。民間でやれる対策ではないものも含まれていたと思われるので。


また、自衛隊の対策は、細菌戦を想定したもので、その詳しい内容を広めるのには抵抗があったのではないか。ノウハウが敵に知られてしまうのは、最も危険なことなのだから。


感染症の専門家も、自分たちよりも自衛隊のほうが優秀だと思われたのでは、沽券に関わると考えたかも知れない。結局、その自衛隊のノウハウは有効に利用されることなく、終わってしまったおうだ。流していい情報はたくさんあったはずで、それを整理して、関連する医者にノウハウとして伝授して居れば、たくさんの死者を出さずにすんだのではないか?





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