2023年8月3日木曜日

マスコミは「マイナ保険証問題」で騒ぎすぎている

 PRESIDENT Onlineに、『マスコミは「マイナ保険証問題」で騒ぎすぎている…私が「紙の保険証は廃止すべき」と考えるこれだけの理由』という表題の記事が出ている。8月3日付のものだ。


以下のところに出ている。

https://president.jp/articles/-/72260?page=1


あるいは以下のところで読める。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1ce5a5eb6a302de2a8d3f1c91709fcf805a451a8


この記事の言っているように、マスコミはマイナーカードの問題点を騒ぎ過ぎだと思う。それにメリットを全く紹介しない。


マイナ保険証だけでなく、マイナンバーカードには便利なこと、有益なことがありすぎるのに、それを全く理解できていないような書き方がマスコミでは行われている。これでは、マスコミの言う事など信用できないと思う人が出てきてもおかしくないのだが。しかし、一般的にはマスコミに対する信頼が高いので、そういう意見が消されてしまう。


保険証一つとっても、いろいろメリットがあるのは、この記事に書いてあるとおりだ。現行の保険証には写真がなくて、本人確認のためのものとしては使用できない。


ところが、現在でも本人確認の資料として使われているケースが有り、それが悪事に利用されていることがあるのだが、そういう事例をマスコミは紹介していない。悪事に利用されて、我々の税金がそういう悪人に取られてしまっている事があるのだ。


保険証がマイナンバーカードになったときのメリットをすこしあげておく。電子カルテがだんだん導入されているが、マイナンバーにより、どこの病院でも他の病院で書かれた電子カルテを見ることが可能になる。その時、マイナンバーカードがあれば、病人が番号を覚えておくことなく、利用が可能になる。


電子カルテがどこの病院でも見ることができるということになると、その人の病歴も簡単にわかるし、現在の病状なども即座に取り出せる。こうしておくと、急病になって、突然知らない病院に行ったとしても、病人がかかっている病気なども医者が即座にわかり、病気に対する対応を素早く、適切に行うことができる。これは、旅先などで大変な病気になったとしても、助かる可能性が高くなるということだ。


さらに、病院で指定された薬などに関しても、電子カルテや電子お薬手帳などで、即座にどんな薬を飲んでいるかを、病人に聞くことなく、簡単に医者や薬剤師に伝えることができる。全く新しい病院で、必要な薬をこの病人に使って良いかも、簡単にわかる。使っていけない薬が簡単に判定できる。病人に問題のある薬を出してしまって、大きな事故になったという事例は現在でもたくさん起きている。こういう事例を簡単に減らすことができるようになる。


さらに、病人がある特定の薬を大量に入手したいと考えて、いくつかの病院に行って、それぞれの病院から薬の処方箋を入手し、いくつかの薬局で薬を入手するといったこともなくなる。現行の保険証では、本人確認ができないので、仮名などで複数の保険証を所持することが可能になっているから、複数の保険証を利用して、大量の薬を上のようなやり方で入手できてしまう。こういう人たちは、薬局で安く入手した薬をネットなどで販売して、稼いでいるのだ。


マイナンバーカードには、たくさんのメリットがある。どんなメリットがあるか。マスコミに頼らず、自分で考えてみるといいと思う。例えば、免許証がマイナンバーカードに紐付けされたら、どういうメリットがあるか?





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