2020年6月13日土曜日

マスクの裏表はあるのか?

コロナウイルスでマスクを付ける機会が増えていると思います。

こういう時期に、NHK「ガッテン」でマスクに裏表があるのかどうかというテーマで話が有りました。この放送よりも前から、Zoom会議で私の友人が質問してきて、話題になっていたので興味を持った。友人の回答は「つるつるしている側が表」と言っていた。それを確認するために、見逃していた「ガッテン」をNHKプラスで見てみた。

この「ガッテン」もコロナウイルスの影響で、スタジオに立川志の輔師匠も小野文惠アナウンサーも入れない状況が続いていたのですが、この6月10日(水)からの放送で、スタジオの録画がまた始まりました。その放送で出されたテーマが「マスクに裏表はあるのか」というものです。


今回は使い捨てマスク(不織布マスク)になっている。


マスクの構造は上の画像のように、真ん中に飛沫を防止するフィルター、その裏表にそれぞれ違った目的の不織布が貼り付けられている。フィルターの効果があるのは、真ん中のフィルターだけで、表と裏の不織布はフィルターの効果は殆どない。


表面の方の不織布は撥水性を持ったもので、上の画像のように水が染み込まない、水を通しにくいものになっている。

 
一方、裏面の方の不織布は水を吸い込みやすい性質を持ったものが使われている。

マスクはこの裏表をきちんと認識して使用しないと、メーカーが意図した機能を発揮できない。

口側(裏側)は肌触りのいい、なめらかな生地を使うことによって、メイクがつきにくいと言った効果が発揮できるようになっている。

反対に、外側(表側)は、撥水効果のある不織布を使うことで外側からの湿気が入ってくるのを防止している。

つまり、裏表2枚の不織布を使用して、撥水効果、肌触り、蒸れ防止、通気性などの向上を図っている。

それでは、マスクの裏表をどういう方法で判定するのか?これが意外と難しい。

紐の付け根を見て、裏表を判断するという人もいる。マスクの折り目の向きや形などで判断するというのも人もいる。

ただし、これらの判定方法は全て間違っている。こういう回答をする人は、チコちゃんに叱られる?かも。


例えば上の画面のように、同じメーカーでもゴム紐のついている側が裏のものもあれば、表のものもあるという。調査結果では、どちらかのマスクが極端に多いかというとそうではなく、半々くらいの割合だった。

結局、結論としては、必ず説明書をきちんと読んで、そこに取り付け方が説明されているので、それに従って取り付けるというのがいいそうだ。

実際にマスクの説明書を見ると、いろいろのことがたくさん書かれている。人は一般的に説明書を見ないで使用することが多い。たとえ、マスクと言えども、まずは説明書を読んで使用を始めないといけない。




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