8月3日付の日本経済新聞に、米国の電力事情の紹介の記事があった。
「米国、電力安定へ原発維持 既存炉延命などに3.8兆円」という表題の記事である。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN203FM0Q3A620C2000000/
既存の原発の延命や、次世代原発の開発に支援を行うという。
米国の原発のほとんどは、運転開始から30年以上が経過する。この7月に新しい原発が商用運転を開始したが、この1基だけのようだ。
米国の発電量は、石炭が減少し、ガスと、太陽光や風力が増加しており、原子力は変化がほとんどないという状況だ。
このデータを見てみると、日本とあまり変わらない状況のような気がする。
日本では原発推進派が、どんどん原発を再稼働して、原発の発電量を増やせと言っているのだが、進んでいない。米国でもなかなか増やせていないのは興味深い。
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