2023年8月22日火曜日

世界では石炭依存が今後も続くようだ

 8月20日付の日経新聞に、「石炭依存断てぬ世界 火力廃炉上回る新設、猛暑も影」という記事が出ていた。


地球温暖化が進んでいる中で、「温暖化は炭酸ガスなどの温室効果ガスの増加による」という説によると、炭酸ガスを出す石炭の使用は減らすべきなのだが。


私自身は、この温室効果ガスの説に関しては、不信感を持っている。どうもおかしな説だと思うのだが、世の中の専門家と言われる人たちが唱えているので、皆さんそれを信用しているようだが。


日本では、この説に従って、懸命に炭酸ガスを減らす努力をしている。しかし、現実には良い結果は出せていない。


日経新聞のこの記事によると、どうも他の国でも、まじめに炭酸ガスを減らす努力をしていないようだ。日本よりもひどくて、どんどん石炭火力発電所を新設し、石炭の使用量を増やしているようだ。


最大の石炭消費国である中国では、過去5年を上回る石炭の消費を行っている。減る気配など全くない。一方、ウクライナ戦争の影響もあるという事だが、ヨーロッパでも「なりふり構わず石炭に回帰する動き」が出ている。


「総じて石炭火力は新設ペースが廃炉に勝り、脱炭素の目標はかすんでいる。」というのだ。新設の火力発電所を造るには、結構時間が掛かるはずで、ウクライナ戦争がどうも原因ではなさそうだ。本当に、なりふり構わず石炭への依存に傾注しているようだ。


再生エネルギーが増えているにもかかわらず、石炭の需要も増えているというわけだ。


もし、本当に地球温暖化の原因が炭酸ガスの増加と信じているなら、こんな状況にはもっと危機感を持つはずなのだが、どうもそうではないようだ。


私は、人間の人口が大きく減らない限り、その使用するエネルギーはどんどん増えており、電力需要は今後もどんどん増え続けるはずと考えている。これを減らすのは容易なことではない。




0 件のコメント:

コメントを投稿

持ち帰りOKの子授け地蔵、3年ぶりに祠へ

 丹波新聞によると、持ち帰り自由の子授け地蔵が3年ぶりに戻ってきたそうです。 (https://tanba.jp/) このお地蔵様は「子授地蔵」と呼ばれ、子授けの御利益があるとされています。 持ち帰って願いが叶えば、元の場所に戻すという風習があります。 2021年4月頃、このお地...