私の義母が養護施設に入っている。
普段は週に何度か妻が会いに行っているのだが、コロナウイルス騒ぎで面談できなくなってしまった。
実は、コロナウイルスよりも前にインフルエンザが流行って、施設での面談ができなくなっていたのだが、それに追い打ちをかけるようにコロナウイルスが流行り、面談中止は5か月くらいは続いているのではないだろうか。
1か月ほど前になるのだが、施設のほうからSkypeで施設内の人とその家族と話ができるようにしたので、面談したい方は申し込んでくださいという連絡がきた。
すぐに申し込んでも良かったのだが、妻は別件でしばらく忙しくて、面談できる時間が取れなかった。
先に義弟が施設に申し込んで、義母と話をしたというのを聞いたのは、2週間ほど前だったと思う。彼が本日もSkypeによる面談を申し込んだという話を聞いたので、妻が「その面談に入れてもらえないか」と言い出した。別件で忙しくしていたのだが、それがほぼ終わりかけたので。
昨日、施設の方にSkypeで連絡を取り、その面談に同時参加させてもらえないかというメールをSkypeで送信した。Skypeで施設名が探せるかちょっと不安だったが、すぐに探すことができた。
むしろ、施設の担当者がSkypeに不慣れで、同時参加できるようにしてくれるかということの方が心配だった。
私のメールに返事が来て、「会議という形で招待する」ので、それで対応してくれという話だった。
本日、指定の時刻にSkypeを立ち上げて、施設の会議に簡単に参加することができた。
Zoomと比較して、特に画質がいいとか、使い勝手がいいとかいうものはあまり気づかなかった。
逆に言うと、Skypeでこれが以前から出来ているのなら、どうしてZoomが流行ってしまったのだろうかという疑問が出てくる。
会議形式のこの手のアプリは、マイクロソフトだけでなく、Googleなども無料提供している。しかも、Zoomなどが流行る前から使われていたのに。確かに、オンライン会議では今でもSkypeがシェア1位だそうだ。それでもZoomの勢いは止まりそうにない。
私はZoomの工夫は、初心者のとっつきの良さではないかと考えている。従来から提供されてきたSkypeなどは、Zoomの出現で従来からのスタイルを変えて、初心者でも簡単に会議に参加できる仕組みを変えたようだ。SkypeはWebページで「クリック 1 回で(会議の)固有のリンクを生成する」を謳い文句にしている。
ということは、従来からあるアプリでも、注意していないとその弱点を見つけられて、新しいアプリに後塵を拝することになる可能性もあるということだ。考えてみれば、そういうことは過去にもいくつもあった。何か新しい工夫を考え付けば、既存の強力なアプリにも対抗することが可能ということである。
0 件のコメント:
コメントを投稿